技術情報詳細
掲載されている技術情報は申請者により作成されたもので、（一社）農業農村整備情報総合センターは関知しておりません。
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技術情報詳細
| 登録番号 | 1344 | 登録年月 | 2022/02 |
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| 開発年 | 2001年 | 更新年月 | 2022/02 | |||
| 技術名称 | リサイクル・ドレイナー工法（略称：RD工法） | |||||
| 登録会社名 | 株式会社RDコンサルタント | |||||
| 開発会社名 | 株式会社RDコンサルタント | |||||
| 技術の要約 | 非開削式暗渠工法：削孔・管敷設・疎水材投入転圧までを一度に行う工法である。 | |||||
| 技術分野 | ||||||
| 技術の概要 | 非開削式暗渠工法：削孔用切り刃とポリエチレン製管（巻物）自動敷設装置、疎水材投入装置を取り付けたクローラー型専用機で、削孔・管敷設・疎水材投入までを一度に行う工法である。削孔幅は１０㎝で断面は長方形と弾丸を組み合わせたフラスコ型である。排水用暗渠においては、圃場の環境や規模等に応じて所定の深さに削孔し形成された溝の底部に吸水パイプが敷設され、吸水パイプの上部に所定の高さの疎水材が充填されることが必須条件とされているため、削孔により形成された溝の底部への土砂等の侵入を更に阻止して所定の断面を確保できるよう改良したことと、吸水パイプの敷設と疎水材の充填を更に効率よく行えるよう改良したことで、非開削式暗渠工法の特徴でもあるように出来高を容易に管理することができるようになった。疎水材は、もみ殻、木材チップ、ホタテ・牡蠣などの貝殻チップ、砕石などが選択可能である。削孔深はレーザー機器によって自動的に制御される。専用機の履帯はゴムである。 | |||||
| 開発の 趣旨・目的 |
平成１６年特許第４２５５００１号及び令和３年特許第６９５９６８９号として特許を取得。施工方法は特許工法となっており、工法の使用にあたっては特許料が発生する。 開発思想としては、①農家負担を軽減する施工コストの縮減。②浅く埋設して暗渠の効果を得る。③疎水材として多くの材質（資材）に対応できる構造。④施工従事者の削減（将来的な建設工事従事者の減少）。⑤土壌条件による施工制約を克服できる工法。以上の内容等を考慮して開発した機械であったが、平成２９年５月の設計基準『暗渠排水』の改訂内容を見ると、まさに、農業情勢・社会情勢を見越して開発した機械といえる。 | |||||
| 適用範囲 (適用条件) |
・暗渠排水工事（田畑、野球場・サッカー場などのグランド、ゴルフ場など） ・農地の除塩 ・汚染土壌対策 ・RDリバース工法による機能回復（疎水材の入れ替え） |
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| 構造・材料諸元／ 製品仕様 |
・型式：CD45D型リサイクル・ドレイナー ・重量：11,650kg ・全長：7,000mm ・全幅：2,490mm ・全高：2,700mm ・履帯幅：650mm ・接地圧：28．9kPa ・駆動方式：油圧無断変速（HST） ・走行速度：低速0〜7．5km/h 、高速0〜11km/h ・履帯形式：ゴムクローラ ・ホッパー容量：4．5m3 ・適用吸水管：内径50mm（外径60mm、ジョイント外径70mm）、内径60mm（外径70mm、ジョイント外径80mm）、内径75mm（外径87mm、ジョイント外径100mm）、内径100mm（外径118mm、ジョイント外径130mm） |
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| 特徴 (メリット) |
優位点： ①非開削式暗渠工法のため、埋め戻しの必要がなく農作業への影響がない。 ②非開削式暗渠工法のため、掘削残土が無く処理費用が発生しない。 ③吸水管と疎水材を同時に施工するため、施工時間が短い（工期短縮）。 ④疎水材を埋設と同時に転圧するので、農作業の車輪の落ち込み、経年後の陥没などの心配がない。 ⑤排水路を浅く設計することが可能。 ⑥シャンク側面の削孔深度の目印により、疎水材の充填量を目視により外部から容易に確認することが可能。 ⑦シャンク後方端部の切欠きにより、溝形成によって土が付着した状態でも容易に削孔深度を確認することが可能（削孔深４０㎝〜８０㎝）。 ⑧吸水管埋設可能径が巻物でφ５０mm〜最大φ１００mmまで可能。 |
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| 特徴 (デメリット) |
注意点： ①吸水管の埋設深に限度がある（最大深８０㎝）。 ②積雪１５㎝以上は施工不可能である。 ③硬い土壌の場合はリッパードーザーによる先行掘り起こしが必要である。 |
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採用実績
| 採用実績合計 | 357 件 | 農業農村整備事業 | 352 件 |
| その他事業 | 5 件 |
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農業農村整備事業 参考実績
年度の新しいものから順に表示（最大20件）
発注者 施工年度 施工場所
（都道府県名）件名 報文の有無 東北農政局仙台東土地改良建設事業所 2020 年度 宮崎県 仙台東災害復旧関連区画整理事業 七郷換地区暗渠排水（その５）工事 無 宮城県東部地方振興事務所 2020 年度 宮崎県 長面２地区暗渠排水外工事 無 宮城県仙台地方振興事務所 2020 年度 宮崎県 多賀城地区東部工区外暗渠排水工事 無 秋田県仙北地域振興局 2020 年度 秋田県 生保内南地区 ０７５０５ーK０２ 農地集積加速化基盤整備工事 無 秋田県仙北地域振興局 2020 年度 秋田県 生保内南地区 ０７５０５ーK０３ 農地集積加速化基盤整備工事 無 秋田県仙北地域振興局 2020 年度 秋田県 斉内地区 ０６５０６ーK０１ 農地集積加速化基盤整備工事 無 福島県会津農林事務所 2020 年度 福島県 経営体育成基盤整備０１０１工事 無 福島県相双農林事務所 2020 年度 福島県 復興基盤総合整備０２０２工事 無 東北農政局仙台東土地改良建設事業所 2019 年度 宮崎県 仙台東災害復旧関連区画整理事業 『第六期』『高砂換地区』『六郷換地区その２・その３』 『七郷換地区』暗渠排水工事 計５件 無 東北農政局仙台東土地改良建設事業所 2018 年度 宮崎県 仙台東災害復旧関連区画整理事業 『高砂換地区他』『第四期』暗渠排水工事 計２件 無
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その他事業 参考実績
年度の新しいものから順に表示（最大20件）
発注者 施工年度 施工場所
（都道府県名）件名 報文の有無 秋田県大仙市 2017 年度 秋田県 大仙市雄物川高水敷暗渠排水工事 疎水材：ホタテ貝殻チップ A=０．２５ha 無 福島県立会津工業高校 2013 年度 福島県 野球場実証施工 疎水材：木材チップ A=０．３ha 無 秋田県企画振興部スポーツ振興課 2011 年度 秋田県 田沢湖スポーツセンター球技場排水工事 疎水材：ホタテ貝殻チップ A=２．１ha 無 山形県東根市 2010 年度 山形県 東根市立大森小学校整備等事業（グランド場） 疎水材：牡蠣殻チップ A=０．８ha 無 千葉県大網白里町スポーツ振興課 2009 年度 千葉県 多目的広場芝生化整備工事（サッカー場） 疎水材：牡蠣殻チップ A=１．５ha 無
連絡先情報
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連絡先を確認
会社名 株式会社RDコンサルタント E-mail（メイン） rd-tpp@kuf.biglobe.ne.jp 所在地 〒 9820003
宮城県仙台市太白区郡山６−６−２−603号E-mail（サブ） TEL 0223935536 担当部署 営業部 FAX 0223938670 担当者 酒井大輔、昆野誠 URL http://www.rd-consultant.co.jp
その他の情報
| 積算の参考情報 (単価・歩掛等) |
上記連絡先までお問い合わせください。 | |||||
| サポート体制 | 上記連絡先までお問い合わせください。 | |||||
| 特許 |
登録有 |
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有 |
登録番号 第 4255001 号 登録番号 第 6959689 号 |
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| 実用新案 | 無 | |||||
| 他機関の認証制度への登録 (最大3件) |
商標登録 | 登録番号 登録第5822561号 | ||||
| 商標登録 | 登録番号 登録第6454981号 | |||||
添付資料
| 発表文献 |
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| 実績報文 |
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| カタログ・ パンフレット |
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| 単価・歩掛等 |
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| 動画 |
発進孔充填転圧状況.mp4 株式会社RDコンサルタント 吸水管敷設疎水材充填転圧状況.mp4 株式会社RDコンサルタント 吸水管疎水材同時埋設状況.mp4 株式会社RDコンサルタント |
| その他 |
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