技術情報詳細
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技術情報詳細
登録番号 | 1430 | 登録年月 | 2025/01 |
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開発年 | 1999年 | 更新年月 | 2024/12 | |||
技術名称 | COMPASS工法 | |||||
登録会社名 | 鉄建建設株式会社 | |||||
開発会社名 | 鉄建建設株式会社、東日本旅客鉄道株式会社、株式会社ジェイテック | |||||
技術の要約 | 道路下や鉄道下を横断する水路などの小断面構造物の構築に用いられる非開削工法です。 | |||||
技術分野 | ||||||
技術の概要 | COMPASS(COMPAct Suport Structure)工法は、道路下や鉄道下を横断する水路や歩道などの小断面構造物の構築に用いられる非開削工法です。 施工方法は、地盤および障害物を切削しながら刃口内で掘削を行い、刃口の後方に連結されたプレキャストボックスカルバートを推進する工法です。 刃口本体より前方の切削溝(地盤切削ワイヤが地面を削ってできる空間)に刃口のルーフを挿入するため、土の取り込み過多や刃口による支障物の押上げを防止し、上方地盤への影響を極限まで抑えることが可能です。 |
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開発の 趣旨・目的 |
近年の、都市の過密化や、ゲリラ豪雨による浸水対策として、道路下や鉄道下を横断する水路や歩道を構築する工事が増加しています。これらの工事には、上部の交通を遮断することなく施工が可能な非開削工法が適用されてきました。 しかし、多くの非開削工法は、主に車道ボックスなどの大断面を対象とした防護工が用いられるため、小さな構造物に適用した場合、防護工が過大となることが課題となっていました。 このような課題に対し、防護工を不要とした非開削工法を開発しました。 |
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適用範囲 (適用条件) |
①施工延長(地盤切削延長):制限なし ②断面形状:内空幅3.5m×内空高さ3.0m程度 ③対象土質:砂質土、粘性土、礫または玉石混じりの土質 ④土被り:ガイドパイプの天端~0.3m以上 |
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構造・材料諸元/ 製品仕様 |
本工法による構造様式は、プレキャストボックス(工場製作)を用いるため、一般的な鉄筋コンクリート構造となります。そのため、壁厚は設計上の必要最小限の厚さとすることが可能です。 | |||||
特徴 (メリット) |
①小土被り条件でも施工可能 ・最小土被り40cm程度で鉄道下にボックスカルバート排水路を施工した実績があります。小土被りでの横断を実現することで、自然流下が可能となり、維持管理や運転コストのかかるサイホン方式やポンプ圧送方式を選択する必要がなくなります。また、前後水路高が上がれば事業全体の工期、費用を縮減することができます。 ②地盤切削とルーフによる防護工 ・刃口のルーフ先端に取り付けた地盤切削ワイヤにより支障物を切断することで、地表面変状を抑制しながら掘進することが可能です。 ・刃口先端ルーフを地盤に先行貫入するため、切羽の掘削は安全な状態で行うことが可能です。 ③分割可能な刃口構造 ・刃口がブロック構造となっており、到達立坑で分解して回収できるため、刃口ブロックと作業スペースを合わせた2~3m程度のスペースがあれば刃口の回収が可能です。 ④短期間に函体を構築 ・刃口および後方に連結されたプレキャスト函体を推進することにより、短期間に函体を構築することが可能です。 ⑤排土処分費 ・排出される土砂は残土として処分できます。(地盤改良等の補助工法が不要な場合) |
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特徴 (デメリット) |
採用実績
採用実績合計 | 11 件 | 農業農村整備事業 | 0 件 |
その他事業 | 11 件 |
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その他事業 参考実績
年度の新しいものから順に表示(最大20件)
発注者 施工年度 施工場所
(都道府県名)件名 報文の有無 九州旅客鉄道株式会社 2022 年度 福岡県 鹿児島本線荒木・西牟田間 一条Bv(歩道)新設他2 無 東日本旅客鉄道株式会社 2021 年度 埼玉県 川越線指扇・南古谷間9K926m付近 歩行者用隧道新設工事 無 東日本旅客鉄道株式会社 2019 年度 山形県 西鶴岡信号所構内 137k00m付近排水路新設 無 東日本旅客鉄道株式会社 2019 年度 宮城県 仙石線中野栄・多賀城間11k308m付近 六貫田雨水幹線工事 無 しなの鉄道株式会社 2014 年度 長野県 しなの鉄道 田中・大屋間蛇川橋梁改修工事 無 東日本旅客鉄道株式会社 2012 年度 神奈川県 矢部駅構内地下道新設その他工事 無 東日本旅客鉄道株式会社 2012 年度 栃木県 日光線文挟・下野大沢間東西連絡通路 (自転車・歩行者道)新設工事 無 東日本旅客鉄道株式会社 2011 年度 福島県 東北本線須賀川・安積永盛間221k359m付近 荒街道踏み切り下排水路新設工事 無 東日本旅客鉄道株式会社 2009 年度 福島県 東北本線南福島・福島間 太平寺こ道橋新設工事 無 東日本旅客鉄道株式会社 2008 年度 栃木県 烏山線滝・烏山間 国道294号こ道橋(歩道)新設工事 無 東日本旅客鉄道株式会社 2007 年度 長野県 大糸線南神城・神城間54k490m付近 こ道橋新設工事 無
連絡先情報
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連絡先を確認
会社名 鉄建建設株式会社 E-mail(メイン) eng@tekken.co.jp 所在地 〒 1018366
東京都千代田区三崎町2丁目5-3E-mail(サブ) TEL 0332212172 担当部署 土木本部 エンジニアリング企画部 FAX 担当者 今野 夏実 URL https://www.tekken.co.jp/
その他の情報
積算の参考情報 (単価・歩掛等) |
鉄道ACT研究会で作成した積算資料を発行しております。 上記連絡先までお問い合わせください。 |
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サポート体制 | 鉄道ACT研究会で作成した技術資料を発行しております。 上記連絡先までお問い合わせください。 | |||||
特許 |
登録有 |
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有 |
登録番号 第 5219859 号 登録番号 第 5845148 号 登録番号 第 6518443 号 登録番号 第 6622605 号 登録番号 第 6622606 号 |
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実用新案 | 無 | |||||
他機関の認証制度への登録 (最大3件) |
鉄道ACT研究会 PR対象工法 | 登録番号 立体交差 No.31 | ||||
添付資料
発表文献 |
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実績報文 |
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カタログ・ パンフレット |
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単価・歩掛等 | |
動画 | |
その他 |
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