技術情報詳細

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技術情報詳細
登録番号 1360 登録年月 2022/09
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開発年 2012年 更新年月 2022/09
技術名称 反応型けい酸ナトリウム系コンクリート表面含浸材「Osmo-xp」
登録会社名 株式会社 リナック八千代
開発会社名 株式会社リナック八千代
技術の要約 新設・断面修復後のコンクリート構造物の予防保全・長寿命化に特化。 コンクリート表層部を緻密化することにより外部からの水、炭酸ガス、塩化物イオン等の劣化要因の侵入を抑制しコンクリートの耐久性を向上させます。
技術分野
  1. メイン分野
  2. 施設の長寿命化対策 コンクリート補修工法
  3. 表面処理工法
  4. 表面含浸工法
  1. サブ分野1
  2. 土木工事(共通)
  3. コンクリート工
  1. サブ分野2
  2. 土木工事(施設別)
  3. 水路工
  4. 用水路(開水路)
  1. サブ分野3
  2. 土木工事(施設別)
  3. 水路工
  4. 河川及び排水路
技術の概要 コンクリート中の水酸化カルシウムと反応してセメント水和物に組成の近いC-S-Hゲルを生成し、空げきを充てんすることでコンクリート表層部を緻密化します。またコンクリート中に残存している未反応の薬剤は水分が供給されると再度溶解し、水酸化カルシウムと反応します。水酸化カルシウムとの反応を繰り返すことにより、長期的に空げきを充てんすることができます(再反応性)。乾燥固形成分量が施工面積1m2あたり115gと他に類を見ないほど多く、高い劣化要因の侵入抑制効果を実現。高い再反応性も期待できます。
開発の
趣旨・目的
コンクリートの耐久性を向上しつつ、外観を変えず、安全性の高い製品の開発を目的として開発した反応型けい酸塩混合型コンクリート表面含浸材「Osmo」(新設・既設用)を、より新設・断面修復後のコンクリート構造物に効果を発揮するように特化させた含浸材です。
けい酸ナトリウムを主成分とし、乾燥固形成分量を施工面積1m2あたり115gと他に類を見ないほど多くすることで、高い劣化要因の侵入抑制効果を実現しました。
適用範囲
(適用条件)
・新設、および断面修復後のコンクリート構造物に適用。
・中性化が進行しコンクリート表層部の水酸化カルシウムが減少・消滅している場合は効果発揮できない。
・湿潤状態で施工、養生。湿潤状態を保つため散水(水道水)する。
・単独で使用できる範囲は潜伏期まで。
それ以上劣化が進行している場合は塩化物イオンの除去や断面修復等が必要。
・中性化が進行しているが、断面修復が必要ではない状況のコンクリート構造物にはOsmo-kk(固化型)が有効。
・塗布作業および養生は5℃以上の環境。(冬期間は採暖による作業・養生環境が必要)
・施工環境が30℃を超える場合には施工面に散水。
構造・材料諸元/
製品仕様
・色(薬剤):無色透明
・密度(比重):1.220~1.300g/cm3
・pH:12.2~13.0
特徴
(メリット)
・コンクリート表層部を緻密化し劣化要因の侵入を抑制する。
・乾燥固形成分量が施工面積1m2あたり115gと多く、高い劣化要因の侵入抑制効果を実現。
・再反応性により長期的な空げきの充てんを期待できる。(水酸化カルシウムがある場合)
・水圧環境下でも効果を発揮できる。(JSCE-K572 加圧透水試験)
・微細なひび割れの充てんが可能。(JSCE-K572 ひび割れ透水量試験)
・施工後は通常のコンクリートと同様に考えてよいので、再施工性がよい、被覆材の下地として適用可能
特徴
(デメリット)
・塗布しても表面の性状を変えないので、外観からは施工済みの確認がしにくい。
・中性化が進行したコンクリートでは効果を発揮できない。
・高炉セメントのようなセメント成分が少ないコンクリートでは効果が低下する。
採用実績
採用実績合計 244 件 農業農村整備事業 2 件
その他事業 242 件
  • 農業農村整備事業 参考実績

    年度の新しいものから順に表示(最大20件)

    発注者 施工年度 施工場所
    (都道府県名)
    件名 報文の有無
    北海道 2022 年度 北海道 水利施設東神楽幹線地区1工区
    酒田市 2018 年度 山形県 平成30年度農業集落排水施設機能強化対策事業升田地区処理施設改修工事
  • その他事業 参考実績

    年度の新しいものから順に表示(最大20件)

    発注者 施工年度 施工場所
    (都道府県名)
    件名 報文の有無
    北海道開発局 2022 年度 北海道 日高自動車道新冠町神山西改良工事
    北海道開発局 2022 年度 北海道 一般国道5号札幌市琴似新橋補修工事
    福岡県 2021 年度 福岡県 県道玄海田島福間線川端橋橋面工事(1工区)
    九州地方整備局 2020 年度 大分県 大分212号三光本耶馬渓道路下屋形橋上部工工事
    中部地方整備局 2019 年度 三重県 平成30年度1号伊勢大橋揖斐川左岸下部工事
    北海道開発局 2018 年度 北海道 一般国道336号様似町二雁別橋補修工事
    沖縄総合事務局 2017 年度 沖縄県 平成27年度牧港高架橋上部工(P7~A2)工事
    北海道開発局 2016 年度 北海道 一般国道391号標茶町オソツベツ橋梁下部工事
    岩手県 2015 年度 岩手県 一般国道106号宮古西道路(仮称)松山トンネル築造工事
    広島県 2014 年度 広島県 加茂油木線道路改良工事
連絡先情報
  • 連絡先を確認
    会社名 株式会社リナック八千代 E-mail(メイン) mail@linack.jp
    所在地 〒 5300044
    大阪府大阪市北区東天満2丁目8番1号若杉センタービル別館6F
    E-mail(サブ)
    TEL 0663586321
    担当部署 営業部 FAX 0663586320
    担当者 末廣 啓一郎 URL http://www.linack.jp
その他の情報
積算の参考情報
(単価・歩掛等)
材工共・・・3,500円/㎡
(内材料・・・2,000円/㎡)
※詳細は、上記連絡先までお問い合わせ下さい。
サポート体制 ※詳細は、上記連絡先までお問い合わせ下さい。
特許

登録有

登録番号 第 4484872 号

実用新案
他機関の認証制度への登録
(最大3件)
添付資料
発表文献
実績報文
カタログ・
パンフレット
単価・歩掛等
動画
その他