技術情報詳細

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技術情報詳細
登録番号 0197 登録年月 2019/09
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開発年 2003年 更新年月 2019/09
技術名称 サンプラスター工法
登録会社名 みらい建設工業株式会社
開発会社名 みらい建設工業株式会社、石原産業株式会社
技術の要約 高含水比の泥土に、石こう系特殊添加材を混合した改良土を天日乾燥することにより、泥土の減容化と共に強度を付与し、盛土材や植生土壌として利用できる第3種・第4種の土に転換する土質安定処理工法である。
技術分野
  1. メイン分野
  2. 土木工事(施設別)
  3. 水路工
  4. 用水路(開水路)
  1. サブ分野1
  2. 土木工事(施設別)
  3. 水路工
  4. 河川及び排水路
  1. サブ分野2
  2. 建設副産物
  3. 建設発生土
  1. サブ分野3
  2. 土木工事(施設別)
  3. ため池
技術の概要 新開発の「石こう系特殊添加材」を泥土に混合し、安定処理土を製造する。安定処理土は、自己脱水性能が付与され(透水係数が大きい)天日乾燥に要する日数を大幅に短縮できる。安定処理土は、環境負荷を伴わない第4種改良土以上の有用物となり、建設資材(盛土材等)や植栽土として利用することが可能となる。
開発の
趣旨・目的
従来技術において、泥土を第4種改良土以上の有用物に改質する場合は、セメントや石灰等を混合し安定処理することが一般的であった。近年、環境負荷の低減がさけばれる中、有害物質を含む又は高アルカリ性を呈する、動植物に影響を及ぼす固化材の使用が制限を受けることがある。一方で、セメント安定処理土は、埋立地、護岸の裏理・腹付、築堤などに広く利用されている。
そこで、泥土の用途拡大と共に、環境負荷を伴わずに第4種改良土以上の有用物に改質し、且つ減容化を兼ね備えた安定処理工法として当技術は開発された。
適用範囲
(適用条件)
①適用可能な範囲
・建設発生土の土質区分の泥土(コーン指数qc=200kN/m2以下)。
・汚染土壌(重金属、揮発性有機化合物、農薬・PCB)は原則として対象としない。
②特に効果の高い適用範囲
・減容化を考慮すると土質性状が細粒分含有率50%以上の泥土。
・自然脱水(天日乾燥)ヤードの面積が広く使用できる場合。
③適用できない範囲
・土質性状が礫質土の場合。
・自然脱水(天日乾燥)ヤードが地下水位以下の場合
④適用にあたり、関係する基準およびその引用元
国土交通省:建設発生土利用基準、土木工事安全施工技術指針、土壌環境基準、
(社)日本港湾協会港湾工事共通仕様書、建設物価、港湾新技術、
新工法積算基準ライブラリー、騒音規制法、振動規制法、排水基準
構造・材料諸元/
製品仕様
特徴
(メリット)
<メリット>
① 土木用材として十分な強度特性。
② 安定処理土は中性領域を保持。
③ 安定処理土は透水係数が大きくなり、脱水性能が向上し天日乾燥日数短縮。
④ 安定処理後の土の体積は処理前の土の体積より減少。
⑤ 水分で膨潤したり再泥化しない。
⑥ 添加・混合工法や固化材の添加時性状(粉体・スラリー添加)を選ばない。
⑦ 土壌に塩分が含まれる場合、処理により脱塩効果を見込むことができる。
特徴
(デメリット)
<デメリット>
① 1日の処理土量に見合った天日乾燥ヤードが必要となる。
② 石こう系添加材の材料単価がやや高い。
採用実績
採用実績合計 1 件 農業農村整備事業 0 件
その他事業 1 件
  • その他事業 参考実績

    年度の新しいものから順に表示(最大20件)

    発注者 施工年度 施工場所
    (都道府県名)
    件名 報文の有無
    吉野石膏株式会社 2005 年度 千葉県 吉野石膏株式会社南袖ヶ浦工場敷地内泥土安定処理工事
連絡先情報
  • 連絡先を確認
    会社名 みらい建設工業株式会社 E-mail(メイン) y-tanaka@mirai-const.co.jp
    所在地 〒 1080014
    東京都港区芝4-8-2
    E-mail(サブ)
    TEL 0364363719
    担当部署 技術本部 技術部 FAX 0364363737
    担当者 田中 良典 URL http://www.mirai-const.co.jp
その他の情報
積算の参考情報
(単価・歩掛等)
上記連絡先までご相談下さい。
サポート体制 上記連絡先までご相談下さい。
特許

登録有

登録番号 第 3756884 号

実用新案
他機関の認証制度への登録
(最大3件)
添付資料
発表文献
実績報文
カタログ・
パンフレット
単価・歩掛等
動画
その他