技術情報詳細

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技術情報詳細
登録番号 0375 登録年月 2021/02
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積算の参考情報(単価・歩掛等).jpg

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開発年 1993年 更新年月 2021/02
技術名称 親杭パネル壁工法
登録会社名 日特建設株式会社
開発会社名 日特建設株式会社、日本コンクリート工業株式会社
技術の要約 急峻な地形での掘削量の少ない山留め式擁壁。
技術分野
  1. メイン分野
  2. 土木工事(共通)
  3. 法面工・擁壁工
  4. 擁壁工
  1. サブ分野1
  2. 土木工事(施設別)
  3. 農道(道路)
  4. 道路
技術の概要  本工法は、親杭とコンクリートパネルとを一体化した薄肉壁体で、景観を配慮した山留め壁擁壁や遮音壁等に使用します。コンクリートパネルは控え工の支圧板としての強度と構造を備え、背面土圧の大きさによってグラウンドアンカーやタイロットとの併用が可能です。とくに急峻地形を通る道路の拡幅や路肩決壊の復旧工事において、切土・掘削量を少なくできることから、新たな仮設土留めが必要なく、工期の短縮、工事期間の道路使用制限の緩和に有効です。また、自然環境の保護や残土発生の抑制に役立ちます。
開発の
趣旨・目的
 従来は急峻な地形での道路拡幅や路肩決壊復旧には、山側の斜面を長大に切土したり、谷側を大きく基礎掘削してコンクリート擁壁や補強土擁壁を構築していました。その場合、新たな仮設土留め工を設ける必要があったり、また工期が長く、トータルコストが高価となりがちでした。
 コンクリート二次製品である親杭パネルの構造は、従来の親杭横矢板工法でいう、木材による横矢板と鋼材による腹起こしの機能を持ち、パネル中空部に親杭を挿入し、さらに中詰めモルタルを打設することで、親杭パネルと親杭との一体化が計られます。
 また、親杭の施工はプレボーリングにより地盤を削孔し、グラウチングにより地盤に親杭を精度良く打設することができます。
適用範囲
(適用条件)
①用途
 急峻な地形を通る道路の谷側への拡幅や路肩決壊の早期復旧に適用できます。
 既設の老朽化した擁壁の前面に施工することで、老朽化擁壁を撤去せずに、老朽化擁壁の保護と用地の拡幅ができます。
②適用範囲
 最大壁高は、設置場所、地盤条件および荷重条件などによって異なりますが、自立式の場合は4.0m程度までです。また控え工併用の場合は10.0mを越える壁高も施工可能です。とくに、背面盛土に軽量土材(発泡廃ガラス、気泡混合土など)を使用することによって土圧軽減した場合、最大壁高を高くすることが可能です。実績では高さ12.0mがあります。
③特に効果の高い適用範囲
 掘削量が多く発生する急峻な地形を通る道路の谷側への拡幅工事や、地盤改良が必要な軟弱地盤での擁壁工事において、壁高3.0m以上の擁壁工を構築する場合に、経済性、工期の面で効果がでます。
構造・材料諸元/
製品仕様
親杭:H形鋼、鋼管
親杭パネル:コンクリートの設計基準強度は40N/m㎡。
        タイロット用パネルの許容アンカー力は300KN。
        アンカー用パネルの許容アンカー力は300KN、500KN、700KNの三種類。
中詰めモルタル:設計基準強度30N/㎜2以上のモルタル。
特徴
(メリット)
 急峻な地形を通る道路の拡幅や路肩決壊の復旧に、大規模な掘削や新たな土留め仮設を必要とせず、工期短縮とトータルコストの縮減が可能です。
特徴
(デメリット)
 
採用実績
採用実績合計 288 件 農業農村整備事業 3 件
その他事業 285 件
  • 農業農村整備事業 参考実績

    年度の新しいものから順に表示(最大20件)

    発注者 施工年度 施工場所
    (都道府県名)
    件名 報文の有無
    浜松市 2015 年度 静岡県 平成27年度県単独農業農村整備事業郷島線農道改良工事
    宮崎県児湯農林振興局 2010 年度 宮崎県 小川・石打谷線道路改良工事
    広島市安佐北区役所農林建設部 2009 年度 広島県 第三太田川橋関連一般県道下佐東線道路改良工事(19-1)
  • その他事業 参考実績

    年度の新しいものから順に表示(最大20件)

    発注者 施工年度 施工場所
    (都道府県名)
    件名 報文の有無
    国土交通省中国地方整備局浜田河川国道事務所 2019 年度 島根県 江の川八神地区防災第2工事
    神奈川県相模原市役所 2019 年度 神奈川県 国道413号災害復旧工事(道路本体)
    国土交通省中国地方整備局広島国道事務所 2019 年度 広島県 東広島・呉道路阿賀地区題6改良工事
    和歌山県海草振興局海南工事事務所 2019 年度 和歌山県 ①野上清水線道路災害復旧外合併工事②野上清水線てょう特定道路整備工事
    国土交通省中部地方整備局愛知国道事務所 2019 年度 愛知県 令和元年度名農バイパス大口北地区道路建設工事
    栃木県日光市 2019 年度 栃木県 平成30年度擁壁工事 栗山舘山線その1(20国庫災・22)
    栃木県日光市 2019 年度 栃木県 平成30年度擁壁工事 栗山舘山線その2(20国庫災・22)
    福岡県朝倉県土整備事務所 2019 年度 福岡県 国道500号道路拡幅工事
    石川県土木部県央土木事務所 2019 年度 石川県 一般県道芝原石引町線地方道改築(防災・安全)工事(改良工その2)
    国土交通省中部地方整備局飯田国道事務所 2019 年度 長野県 平成30年度三遠南信雨沢工事用道路建設工事
連絡先情報
  • 連絡先を確認
    会社名 日特建設株式会社 E-mail(メイン) morito.nakayama@nittoc.co.jp
    所在地 〒 1030004
    東京都中央区東日本橋3丁目10-6
    E-mail(サブ)
    TEL 0356455062
    担当部署 事業本部技術営業部 FAX 0356455066
    担当者 中山 守人 URL http://www.nittoc.co.jp/kouhou/panel_main.html
その他の情報
積算の参考情報
(単価・歩掛等)
図表・写真の「積算の参考情報(単価・歩掛等)」を参照してください。
※施工条件によって異なりますので、詳しくは連絡先情報または最寄りの支店・営業所までお問い合わせください。
サポート体制 問合せ窓口:上記連絡先の他、日特建設(株)各支店・営業所までご相談ください。http://www.nittoc.co.jp/corporate/network.html
特許

実用新案
他機関の認証制度への登録
(最大3件)
建設技術審査証明書(財団法人土木研究センター) 登録番号 第0512号
添付資料
発表文献
実績報文
カタログ・
パンフレット
単価・歩掛等
動画
その他