技術情報詳細
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技術情報詳細
| 登録番号 | 1460 | 登録年月 | 2026/03 |
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| 開発年 | 2025年 | 更新年月 | 2026/04 | |||
| 技術名称 | ハイパーCLT敷板 | |||||
| 登録会社名 | 株式会社カイタク | |||||
| 開発会社名 | 株式会社カイタク | |||||
| 技術の要約 | 本技術は、従来、工事現場の仮設道路や作業ヤード等で使用されてきた敷鉄板に代わり、CLT(直交集成板)を用いた木製軽量敷板を使用する技術である。 農業農村整備事業においては、農道、用排水路改修工事、ほ場整備、圃場出入口、出荷ヤード、ハウス周辺、資材置場、仮設通路等で活用でき、雨天後のぬかるみ対策、作業動線の確保、地盤養生、搬入路整備に有効である。 従来の敷鉄板と比較して軽量であるため、輸送効率、設置撤去時の施工性、作業員負担の軽減が期待できるほか、照り返し低減による熱中症対策、重機走行時の騒音低減、木材利用による環境配慮にも資する仮設資材である。 | |||||
| 技術分野 | ||||||
| 技術の概要 | ハイパーCLT敷板は、ラミナという木の板を3層に積層し、各層を直交方向に構成したCLTを用いた仮設用敷板である。従来技術である敷鉄板の代替材として、現場内の仮設道路、作業通路、資材ヤード、搬入路等に敷設することで、車両・重機・作業員の通行性を確保しつつ、地盤の荒れやぬかるみを抑制する。 特に農業農村整備分野では、農道、用排水路改修工事、ほ場整備、圃場出入口、出荷ヤード、ハウス周辺、資材置場、仮設通路等などに適している。 また、木質材料であることから、敷鉄板と比べて表面温度の上昇や照り返しが小さく、夏場の作業環境改善に寄与するほか、重機走行時の騒音を低減し、近隣配慮が求められる現場にも適用しやすい |
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| 開発の 趣旨・目的 |
従来、農業農村整備や一般土木における仮設道路・搬入路・作業スペースの確保には、敷鉄板が広く使用されてきた。しかし、敷鉄板は重量が大きく、輸送効率、施工時の取り回し、熱環境、騒音面で課題があった。 そこで本技術は、必要な仮設機能を確保しつつ、より軽量で、作業環境・周辺環境・環境負荷低減にも配慮できる敷板として開発したものである。 農業農村整備では、工事そのものの施工性だけでなく、圃場周辺や農道周辺の通行確保、営農環境への配慮、ぬかるみ防止、近隣配慮、暑熱対策が求められるため、本技術はこれらの課題解決に資することを目的としている。 |
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| 適用範囲 (適用条件) |
(1)適用条件 ・農業農村整備事業における仮設道路、仮設通路、搬入路、作業ヤード ・農道工事、用排水路改修工事、ほ場整備、土地改良工事等における地盤養生 ・圃場出入口、出荷ヤード、ハウス前面、資材置場、仮設駐車スペース等のぬかるみ対策 ・車両、重機、作業員の通行動線を一時的に確保したい箇所 ・敷設に必要なスペースを確保できる現場 (2)特に効果の高い適用範囲 ・雨天後にぬかるみやすい圃場出入口 ・用排水路改修工事における片側通路、重機進入路 ・農道や側道部の仮設通行路 ・出荷ヤード、資材仮置場、機械ヤードの床面養生 ・住宅や集落に近接し、騒音・照り返しへの配慮が必要な現場 ・輸送台数を抑えたい遠方現場、短期間で設置撤去を行う現場 (3)適用できない範囲 ・川の中など、流失のおそれがある箇所 ・側溝、空洞、段差等により敷板下に空間が生じる箇所 ・橋のように渡架材として用いる使い方 ・火花、溶接、火薬等を伴い、火気の影響を直接受ける箇所 |
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| 構造・材料諸元/ 製品仕様 |
名称 ハイパーCLT敷板 種類 製材3層積層板 標準規格 ・5×10版:1,500mm × 3,000mm × 90mm、参考重量 約230kg/枚 ・5×20版:1,500mm × 6,000mm × 90mm、参考重量 約460kg/枚 |
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| 特徴 (メリット) |
① 軽量性・輸送性 敷鉄板と比較して軽量であり、輸送効率の向上、搬入出時の負担軽減、設置撤去時の施工性向上が期待できる。比較資料では、5×10版相当で重量約1/4、輸送効率4倍という整理がされている。 ② 熱中症対策・作業環境改善 晴天・気温38℃の比較測定では、表面温度はCLT敷板51.1℃、敷鉄板74.8℃、表面から約1.6m上部では**CLT敷板55.5℃、敷鉄板66.9℃**であり、敷鉄板に比べて照り返しが抑えられている。夏場の作業環境改善や熱中症リスク低減に資する。 ③ 騒音低減 重機走行音の比較実験では、平均騒音値がCLT敷板66.3dB、敷鉄板91.4dBであり、近隣配慮が必要な現場で有効性が期待できる。住宅地近接工事、集落周辺、営農継続中の地区でも訴求しやすい。 ④ 環境配慮 輸送比較資料では、40枚(5×20版)を1km輸送する条件で、従来の敷鉄板に比べて輸送時CO2排出量を約75%削減すると整理されている。また、資料上はEPD認証取得済み(JR-CF-24001E)、5×10版1枚あたりのCO2固定量116.82kg-CO2換算とされており、木材利用資材として環境配慮の説明がしやすい。 ⑤ 農業農村整備との親和性 既登録のNNTD敷板系技術でも、ぬかるみ防止、作業動線確保、圃場・出荷ヤード・ハウス周辺での利用が前面に出されており、本技術も農業農村整備における仮設通路材として整理しやすい。加えて、実際に農林水産省中国四国農政局の吉井川農業用水利事業や児島湾土地改良区の土地改良事業で採用実績を有する。 |
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| 特徴 (デメリット) |
・軽量であるため、現場条件によっては車両通行時にズレが生じる場合がある。 ・板下に空間がある状態では、所定の性能を発揮できない。 ・河川内など流失リスクのある箇所には適さない。 ・木質材料であるため、使用環境や保管条件に応じて、色味の変化、黒ずみ、端部欠け等の外観変化が生じる場合がある。 ・火気を伴う作業の近傍では使用条件に注意が必要である。 |
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採用実績
| 採用実績合計 | 7 件 | 農業農村整備事業 | 4 件 |
| その他事業 | 3 件 |
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農業農村整備事業 参考実績
年度の新しいものから順に表示(最大20件)
発注者 施工年度 施工場所
(都道府県名)件名 報文の有無 農林⽔産省 中国四国農政局 2023 年度 岡山県 吉井川農業用⽔利事業 ⼤用⽔路改修(その1)工事 無 児島湾⼟地改良区 2023 年度 岡山県 補助⼟地改良事業 ⻄七区⽀線131号工事 無 岡山県 備前県⺠局 2024 年度 岡山県 島六区4期地区 六区堤防補強6-3工区工事 無 岡山県 備前県⺠局 2025 年度 岡山県 児島六区5期地区 六区堤防補強7-3工区工事 無
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その他事業 参考実績
年度の新しいものから順に表示(最大20件)
発注者 施工年度 施工場所
(都道府県名)件名 報文の有無 国⼟交通省 中国地方整備局 岡山国道事務所 2024 年度 岡山県 和4年度笠岡バイパス 横島地区第2改良工事 無 国⼟交通省 中国地方整備局 岡山国道事務所 2024 年度 岡山県 令和5年度国道30号藤田地区歩道整備工事 無 国⼟交通省 中国地方整備局 岡山国道事務所 2025 年度 岡山県 令和7年度岡山環状南道路側道部改良工事 無
連絡先情報
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連絡先を確認
会社名 株式会社カイタク E-mail(メイン) t.sakate@sakate.co.jp 所在地 〒 7000921
岡山県岡山市北区東古松3-12-14E-mail(サブ) t.sakate@sakate.co.jp TEL 0862019970 担当部署 営業部 FAX 担当者 坂手剛 URL https://kaitaku-okayama.co.jp/
その他の情報
| 積算の参考情報 (単価・歩掛等) |
・参考価格(リース) 5×10版:1日1枚120円 5×20版:1日1枚170円 輸送費はお客様負担となります。 |
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| サポート体制 | 株式会社カイタクが窓口となり、ハイパーCLT敷板の導入前相談、適用可否の確認、必要枚数・使用サイズの提案、運搬方法および設置撤去方法の案内、使用時の留意事項の説明を行う。導入後も、現場条件に応じた使用方法の助言、敷設時の注意事項、保管方法、維持管理上の相談に対応する。技術提供可能地域に制限はなく、リースを基本として、販売希望についても別途相談に応じる。 | |||||
| 特許 |
無 |
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無 |
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| 実用新案 | 無 | |||||
| 他機関の認証制度への登録 (最大3件) |
【NETIS】新技術情報提供システム「New Technology Information System」 | 登録番号 TH-250021-A | ||||
添付資料
| 発表文献 | |
| 実績報文 |
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| カタログ・ パンフレット |
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| 単価・歩掛等 | |
| 動画 | |
| その他 |
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