技術情報詳細
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技術情報詳細
登録番号 | 0224 | 登録年月 | 2018/03 |
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開発年 | 2002年 | 更新年月 | 2018/03 | |||
技術名称 | イーキューブ(E3)システム | |||||
登録会社名 | 飛島建設株式会社 | |||||
開発会社名 | 飛島建設株式会社 | |||||
技術の要約 | イーキューブシステム®は、泥土の流動程度に応じ、高分子凝集剤および固化材を添加し、約30秒程度の攪拌・混合により、粒状に固化した処理土を連続的に生成し、土質材料として路体・路床材、埋戻し材や堤体材料等に再利用することができる。 | |||||
技術分野 |
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技術の概要 | 「イーキューブシステム」の主装置は、泥土ホッパー、泥土定量供給装置、固化材定量添加装置、混合攪拌装置(特殊連続ミキサー)等から構成される移動式粒状固化プラントで、10tトラックでの運搬が可能である。特殊連続ミキサーは移動翼と攪拌翼からなり、泥土は高分子凝集剤と固化材を混練しながら搬送され、この過程で、処理土は粉砕・分散されるので処理効率と混練の均質性が向上し、連続的な処理が可能となる。 本システムは、建設汚泥及び浚渫泥土に2種類の固化材を添加して改質するシステムで、写真-1に示すようなスラリー状の汚泥または浚渫泥土を、写真-2に示すような粒状(砂状)の土砂に改質するものである。 |
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開発の 趣旨・目的 |
江戸時代から農地の開こんに合わせ、ため池の築堤が行なわれてきた。現在では、堤体からの漏水、堤防の余裕高不足などの問題で、洪水時および地震時に耐えられない危険性があるため池が存在している。 本システムは、浚渫泥土等を再生利用できるように化学的に改質し、既存技術において課題とされていた処理コストの低減(連続処理による処理能力の向上等)、改質土の均一性による品質確保・向上を図ったものである。改質土は粒状(砂状)を呈し、ため池の補強や周回道路の土質材料として再生利用でき、循環型社会構築を目指したゼロエミション型技術である。 20220331に当該技術の発展技術として、農林水産省の官民連携新技術研究開発事業により、ため池・ダム湖底泥土の再資源化技術として「ネオ・イーキューブシステム」が開発されている。 |
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適用範囲 (適用条件) |
①自硬性の建設汚泥(高圧噴射撹拌工法排泥、ソイルセメント壁排泥等)の改質 ②非自硬性の建設汚泥(場所打ち杭排泥、シールド掘削泥土・泥水等)の改質 ③湖沼・河川浚渫土の改質 ④極超軟弱土の改質 下記の場合は適用外となります。 ①原泥が汚染されている場合とともに、固化を阻害する物質が混入しているもの。 ②建設汚泥を再生利用するための工法であり、減量化やハンドリング性の改善のみを目的とするもの。 【改質土の用途】 堤体、路盤材、埋め戻し材等の土質材料。 |
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構造・材料諸元/ 製品仕様 |
固化処理装置は図-1に示すとおり、①特殊連続ミキサー(攪拌・混合装置)、③泥土定量供給機、⑤⑥⑦固化材定量供給機等の主要装置から構成されている。 | |||||
特徴 (メリット) |
①処理土のハンドリング性の向上---連続処理のため処理能力が高い ②固化材バリエーション---泥土性状特性にならびに要求品質に応じた固化材の選定ができる ③安全安心な品質の確保---品質管理手法が確立されており、安定した品質を継続的に処理でき、また、降雨等に対して経時変化しない ④施工性の向上---処理後速やかに扱える性状に処理できる ⑤環境負荷の低減---処理時に粉じんの発生や騒音振動が少ない |
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特徴 (デメリット) |
①対象土量が1,000m3未満の場合は、処分したほうが安価となる。 |
採用実績
採用実績合計 | 110 件 | 農業農村整備事業 | 2 件 |
その他事業 | 108 件 |
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農業農村整備事業 参考実績
年度の新しいものから順に表示(最大20件)
発注者 施工年度 施工場所
(都道府県名)件名 報文の有無 静岡県西部農林事務所 2019 年度 静岡県 湖西市ため池堆積土砂改良工事 無 静岡県西部農林事務所 2018 年度 静岡県 湖西市ため池堆積土砂改良工事 無
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その他事業 参考実績
年度の新しいものから順に表示(最大20件)
発注者 施工年度 施工場所
(都道府県名)件名 報文の有無 北海道釧路総合振興局釧路建設管理部 2020 年度 北海道 漁港内堆積土砂改良工事 無 岩手県沿岸広域振興局土木部管理課 2020 年度 岩手県 高圧噴射撹拌工排泥処理工事 無 北海道釧路総合振興局釧路建設管理部 2020 年度 北海道 漁港内堆積土砂改良工事 無 岩手県沿岸広域振興局土木部管理課 2019 年度 岩手県 高圧噴射撹拌工排泥処理工事 無 岩手県沿岸広域振興局土木部宮古土木センター 2019 年度 岩手県 連続地中壁工排泥処理工事 無 電源開発㈱ 2019 年度 広島県 軟弱土砂改良工事 無 北海道釧路総合振興局釧路建設管理部 2019 年度 北海道 漁港内堆積土砂改良工事 無 宮城県利府町震災復興推進室 2018 年度 宮城県 津波堆積土砂改良工事 無 宮城県仙台地方振興事務所農業農村整備課 2018 年度 宮城県 漁港内堆積土砂改良工事 無 中部電力㈱浜岡原子力発電所 2018 年度 静岡県 高圧噴射攪拌工法排泥処理工事 無 北海道開発局 2018 年度 北海道 漁港内堆積土砂改良工事 無
連絡先情報
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連絡先を確認
会社名 飛島建設株式会社 E-mail(メイン) masayuki_tsutsui@tobishima.co.jp 所在地 〒 2700222
千葉県野田市木間ケ瀬5472E-mail(サブ) TEL 0471987581 担当部署 技術研究所 技術企画グループ FAX 0471987586 担当者 筒井 雅行 URL http://www.tobishima.co.jp/
その他の情報
積算の参考情報 (単価・歩掛等) |
泥土再資源化技術 粒状固化処理工法(イーキューブシステム)の設計・積算資料 新規改訂版 Ver.2.00(発刊元:一般社団法人 泥土リサイクル協会) |
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サポート体制 | (泥土リサイクルに関する設計ならびに施工時における施工計画、積算)一般社団法人 泥土リサイクル協会(0587-23-2713)(設計支援)株式会社アイコ(0565-48-6048)(施工支援)株式会社シンコー(0474-60-1900)、中性固化土工事業協同組合(06-6536-2670) | |||||
特許 |
登録有 |
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有 |
登録番号 第 3725120 号 |
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実用新案 | 無 | |||||
他機関の認証制度への登録 (最大3件) |
国土交通省 NETIS(少実績優良技術) | 登録番号 旧:CB-030057-V | ||||
NEXCO 新技術新工法 | 登録番号 No.200400019 | |||||
静岡県 新技術新工法 | 登録番号 No.1195 |
添付資料
発表文献 |
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実績報文 |
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カタログ・ パンフレット |
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単価・歩掛等 |
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動画 |
イーキューブシステム 泥土圧シールド排泥の改質工事.mp4 一般社団法人 泥土リサイクル協会 イーキューブシステム SMW排泥の処理工事.mp4 一般社団法人 泥土リサイクル協会 イーキューブシステム 泥土圧シールド排泥の改質工事.mp4 一般社団法人 泥土リサイクル協会 |
その他 |
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