技術情報詳細

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技術情報詳細
登録番号 1405 登録年月 2024/05

開発年 2011年 更新年月 2024/07
技術名称 ECS-TP(エクスティーピー)工法 ~鋼管杭と鋼構造の一体接合~
登録会社名 株式会社 三誠
開発会社名 株式会社 三誠
技術の要約 本工法はECS-PILE(エクスパイル)工法 ~G-ECS 及びN-ECS パイル~の特長に加え、杭頭部に配したトッププレートにより杭と鋼構造の上部工とを直接ボルト接合することで基礎コンクリートに係る工種を省略でき、更なる工期短縮・工費削減・省人化が図られる。
技術分野
  1. メイン分野
  2. 土木工事(共通)
  3. 基礎工
  4. 杭基礎
  1. サブ分野1
  2. 土木工事(施設別)
  3. ポンプ場
  1. サブ分野2
  2. 土木工事(施設別)
  3. ファームポンド・水槽
  4. その他
  1. サブ分野3
  2. 建築
  3. 建築(建屋・建具)
技術の概要 ・ECS-PILE(エクスパイル)工法 ~G-ECS 及びN-ECS パイル~の下記特長に加え、杭頭部に配したトッププレートにより杭と鋼構造の上部工とを直接ボルト接合することで基礎コンクリートに係る工種を省略でき、更なる工期短縮・工費削減・省人化が図られる。
・小中径(杭径φ114.3~508.0)の先端翼付き鋼管杭
・G-ECS及びN-ECSパイルの2種で砂礫~粘性土地盤に対応
・杭径の約2~3倍の翼を有し、大きな支持力・引抜き抵抗力を発現。中間層止めも可能。
・回転貫入方式の打設で無排土であり残土処分不要
・相番重機など不要であり狭小現場のほか空頭制限にも対応
・低騒音・低振動施工のほか根固め不要で地下水なども汚さず残土搬出も無い周辺環境負荷の少ない工法
開発の
趣旨・目的
 近年、持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)に対する意識が高まる中、農業・建設分野においても「住み続けられるまちづくりを」「つくる責任つかう責任」「気候変動に具体的な対策を」「陸の豊かさも守ろう」といった目標を通じて、経済・社会・環境の課題を改善させるべく、様々な取り組みが展開されている。
 そのような環境の中で、本工法は、狭小や空頭制限のある施工環境にも適用でき、先端翼付きの小中径鋼管杭を小型専用重機で回転貫入させることで、無排土・低騒音・低振動で、地下水なども汚さない周辺環境負荷の少ない工法、かつ基礎コンクリートに係る工種を大幅に割愛・省略できることから省力・省人化・省工期・省コストに寄与する工法として、社会に貢献することを開発の趣旨・目的としている。
適用範囲
(適用条件)
①自然条件:特になし
②現場条件:敷地面積:20m2以上、機械幅1.5m以上、機械高さ2.0m以上
③技術提供可能地域:技術提供地域については制限なし
④関係法令等:特になし
⑤地盤条件:砂質土(5≦N)、粘性土(5≦N)
⑥最大施工深さ:杭径の130倍もしくは58.0mまで(杭径114.3mm~508.0mm)
⑦効果の高い適用範囲:施工幅・施工高さ・搬入路幅・火気使用・残土処分が制限された現場
構造・材料諸元/
製品仕様
①鋼管径:φ114.3~φ508.0
②鋼管厚:4.5mm~19.0mm(材質:STK400、STK490、STK540)
③羽根径:257mm~1055mm(等価円直径)
④羽根厚:16mm~55mm(材質: SS400、SM490A)
⑤杭の単位長さ:1~6m(標準仕様時)
⑥継手:現場ロボット溶接(ECS-AW工法)、機械式継手(ECS-PJ、ECS-MJ)
⑦機械式継手:ECS-PJ(対応径:φ165.2~φ267.4)、ECS-MJ(対応径:φ216.3~φ406.4)
特徴
(メリット)
メリット:①杭頭部に配したトッププレートにより杭と鋼構造の上部工とを直接ボルト接合することで基礎コンクリートに係る工種を省略でき、更なる工期短縮・工費削減・省人化が図られる。②先端翼で大きな支持力・引抜き抵抗力を発現。③先行掘削不要で無排土施工。④狭小や空頭制限の現場にも対応。⑤支持層確認を深度10cm刻みのデータで精緻に確認可能。⑥現地ロボット溶接(ECS-AW)を標準とするほか、機械式継手の適用で更なる工期短縮など。
特徴
(デメリット)
デメリット:①先行掘削を要しないことから、地中障害や大きな玉石などは、必要に応じて補助工法などを併用。 
採用実績
採用実績合計 5 件 農業農村整備事業 5 件
その他事業 0 件
  • 農業農村整備事業 参考実績

    年度の新しいものから順に表示(最大20件)

    発注者 施工年度 施工場所
    (都道府県名)
    件名 報文の有無
    葛尾村 2022 年度 福島県 葛尾村大笹酪農施設整備事業
    秋田地域振興局 2021 年度 秋田県 農地集積加速化基盤整備工事
    浪江町 2020 年度 福島県 浪江町乾燥調製貯蔵施設整備事業
    福井県丹南農林総合事務所 2020 年度 福井県 令和元年度 農業用河川工作物応急対策事業 殿後地区 第一号工事
    福岡県朝倉農林事務所 2020 年度 福岡県 県営ため池等整備事業(河川応急)津古地区 堰体工事
連絡先情報
  • 連絡先を確認
    会社名 株式会社 三誠 E-mail(メイン) suzuki.minoru@sansei-inc.co.jp
    所在地 〒 1040033
    東京都中央区新川1-8-8アクロス新川ビル 9F
    E-mail(サブ)
    TEL 0335510211
    担当部署 開発本部 土木推進部 FAX 0335510217
    担当者 鈴木 実 URL https://sansei-inc.co.jp/
その他の情報
積算の参考情報
(単価・歩掛等)
○概算費用
 ①杭径φ190.7mm:直工費39,000円/m以上
 ②杭径φ267.4mm:直工費57,000円/m以上
 ③杭径φ406.4mm:直工費109,000円/m以上
※注)施工条件等により歩掛等が大きく変わるため参考価格(2024.4時点)
※注)比較にあたっては残土処分不要や工期短縮など考慮要
サポート体制 〇下記の体制で全国をサポート  ①全国13拠点  (本社・東京支店、千葉出張所、神奈川出張所/東日本支店・北関東営業所、北海道営業所、東北営業所、新潟営業所、北陸出張所/西日本支店・関西営業所、中部営業所、中四国営業所/九州支店・九州営業所、沖縄営業所)  ②工場14拠点  ③施工機140台
特許

登録有

登録番号 第 5702410 号

実用新案
他機関の認証制度への登録
(最大3件)
NETIS(国土交通省新技術情報提供システム) 登録番号 KT-160127-A
NeTIDa(東京都新技術データベース) 登録番号 1801006
広島県建設分野の革新技術(活用促進技術) 登録番号 2-04-034-3
添付資料
発表文献
実績報文
カタログ・
パンフレット
単価・歩掛等
動画
その他