技術情報詳細
掲載されている技術情報は申請者により作成されたもので、（一社）農業農村整備情報総合センターは関知しておりません。
技術の詳細、見積り依頼等は以下の「連絡先」までお問合せください。
技術の詳細、見積り依頼等は以下の「連絡先」までお問合せください。
技術情報詳細
| 登録番号 | 1425 | 登録年月 | 2024/10 |
|
||
| 開発年 | 2017年 | 更新年月 | 2024/11 | |||
| 技術名称 | バイオコンクリートマット | |||||
| 登録会社名 | 大嘉産業株式会社 | |||||
| 開発会社名 | 大嘉産業株式会社 | |||||
| 技術の要約 | 透水性を有する二重織の袋状布製型枠に流動性モルタル又はコンクリートを注入して、陸上および水中で版状にコンクリート体を成形する工法である。法面保護、池や水路などのライニング、また海岸や河川、湖沼の洗掘防止などに幅広く活用できる。 | |||||
| 技術分野 | ||||||
| 技術の概要 | 透水性を有する高強度合成繊維の二重織袋状型枠に流動性モルタル、またはコンクリートをコンクリートポンプ車で圧入し板状コンクリート体を形成する工法で、原料に植物由来ポリエステルを使用しておりCO₂の削減に貢献する、環境に配慮した製品である。 タイプは水抜型と床版型の2種類があり、現場状況、用途に合わせて厚さの規格選定が可能。 水抜型は、二重繊維の等間隔にフィルター部を設けた構造のマットである。施工地盤表層の浸透水を排出する水抜孔と同じ役割をするほか、土砂の流出を防ぎ法面の安定に抜群の効果を発揮する。 床版型は、二重繊維を強力糸でステッチ状にした遮水型のマットである。一定厚のコンクリート体を形成できるほか、遮水性が要求される法面などにおいて浸食防止に抜群の効果を発揮する。 |
|||||
| 開発の 趣旨・目的 |
従来のコンクリートブロック張は、一つずつの設置により施工に時間が掛かっていたが、バイオコンクリートマットの開発により、布製型枠として現場打ちコンクリート(モルタル)を短時間で広範囲に注入できることで工程短縮を実現した。また、製品の一部に環境に配慮した植物由来のバイオポリエステルを使用しており、CO₂の削減に貢献し環境へ配慮している。 | |||||
| 適用範囲 (適用条件) |
法勾配は、基本的に1：1.0より緩い勾配。 河川の流速に対しては、厚みを流速に応じて変えられるため要相談。 河川や水路では、水深50cmまで、水中施工の場合は潜水作業となるため水深5m以内。 河川護岸法面保護工、河川堤防の越流決壊対策工、ダム法面保護工、ため池法面保護工、調整池法面保護工、道路法面工、三面張水路工、河川護床工、橋脚根固工、港湾護岸工・埠頭やバースの洗掘防止工などに使用可能。 |
|||||
| 構造・材料諸元／ 製品仕様 |
【仕様】 生地：バイオポリエステル ポリエステル等の合成繊維 構造：床版型 二重織の袋状布製型枠、平均厚50㎜～500㎜ 水抜型 上下二重織構造、平均厚65㎜～150㎜、等間隔に水抜きフィルタ―あり |
|||||
| 特徴 (メリット) |
①施工面に合わせたサイズで事前に工場で布製型枠を製作し、一度に広範囲の面積を地盤に密着させて施工を行うため工期を短縮できる。 ②現場の状態形状に応じた寸法で工場加工を行うため、重機の進入不可能な場所においても、コンクリート配管が可能な場所であれば容易に施工が可能である。 ③二重織の型枠であるため海・河川・湖沼の護岸・護床での水中施工ができ、水替工事などの付帯工事が不要である。 ④短期間での施工が必要な工事（災害復旧等緊急工事）、重機等の配置が困難なエリアの工事、河川や海岸での水中施工に効果的である。 | |||||
| 特徴 (デメリット) |
バイオコンクリートマットの設置にあたっては、専門知識のある施工管理者（布製型枠世話役）を必ず配置する必要がある。 | |||||
採用実績
| 採用実績合計 | 2396 件 | 農業農村整備事業 | 240 件 |
| その他事業 | 2156 件 |
-
農業農村整備事業 参考実績
年度の新しいものから順に表示（最大20件）
発注者 施工年度 施工場所
（都道府県名）件名 報文の有無 鹿児島県 姶良伊佐地域振興局 2021 年度 鹿児島県 農村地域防災減災事業 目丸下池地区整備工事 無 近畿農政局湖東平野農業水利事業所 2021 年度 愛知県 湖東平野農業水利事業 愛知1調整池建設工事 無 相双農林事務所 2021 年度 岐阜県 復興基盤総合整備(農環)0301工事 飯舘西部地区 無 福岡県 八幡農林事務所 2021 年度 熊本県 上馬寄地区治山工事 無
-
その他事業 参考実績
年度の新しいものから順に表示（最大20件）
発注者 施工年度 施工場所
（都道府県名）件名 報文の有無 福岡県 那珂県土整備事務所 2022 年度 福岡県 那珂川災害河川復旧工事 無 福岡市港湾空港局 港湾建設部 維持課 2022 年度 福岡県 令和5年度箱崎ふ頭地区(-12m)岸壁外1箇所補修工事 無 民間 2022 年度 茨城県 さくら市早乙女メガソーラー発電所造成工事 無 中川企画建設(株) 2022 年度 鹿児島県 姶良市加治木町太陽光発電所新設工事 無
連絡先情報
-
連絡先を確認
会社名 大嘉産業株式会社 E-mail（メイン） matsumoto.issei@daika.co.jp 所在地 〒 1400001
東京都品川区北品川2丁目32番3号六行会総合ビル5階E-mail（サブ） TEL 0367160887 担当部署 産業資材事業部 繊維土木部 FAX 0367160826 担当者 松本 一世 URL http://www.daika.co.jp/
その他の情報
| 積算の参考情報 (単価・歩掛等) |
【床版型】 #50F：4,600円/㎡ #70F：4,750円/㎡ #100F：4,800円/㎡ #150F：4,900円/㎡ #200F：5,200円/㎡ #300F：5,300円/㎡ #500F：5,900円/㎡ 【水抜型】 #65S：4,800円/㎡ #100S：5,000円/㎡ #150S：5,200円/㎡ 設置歩掛は、布製型枠協会の歩掛を使用する。 |
|||||
| サポート体制 | 1.安定計算 2.現場測量、現場の展開図作成 3.製品の割付図、加工図作成 4.直接工事費の算出 5.自社施工可能、工事体制あり ※詳細は上記連絡先までご連絡ください。 | |||||
| 特許 |
無 |
|||||
|
無 |
||||||
| 実用新案 | 無 | |||||
| 他機関の認証制度への登録 (最大3件) |
NETIS 新技術情報提供システム | 登録番号 QS-210017-A | ||||
添付資料
| 発表文献 | |
| 実績報文 | |
| カタログ・ パンフレット |
|
| 単価・歩掛等 |
|
| 動画 | |
| その他 |