技術情報詳細

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技術情報詳細
登録番号 1210 登録年月 2021/07
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開発年 2005年 更新年月 2023/08
技術名称 リバースエース工法
登録会社名 アイレック技建株式会社
開発会社名 アイレック技建株式会社
技術の要約 エースモール工法の特徴である長距離、曲線推進を可能にした技術に加え、特殊カッターヘッドの装着により、ポリエチレンから鋼製カラーで接続された鉄筋コンクリート管まで切削破砕し、新設管路に置き換える事を可能にした改築推進工法である。
技術分野
  1. メイン分野
  2. 施設の長寿命化対策 パイプライン更生工法
  3. 推進工法
  4. 推進工法
  1. サブ分野1
  2. 施設の長寿命化対策 パイプライン補修工法
  3. その他パイプライン補修工法
  4. その他
  1. サブ分野2
  2. 土木工事(施設別)
  3. 水路工
  4. 推進工
技術の概要  本工法は、切削破砕推進工法(既設管充填式)圧送排土方式に分類される改築推進工法。既設管にモルタル等を充填して切羽に泥土圧を立てられる様にした後、特殊カッタヘッドにて鋼製カラーやコンクリート、鉄筋を破砕して泥土として発進立坑まで流体輸送しながら排出して、新設管路に置き換えられ、中だるみ管路や逆勾配管路を破砕して計画線に新設管路を構築していく事も可能。
 方向制御機能、先導体姿勢検知機能、レーザターゲット方式、電磁法、液圧差法、プリズム方式の位置検知機能を有しているため、曲線にて新設管路を構築する事が可能。
 先導体分割発進機能を有しているため、小型発進立坑からの分割発進や小型到達立坑からの分割回収が可能。
開発の
趣旨・目的
 都市の下水道整備事業は、早くから行われており、法定耐用年数が50年を超過する老朽管路が年々増加し十分な機能を果せない管路も出てきている。また、その破損が道路陥没事故の要因となる場合もあり、社会的な課題となっている。一方、道路交通量の増大、道路埋設物の輻輳、開削工事における地域住民への影響等を考慮すると非開削による設備更改が必要になってくる。リバースエース工法は、こうしたニーズに応えるため、エースモール工法の技術を生かし特殊カッターヘッドを装備する事で様々な老朽管路を切削破砕して、新設管路更改していく技術を開発したものである。特に、昭和50年代まで推進工事で使用してきた鋼製カラーを破砕可能にしている。
適用範囲
(適用条件)
①既設管路 鉄筋コンクリート管、レジンコンクリート管、塩化ビニル管、陶管、ポリエチレン管
②新設管路 鉄筋コンクリート管、レジンコンクリート管、鋼管、ダクタイル管 (外径φ360~880)
③推進長 約100m程度
④周辺地盤 エースモール工法に準ずる
⑤立坑 エースモール工法に準ずる
⑥曲率半径 100m程度
構造・材料諸元/
製品仕様
①先導体 外径 408~940㎜(管種別により異なる)
       長さ 2,870~3,560㎜(管種別により異なる)
       質量 1,200~6,350㎏(管種別、ヘッド種別により異なる)
②操作盤 寸法 550W×520D×1,150H 質量150㎏
③地上ユニット 寸法2,130L×1,000W×1,710H 質量 2,900㎏ (管種別等により若干異なる)
④元押装置 寸法2,430L×1,314W×1,410H 質量1,568㎏(管種別により異なる)
⑤注入装置 寸法2,020L×550W×900H 質量450㎏(管種別により異なる)
特徴
(メリット)
メリット
・鋼製カラーを使用した鉄筋コンクリート管の破砕ができる
・レンタル製品なので、整備が行き届きマシントラブルが少ない
・障害物衝突等、予期せぬトラブル発生時には引戻せる
・圧送排土であるため、ピンチバルブの破損トラブルが無い
特徴
(デメリット)
デメリット
・浅層区間の適用が難しい 
採用実績
採用実績合計 46 件 農業農村整備事業 3 件
その他事業 43 件
  • 農業農村整備事業 参考実績

    年度の新しいものから順に表示(最大20件)

    発注者 施工年度 施工場所
    (都道府県名)
    件名 報文の有無
    山口県 農林水産部 山口農林水産事務所 2022 年度 山口県 農業競争力強化農地整備事業島地下地区農地整備工事(付帯)13号
    福岡県 農林水産部 2017 年度 福岡県 平成29年度 起工第50号農業水利施設保全対策事業
    安積疎水土地改良区 2012 年度 福島県 安積疏水 農地・農業用施設災害復旧工事 四角坦地区
  • その他事業 参考実績

    年度の新しいものから順に表示(最大20件)

    発注者 施工年度 施工場所
    (都道府県名)
    件名 報文の有無
    郡山市上下水道局 2022 年度 福島県 赤木貯留管関連管渠築造 第1工区
    関カントリー倶楽部 2022 年度 岐阜県 岐阜関カントリー倶楽部内さや管改築推進工事
    双葉町建設課 2022 年度 福島県 双葉町・下水道維持補修工事(新山工区)
    広島市下水道局施設部管路課 2021 年度 広島県 吉島地区下水道改築31-31号工事
    静岡市上下水道工事局下水道部下水道建設課 2020 年度 静岡県 折戸1号幹線他下水道管路施設改築工事
    株式会社苫東 2020 年度 北海道 臨海臨港地区区画細街路1号線汚水管復旧工事
    佐賀市下水道課 2019 年度 佐賀県 八田第3汚水幹線(本庄工区)管渠更新工事 (佐賀県佐賀市)
    射水市下水道工務課 2019 年度 富山県 公共下水道(改築)汚水管改築(第12工区)工事
    宮津市建設部上下水道課 2019 年度 京都府 府中下水 推進管復旧工事
    座間市上下水道局下水道施設課 2018 年度 神奈川県 平成30年度公共下水道入谷桜田幹線改修工事
連絡先情報
  • 連絡先を確認
    会社名 エースモール工法協会 E-mail(メイン) acemole@airec.co.jp
    所在地 〒 1110034
    東京都台東区雷門1-4-4 ネクストサイト浅草ビル 7F
    E-mail(サブ)
    TEL 0338458815
    担当部署 事務局 FAX 0338458816
    担当者 石井 英彦 URL http://www.acemole.jp/
その他の情報
積算の参考情報
(単価・歩掛等)
・リバースエース工法 技術・積算資料(エースモール工法協会編)
・リバースエース工法 機械器具損料表(日立建機㈱アイレック技建㈱編)
・推進工法用設計積算要領 改築推進工法編((公社)日本推進技術協会)
・推進工事用機械器具等損料参考資料((公社)日本推進技術協会編)
・推進工事用機械器具基礎価格表((一財)経済調査会 (一財)物価調査会)
サポート体制 ・リバースエース工法に関する見積書の作成、設計に関する質問対応等全国各地にある地域連絡担当が支援している。・施工に関しても、推進機の仕様についての相談、トラブル時への支援、危険予知会議への参加によるトラブル防止活動を支援している。(詳細は上記の連絡先までお問い合わせ下さい)
特許

実用新案
他機関の認証制度への登録
(最大3件)
添付資料
発表文献
実績報文
カタログ・
パンフレット
単価・歩掛等
動画
その他