技術情報詳細

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技術情報詳細
登録番号 1438 登録年月 2025/05

開発年 2011年 更新年月 2025/05
技術名称 オートン超耐シーラーTF2000
登録会社名 オート化学工業株式会社
開発会社名 オート化学工業株式会社
技術の要約 本技術は、土木コンクリート構造物の目地に使用する高耐候性1成分形ポリウレタン系シーリング材であり、これまでの汎用樹脂2成分形ポリウレタン系シーリング材は、耐用年数が5年程度で短いという課題がありましたが、高耐候・高伸縮性樹脂の採用と流出成分の非配合により、耐用年数が20年相当の耐候性・耐久性を持たせた製品です。
技術分野
  1. メイン分野
  2. 施設の長寿命化対策 コンクリート補修工法
  3. 目地補修工法
  4. 目地充填工法
  1. サブ分野1
  2. 施設の長寿命化対策 コンクリート補修工法
  3. ひび割れ補修工法
  4. ひび割れ充填工法
  1. サブ分野2
  2. 施設の長寿命化対策 パイプライン補修工法
  3. 止水工法
  4. シーリング工法
  1. サブ分野3
  2. 土木工事(施設別)
  3. 水路工
  4. 用水路(開水路)
技術の概要 本技術は、土木コンクリート構造物の目地に使用する高耐候性1成分形ポリウレタン系シーリング材であり、これまでの汎用樹脂2成分形ポリウレタン系シーリング材は、耐用年数が5年程度で短いという課題がありましたが、高耐候・高伸縮性樹脂の採用と流出成分の非配合により、耐用年数が20年相当の耐候性・耐久性を持たせた製品です。

【特 徴】
・高耐候性1成分形ポリウレタン系シーリング材です。
・湿気硬化型(シーリング材が空気中の湿気と反応して硬化する)シーリング材です。
・中モジュラス・高伸縮タイプです。
・JISA5758耐久性区分8020に該当します(PU-1、F-25HM)。
・一般社団法人農業土木事業協会 農業水利施設補修工事の品質管理に関する手引き[開水路編]、目地充填工法に使用する材料・工法の品質規格に適合します。
・本技術は新技術情報提供システム(NETIS)に登録されています。(登録番号:KT-190076-VE)
・国土交通省「総合技術開発プロジェクト」コンクリートの耐久性向上『5.1.5 注入剤および充填材の品質規格(土木補修用充填シーラント系)』に適合します。
開発の
趣旨・目的
これまで各種土木コンクリート構造物目地に使用されている汎用樹脂2成分形ポリウレタン系シーリング材は、耐用年数が5年程度で短いという課題がありました。本技術は耐用年数が20年相当の耐候性・耐久性を持たせることで、経済性の向上を図ることを目的として開発されました。
適用範囲
(適用条件)
【適用範囲】
①適用可能な範囲
・シーリング目地形状が幅10mm以上50mm以内、深さ10mm以上30mm以内の目地(目地幅1に対し目地深さ1~1/2の範囲が望ましい)。
・目地幅の変動が20%以下の目地。

②特に効果の高い適用範囲
・各種土木用コンクリート構造物の目地。
・耐候性・耐久性が必要となる構造物の目地。

③適用できない範囲
・コンクリート構造物の目地以外。
・シーリング目地形状が幅10mm未満及び50mmを超える場合、深さが10mm未満及び30mmを超える場合。
・目地幅の変動が20%を超えている場合。

④適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・建築用シーリング材ハンドブック2023、発行日:2023年5月1日、発行元:日本シーリング材工業会、51ページ「目地幅の算定と目地深さの設定」、112ページ「耐久性試験の概要」

【適用条件】
①自然条件
・晴天または曇天であること。
・施工時の気温が0℃以上35℃以下であること。

②現場条件
・1m当たりの施工時の作業スペースは1m×1m(1m2)。

③技術提供可能地域
・技術提供地域については制限なし。

④関係法令等
・特になし。
構造・材料諸元/
製品仕様
製品仕様
【シーリング材】
オートン超耐シーラーTF2000 
(色 : グレー 、ライトグレー)
容 器 : 320mlカートリッジ(10本/箱)、6Lペール缶
【プライマー】
OP-2019
容器 : 100ml、500ml、
特徴
(メリット)
・高耐候性樹脂に変えたことにより、紫外線劣化を起こし難くなるため、耐候性の向上が図れます。
・高耐候性樹脂に変えたことにより、紫外線劣化を起こし難くなるため、シーリング材の寿命が向上し、経済性の向上が図れます。
・高伸長性樹脂に変えたことにより、シーリング材の伸び率が向上するため、被着体への追従性や耐久性の向上が図れます。
・流出成分(可塑剤)を無配合に変えたことにより、経時での物性変化が少なくなるので、初期物性を長期間維持することが可能になるため、耐久性の向上が図れます。
・1成分形に変えたことにより、現場での撹拌作業が不要となるため、撹拌不良による硬化不良も防止できます。その他、省力化による施工性の向上、工程の短縮及び経済性の向上が図れます。
特徴
(デメリット)
・湿気硬化型のため低温時の深部硬化が遅くなります。
採用実績
採用実績合計 35 件 農業農村整備事業 18 件
その他事業 17 件
  • 農業農村整備事業 参考実績

    年度の新しいものから順に表示(最大20件)

    発注者 施工年度 施工場所
    (都道府県名)
    件名 報文の有無
    福島県県中農林事務所 2025 年度 福島県 基幹ストックマネジメント0601工事
    山形県 2024 年度 山形県 令和5年度(明許繰越)淞郷堰地区水利施設整備事業
    南丹市 2024 年度 京都府 令和6年度土地改良施設維持管理適正化事業 古田水路改修工事
    高知県 2024 年度 高知県 農業水路等長寿命化・防災減災事業奈半利地区用水路長寿命化補修工事
    群馬県 2024 年度 群馬県 令和6年度(農山)県営水利施設等整備事業(基幹水利施設保全型)坂東大堰2期地区 広桃開渠補修6工事
    米子市 2024 年度 鳥取県 古豊千地区水路補修工事(その1)
    直方市 2024 年度 福岡県 近津幹線用水路改修工事
    山口農林水産事務所 2024 年度 山口県 農地耕作条件改善事業 佐野地区 令和6年度 農業用用排水施設整備工事3号
    山形県 庄内総合支庁 2023 年度 山形県 令和5年度長沼堰県営灌漑排水事業第1工区
    東北農政局 2023 年度 福島県 下条用水路等放射性物質対策その他工事
    甲賀市 2023 年度 滋賀県 第154号 名坂地区用水路整備その2工事
    湖北農業農村振興事務所 2022 年度 滋賀県 令和4年度 第1号 余呉地区用水路第5工事
    津農林水産事務所 2022 年度 三重県 波瀬川地区基幹農業水利施設ストマネ事業(繰)幹線用水路補修その2工事
    北陸農政局 2022 年度 新潟県 関川用水農業水利事業 上江幹線用水路補修工事
    北海道開発局 2021 年度 北海道 雨竜暑寒農地整備事業 中島工区区画整備工事
    東北農政局 2019 年度 秋田県 平成30年度旭川農業水利事業旭川左岸幹線用水路(その4)工事
    福島県北農林事務所 2018 年度 福島県 基幹ストックマネジメント3001工事
    関東農政局 2015 年度 茨城県 平成27年度 那珂川沿岸農業水利事業(二期)かつら幹線工事(その2)
  • その他事業 参考実績

    年度の新しいものから順に表示(最大20件)

    発注者 施工年度 施工場所
    (都道府県名)
    件名 報文の有無
    埼玉県 宮代町 2025 年度 埼玉県 令和5年度 宮東配水場 No2PC配水池築造工事
    埼玉県上里町 2025 年度 埼玉県 令和6年度上里町浄水場(土木・建築)第2次(R6・R7・R8)改修工事
    関東地方整備局 2025 年度 栃木県 R6・7国分寺・小山出張所管内橋梁補修維持工事
    北海道庁 2023 年度 北海道 泊共和線防災安全B(地方道)工事(茶津大橋橋面工)(補正・繰越)
    北海道開発局 2023 年度 北海道 一般国道5号 仁木町 町道1番線橋上部工事
    北海道開発局 2023 年度 北海道 北海道横断道路釧路市北園改良工事
    栃木県 宇都宮市 2023 年度 栃木県 横断歩道橋維持修繕工事(桜馬場愛の歩道橋)
    埼玉県 2023 年度 埼玉県 5九尺第401号排水機場土木施設補修工事
    兵庫県 2023 年度 兵庫県 神出浄水場2系ろ過池逆洗水槽外修繕工事
    愛知県 2023 年度 愛知県 中小河川改良工事(5か年・大規模特定河川)緊急防災対策河川工事合併工事(週休2日・遠隔臨場)(R4国補正)
    佐賀県 2023 年度 佐賀県 海岸補助 第1305145-001号 松浦沿岸伊万里港海岸(黒川地区海岸)海岸補助事業工事(樋門補修工)
    徳島県 2023 年度 徳島県 田宮西都市下水路築造工事(3工区)
    埼玉県狭山市上下水道部 2023 年度 埼玉県 笹井配水場№1配水池耐震等改修工事
    松阪市 2023 年度 三重県 準用河川九手川河川改修工事
    富山県 2021 年度 富山県 一般道荒屋敷月岡町線道路橋りょう改築中山橋補修工事
    長野県建設部長野建設事務所 2021 年度 長野県 令和2年度 国補道路メンテナンス(橋梁)工事
    北陸地方整備局 2021 年度 新潟県 R3朝日温海道路 檜原地区改良その3工事
連絡先情報
  • 連絡先を確認
    会社名 オート化学工業株式会社 E-mail(メイン) nishida@autochem.co.jp
    所在地 〒 1100005
    東京都台東区上野5-8-5フロンティア秋葉原5階
    E-mail(サブ)
    TEL 0358127310
    担当部署 営業本部 東京支店 FAX 0358127950
    担当者 西田 雄貴 URL https://autochem.co.jp/
その他の情報
積算の参考情報
(単価・歩掛等)
設計用標準材料単価
【シーリング材】
・超耐シーラーTF2000 
320mlカート:2,400円/本
 6Lペール缶:4,800円/L                                            
【プライマー】
・OP-2019 
 100ml:2,050円/缶
 500ml:4,800円/缶 
                                                                 
サポート体制 オート化学工業株式会社東京支店、大阪支店への電話もしくはメールにて対応。東京支店 TEL 03-5812-7310 FAX 03-5812-7950 MAIL tokyo_sales@autochem.co.jp 大阪支店 TEL 06-6821-8011 FAX 06-6821-8010 MAIL osaka_sales@autochem.co.jp
特許

実用新案
他機関の認証制度への登録
(最大3件)
NETIS 登録番号 KT-190076-VE
JIS A 5758 F-25HM-8020(PU-1)認証番号:CE0308034 登録番号 CE0308034
建築用シーリング材のFマーク自主管理制度 認定番号:JSIA-001014 F☆☆☆☆ 登録番号 JSIA-001014
添付資料
発表文献
実績報文
カタログ・
パンフレット
単価・歩掛等
動画
その他