技術情報詳細

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技術情報詳細
登録番号 1159 登録年月 2019/01
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開発年 2015年 更新年月 2019/01
技術名称 水素式漏水探索ユニットを使った漏水検出法
登録会社名 株式会社グッドマン
開発会社名 株式会社グッドマン
技術の要約 ISO10156で認められている水素5%窒素95%の安全な混合ガスを漏水検出現場で造成し、あらゆる管材や大口径管に対応した漏水箇所のピンポイント検出を誰にでも容易に扱うことができる農業用配水管の漏水検出技術である。
技術分野
  1. メイン分野
  2. 施設の機能診断
  3. パイプライン機能診断
技術の概要 水素は純水の電気分解で無尽蔵に生成できる国産の水素発生装置を使用している。窒素発生器は空気中の脱酸素による99%の窒素生成装置を同じく国産で対応している。水素5%窒素95%の混合は同じく国産の精密混合装置を採用することで、いずれも製品の信頼性・安定性・耐久性に優れるユニットとして形成されている。漏水箇所から噴出する混合ガスは液体の約10倍の容量を噴出することで、微細な漏水状況にも十分対応できる能力がある。水素ガスは最も小さい分子構造であることからアスファルト舗装・コンクリートを含む、あらゆる路面を容易に浸透することで漏水箇所を短時間で高効率に検出することが可能となっている。従来のガスボンベは現場に持ち込める容量の制限があり、大口径の場合、非常に高価となるが本方式では発電機とコンプレッサーのみで数十時間も現地で運営することが可能となり、極めて安価に漏水箇所の検出が可能となる。
開発の
趣旨・目的
低水圧の農業用水の漏水調査は従来の漏水音を聞きとる方式では非常に困難であったが、配管内に水素5%窒素95%の混合ガスを注入して、漏水箇所から地表に噴出するガスを検出し、最も効果的で確実にどのような漏水箇所も検出できるようになった。
しかしながら現場に大量のガスボンベを導入して大口径管の農業用水に対応するのは非常に高価な原料となり、ボンベの重量も相当数となるため、非現実的であった。本製品は水素造成機と窒素造成機並びに混合装置、コンプレッサー、発電機さらに必要な水素受信機をコンポーネント化しどのような農業用水の漏水場所にも対応できる新開発の製品である。
適用範囲
(適用条件)
従来の音聴式ではほとんど検出できなかった塩ビ管・ポチエチレン管・コンポジット管など、すべての配管材に対応した漏水箇所のピンポイント検出が可能。農閑期の非通水時に区域ごとのガス封入が可能となり、給水バルブやエア弁、排泥弁など配管の開口部から容易に、水素窒素の混合ガスを送りこむことが可能となり、水素窒素浸透ガス方式の漏水探索環境としては理想的である。配管上の直上を水素検知器で探索を行う関係上、配管の直上を検出する為の、弊社パテント申請中のD305誘導式樹脂管漏水探索機を併用することが有効的である。距離最大500m、深度最大8mまでの検出が可能となる装置で容易に配管の直上を補足することが可能となっている。
構造・材料諸元/
製品仕様
・水素窒素混合ガスを造成
・造成ユニットを併設するこで、容易に発生容量を増設することが可能となり、大口径管に対応
・安全装置を搭載
・水素検知器はガス検出装置の老舗メーカーのドイツゾブリン社の専用装置を導入し、安定した検出を実現している。同装置はUSBリンクによるPCのデータ管理が可能な機種で現場の帳票作成やデータ共有・保存に対応している。
(※仕様は予告なく変更します)
特徴
(メリット)
農業用水の大口径管に対応できる唯一の製品ユニットであらゆる管材の漏水探索が行える。従来の購入型のガスボンベ方式においては長大なガス容量が発生するが、本方式のユニットでは、わずかな燃料費のみで経済性と運搬性に優れた能力を発揮する。造成ユニットの対応年数も国産品の信頼性が発揮され、ほぼメンテナンスフリーとして安心した使用が可能となっている。受信機は85年の歴史を誇るガス検知器の専門メーカーを採用し、同じく信頼性と長期使用の耐久性に最も優れた製品を採用している。配管直上を検出する誘導式樹脂漏水探索機D305も特許申請中の弊社の製品で多くの実績が得られている。
特徴
(デメリット)
 
採用実績
採用実績合計 4 件 農業農村整備事業 2 件
その他事業 2 件
  • 農業農村整備事業 参考実績

    年度の新しいものから順に表示(最大20件)

    発注者 施工年度 施工場所
    (都道府県名)
    件名 報文の有無
    北陸農政局 西北陸土地改良調査管理事務所 2017 年度 石川県 河北潟地区取水施設漏水調査業務
    東北農政局 2014 年度 岩手県 須川土地改良区農業用水路漏水調査
  • その他事業 参考実績

    年度の新しいものから順に表示(最大20件)

    発注者 施工年度 施工場所
    (都道府県名)
    件名 報文の有無
    佐野ヒルクレスト 2018 年度 栃木県 ゴルフ場のコースの塩ビ管の漏水調査
    検証のデモンストレーション 2015 年度 神奈川県 研修施設にてトレーサーガス造成機の実証試験
連絡先情報
  • 連絡先を確認
    会社名 株式会社グッドマン E-mail(メイン) inuzuka@goodman-inc.co.jp
    所在地 〒 2360037
    神奈川県横浜市金沢区六浦東2-3-3
    E-mail(サブ)
    TEL 0457015680
    担当部署 営業部 FAX 0457014302
    担当者 犬塚 奈穂子 URL http://www.goodman-inc.co.jp
その他の情報
積算の参考情報
(単価・歩掛等)
上記の連絡先までお問い合せ下さい。
サポート体制 上記の連絡先までお問い合せ下さい。
特許

登録有

登録番号 第 6071894 号

実用新案
他機関の認証制度への登録
(最大3件)
添付資料
発表文献
実績報文
カタログ・
パンフレット
単価・歩掛等
動画
その他