技術情報詳細
掲載されている技術情報は申請者により作成されたもので、(一社)農業農村整備情報総合センターは関知しておりません。
技術の詳細、見積り依頼等は以下の「連絡先」までお問合せください。
技術の詳細、見積り依頼等は以下の「連絡先」までお問合せください。
技術情報詳細
登録番号 | 1249 | 登録年月 | 2021/12 |
|
||
開発年 | 2016年 | 更新年月 | 2024/07 | |||
技術名称 | 泥水二次処理剤自動添加システム | |||||
登録会社名 | 株式会社タック | |||||
開発会社名 | 株式会社タック | |||||
技術の要約 | 本技術は、泥水式シールド工法の二次処理剤を自動添加するシステムで、本技術の活用によって、二次処理剤使用量と脱水ケーキ量(建設汚泥)を削減でき、地球環境・周辺環境への影響抑制と経済性向上が図れる。 | |||||
技術分野 | ||||||
技術の概要 | 泥水二次処理剤自動添加システム(以下、「本システム」と称す)は、泥水式シールド工法の余剰泥水の性状変化に対応して適量の二次処理剤を自動添加するシステムである。 本システムの特徴は、処理する余剰泥水の比重と送泥量を自動計測し、その計測値からの懸濁粒子量と適正な二次処理剤の濃度と量を演算して、リアルタイムに二次処理剤ポンプと清水ポンプを制御して自動添加する点である【図-2参照】。 |
|||||
開発の 趣旨・目的 |
二次処理剤(PAC又はDMDAC)の必要添加量は、泥水中の懸濁粒子量に比例する。しかし、掘進土質によって泥水性状が変化して二次処理する余剰泥水の懸濁粒子量が変動するため、従来の手動添加方法では、二次処理剤の添加量が過剰(低比重の場合)、過小(高比重の場合)となる課題があった。 二次処理剤添加量の過剰、過少は、二次処理剤使用量と脱水ケーキ量(建設汚泥)への影響が大きく、建設汚泥の発生抑制、経済性等の観点から泥水性状の変化に対応して適正な二次処理剤の濃度と量を自動添加するシステム開発を推進してきた【写真1~3参照】。 |
|||||
適用範囲 (適用条件) |
泥水式シールド工法に適している土質(砂質土、礫質土、粘性土)に適用可能である。 | |||||
構造・材料諸元/ 製品仕様 |
本システム構成は次のとおりである【図-2、写真1、2参照】。 ①余剰泥水比重計、②余剰泥水流量計、③二次処理剤ポンプ、④清水ポンプ、 ⑤自動制御装置、⑥操作モニタ |
|||||
特徴 (メリット) |
①二次処理剤使用量と脱水ケーキ量(建設汚泥)を削減できるので、経済性が向上する。 ②脱水ケーキ含水比の低減が可能となり、脱水ケーキ量を削減できるので、地球環境への影響抑制が図れる【写真-3】。 ③二次処理剤・脱水ケーキの運搬車両台数を軽減できるので、騒音・振動・二酸化炭素排出において周辺環境への影響抑制が図れる。 ④脱水ケーキ強度の不均一が無くなるので、処分土の品質の向上が図れる。 ⑤中央制御室のシールドオペレータが二次処理剤の濃度・添加量を遠隔操作、監視できるので、施工性の向上が図れる【写真-1】。 ⑥本システムは、二次処理剤PAC又はDMDACへの対応が可能で選択を容易にできる。 ⑦掘進土質が粘性土でフィルタープレス能力が不足するような場合、本システムでの適正な二次処理剤添加によってプレスサイクルタイムを短縮することが可能で、日進量確保に寄与できる。 ⑧本システムは、従来見過ごされていた二次処理剤の添加を「見える化」したもので、これによって経験の少ない工事担当者でも適正添加の管理が可能である。 ⑨シールド工事の施工条件(大断面・長距離・高速施工)および土質変化の著しい条件において期待される効果はより大きくなる。 |
|||||
特徴 (デメリット) |
採用実績
採用実績合計 | 4 件 | 農業農村整備事業 | 1 件 |
その他事業 | 3 件 |
-
農業農村整備事業 参考実績
年度の新しいものから順に表示(最大20件)
発注者 施工年度 施工場所
(都道府県名)件名 報文の有無 東海農政局矢作川総合第二期農地防災事務所 2022 年度 愛知県 矢作川総合第二期農地防災事業 明治本流 (上流部)シールド工事 無
-
その他事業 参考実績
年度の新しいものから順に表示(最大20件)
発注者 施工年度 施工場所
(都道府県名)件名 報文の有無 相模原市 2020 年度 神奈川県 公共下水道境川第28バイパス雨水幹線整備工事 無 大阪府広域水道企業団 北部水道事業所 2017 年度 大阪府 送水管布設工事(庭窪万博系統連絡管・摂津市ほか) 無 京都府環境部流域下水道事務所 2016 年度 京都府 桂川右岸流域下水道幹線管渠工事(雨水南幹線管渠) 無
連絡先情報
-
連絡先を確認
会社名 株式会社タック E-mail(メイン) otac@tac-co.com 所在地 〒 5320011
大阪府大阪市淀川区西中島3丁目23番15号セントアーバンビル302号E-mail(サブ) TEL 0663047910 担当部署 営業本部 FAX 0663041045 担当者 新免伸康 URL http://www.tac-co.com/
その他の情報
積算の参考情報 (単価・歩掛等) |
目的や施工条件によって、仕様等が異なる場合が有りますので連絡先までご相談ください。 | |||||
サポート体制 | 本社、テクノセンターにてサポート致しますが、詳細は連絡先までご相談ください。 | |||||
特許 |
登録有 |
|||||
有 |
登録番号 第 6775136 号 |
|||||
実用新案 | 無 | |||||
他機関の認証制度への登録 (最大3件) |
NETIS(国土交通省新技術情報提供システム) | 登録番号 KT-180039-A | ||||
第23回国土技術開発賞 創意開発技術賞 | 登録番号 0 | |||||
添付資料
発表文献 |
|
実績報文 |
|
カタログ・ パンフレット |
|
単価・歩掛等 | |
動画 |
「土質変化に対応する泥水二次処理剤自動添加システム」.mp4 株式会社タック 「‘’自動化と見える化‘’で環境負荷低減とコスト削減を実現」.mp4 株式会社タック |
その他 |
|