技術情報詳細

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技術情報詳細
登録番号 1318 登録年月 2021/02
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開発年 2015年 更新年月 2021/02
技術名称 Newスリーブ注入工法
登録会社名 日特建設株式会社
開発会社名 鹿島建設株式会社、日特建設株式会社
技術の要約 長い浸透注入区間から高速・高品質に地盤を改良できる薬液注入工法
技術分野
  1. メイン分野
  2. 土木工事(共通)
  3. 地盤改良工
  4. 薬液注入工
  1. サブ分野1
  2. 土木工事(施設別)
  3. ため池
  1. サブ分野2
  2. 土木工事(施設別)
  3. ダム
  4. 地下ダム
  1. サブ分野3
  2. 土木工事(施設別)
  3. 水路工
  4. 推進工
技術の概要  Newスリーブ注入工法は、注入パイプの外形を六角柱状にした新型注入管「ポリゴンパイプ」を用いて、長い注入材料の吐出・浸透注入区間から注入材料を均質に浸透させる薬液注入工法である。従来工法(ダブルパッカ工法)よりも広い注入孔間隔で施工することが可能となったことで注入孔数を削減でき、コスト縮減と工期短縮を達成できる薬液注入工法である。
開発の
趣旨・目的
従来工法は、低い注入速度と狭い注入孔間隔(通常1.0m程度)で施工していたため、工事費が高価であり工期が長いことが課題であった。そこでNewスリーブ注入工法は以下の点を改良することで、課題の解決を図った。
・一定間隔(33cm)に一つの吐出孔を持つ従来工法の注入パイプに対して、二次注入区間の長尺化(L=75cm)とスリット型の吐出孔を多数設置した新型パイプ(ポリゴンパイプ)を開発したことで、地盤に対する注入性能を向上させた。
・野外での模擬地盤における注入実験から、広い注入孔間隔で施工しても従来工法と同等の改良効果が得られることを確認した。
適用範囲
(適用条件)
①自然条件
  ・風速:平均風速が10m/s以下 ・雨量:1時間当たりの降雨量が20mm以下および豪雪なし
②現場条件
  ・施工ヤードとして最小作業スペースが50㎡(5m×10m)必要
  ・プラント設置ヤードとして最小設置スペースが100㎡(10m×10m)必要
③技術提供可能地域
  ・技術提供可能地域については制限なし
構造・材料諸元/
製品仕様
Newスリーブ注入工法に使用する注入材料については、特に制限はなく、仮設および耐久性のある注入材料、溶液型および懸濁型材料のいずれでも使用できる。ただしパイプの構造上、瞬結型材料は使用できない。
特徴
(メリット)
・注入孔間隔を従来技術よりも広く設定することが可能となり、従来工法よりも注入孔数が削減されるため、コスト縮減と工期短縮が可能となった。
・注入パイプの構造・機構を改良したことにより縦方向の吐出・浸透注入区間の連続性が確保され、地盤中に注入材料が吐出される注入区間が従来よりも長くなり、地盤に対する注入性能が向上した。
・従来工法で使用する機械・設備をそのまま使用することが可能であり、特殊な専用機械類を開発・購入する必要はない。
特徴
(デメリット)
 
採用実績
採用実績合計 26 件 農業農村整備事業 1 件
その他事業 25 件
  • 農業農村整備事業 参考実績

    年度の新しいものから順に表示(最大20件)

    発注者 施工年度 施工場所
    (都道府県名)
    件名 報文の有無
    関東農政局 2019 年度 長野県 竜西公営施設応急対策天竜川伏越建設工事
  • その他事業 参考実績

    年度の新しいものから順に表示(最大20件)

    発注者 施工年度 施工場所
    (都道府県名)
    件名 報文の有無
    国土交通省中部地方整備局 2019 年度 長野県 令和元年度 三遠南信小嵐工事用道路建設工事
    大阪広域水道企業団 2019 年度 大阪府 平成30年度 大庭浄水場調整池及び排水ポンプ棟更新工事
    国土交通省中部地方整備局 2019 年度 長野県 令和元年度 三遠南信此田地区道路建設工事
    国土交通省中部地方整備局 2019 年度 長野県 平成30年度 三遠南信小嵐工事用道路建設工事
    伊勢原市 2019 年度 神奈川県 平成30年度 公共下水道事業1工区
    民間 2019 年度 新潟県 某水力発電所増設工事
    札幌建設管理部 2019 年度 北海道 望月寒川広域河川改修工事(放水路トンネル)
    東京都 2019 年度 東京都 世田谷区玉川三丁目、瀬田四丁目付近枝線工事
    民間 2018 年度 神奈川県 某トンネル新設工事
    鉄道建設・運輸施設整備支援機構 2018 年度 北海道 北海道新幹線、後志トンネル(落合)他工事
連絡先情報
  • 連絡先を確認
    会社名 日特建設株式会社 E-mail(メイン) jinya.takeuchi@nittoc.co.jp
    所在地 〒 1030004
    東京都中央区東日本橋3丁目10-6
    E-mail(サブ)
    TEL 0356455062
    担当部署 事業本部 技術営業部 FAX 0356455066
    担当者 竹内 仁哉 URL https://www.nittoc.co.jp/technology/0580.html
その他の情報
積算の参考情報
(単価・歩掛等)
【積算条件】 ・施工地域:東京都内  ・注入対象範囲:20m×10m×5m(1,000m3)
・削孔深度:15m  ・注入対象地盤:砂質土(細粒分含有率Fc<10%)  ・注入率:40.5%
・使用注入材料:一次注入(セメントベントナイト)、二次注入(無機溶液型中結材料)
・注入孔配置間隔:1.4m×1.4m(1孔/2㎡)
・施工孔数:100本  ・注入速度:一次注入(8L/min)、二次注入(18L/min)
【概算直接工事費】 ・36,998,775円(1m3当たり=37,000円)
サポート体制 ・全国における支店、営業所にて対応・技術資料、積算資料を完備
特許

登録有

登録番号 第 5920881 号

実用新案
他機関の認証制度への登録
(最大3件)
NETIS(国土交通省新技術情報提供システム) 登録番号 KT-190012-A
添付資料
発表文献
実績報文
カタログ・
パンフレット
単価・歩掛等
動画
その他