技術情報詳細

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技術情報詳細
登録番号 1007 登録年月 2019/04

開発年 1975年 更新年月 2023/12
技術名称 OSJ工法(オープンシールド・ジャッキング工法)
登録会社名 アイサワ工業株式会社
開発会社名 アイサワ工業株式会社
技術の要約 鋼矢板土留め工等の在来工法に代わる動く土留め・開削シールド函(管)渠連続埋設工法である。Point① 推進反力を埋戻し土にとる開削シールド工法である。Point② 自降自昇システムにより、発進立坑・到達立坑を必要としない。
技術分野
  1. メイン分野
  2. 土木工事(仮設)
  3. 仮設土留
  1. サブ分野1
  2. 土木工事(施設別)
  3. 水路工
  4. 用水路(開水路)
  1. サブ分野2
  2. 土木工事(施設別)
  3. 水路工
  4. パイプライン
  1. サブ分野3
  2. 土木工事(施設別)
  3. 水路工
  4. 箱形水路
技術の概要 OSJ工法は、施工重機をパイプライン上に配置して、最前部でバックホーにより掘削を行いながらOSJ機を推進させ、同時に後方にて埋戻しを行う。この作業を繰り返し、OSJ機のテール部に空間ができると、後方より基礎工とともに管渠を敷設する。このように、本工法は掘削から埋戻しまでの一連の作業を繰り返し、連続して行う開削シールド管渠埋設工法である。
開発の
趣旨・目的
昭和48年、ブレードシールド工法の導入にあたり、アイサワ・オープン・ブレード・シールド機(OBS機)の1号機を製作。昭和50年より、全国各地でその実績を重ねる上で、機械の改良はもちろんのこと、比較的浅い箇所へ経済的に管渠工事を施工するため、ブレードを一体化したアイサワ・オープンシールド・ジャッキング機(OSJ機)を開発する。同時に、立坑を必要としない自降自昇システムの開発により、アイサワ独自の工法として確立される。
適用範囲
(適用条件)
(OSJ機の適用範囲)
①掘削深さ H≦6.0m ②掘削幅 B≧1.90m ③曲率半径 R≧30~50m(機械幅により異なる)
④適用管径及び管長 φ≦800mmの場合 L≦6.0m,φ>800mmの場合 L≦2.5m
⑤適用管種 ヒューム管・塩ビ管・鋼管・合成鋼管・鋳鉄管・マンホール・ボックスカルバート(二次製品)
⑥適用土質 粘性土・砂質土・玉石・礫質土(N値≦50)
但し、上記範囲は標準仕様として適用するものであり、上記範囲外については、別途、特別仕様として検討を要する。
構造・材料諸元/
製品仕様
(OSJ機の構造)
OSJ機本体は鋼製フレームの両側面に一体となって作動するスキンプレートを装備したフロント部と、フレームの両側面をスライドするように取り付けられたスキンプレートを装備したテール部とで構成され、互いのスキンプレートはピンで連結し、フレームは油圧ジャッキで連結されている。推進ジャッキのコントロール並びに油圧の供給は、売電あるいは発動発電機により作動する本体の上部に装備されたパワーユニットにより行われる。
(OSJ機の仕様)
① 全長 (7,225+1,135)~(8,060+1,135)mm ② 機械幅B≧1,900mm ③ 全高 2,400mm~6,000mm
④ 油圧シリンダ φ120×1,200st × 4本~8本 推力 221KN/本 ⑤ 全自重 15.7t~45.0t
特徴
(メリット)
MERIT-1 生活環境への影響の軽減・交通障害の減少 ~ ①油圧機構の採用により、無振動・無騒音である。早期に埋戻しを行い、推進ジャッキによる水平方向への均一で十分な締固めができ、周辺構造物への影響が少ない。②掘削して直ちに埋戻しを行うため、作業区間が短く交通開放が早く、住民生活への影響が極めて少ない。
MERIT-2 安全性の向上 ~ ①開口部がOSJ機の部分だけなので、通行者や住民に対する安全性が高く、鋼製フレームに保護されたスペースでの作業により、作業者への安全も十分である。
MERIT-3 広い適用性・大幅な工期の短縮 ~①あらゆる土質条件に適用が可能であり、OSJ機の前後だけでの作業を行うため、側方部への作業帯を必要とせず、狭いところでも施工できる。②掘削から埋戻し・締固めまでを連続して行う工法なので、日進量が従来工法の約2倍と、スピィーディ-な作業が可能。
特徴
(デメリット)
 
採用実績
採用実績合計 477 件 農業農村整備事業 45 件
その他事業 432 件
  • 農業農村整備事業 参考実績

    年度の新しいものから順に表示(最大20件)

    発注者 施工年度 施工場所
    (都道府県名)
    件名 報文の有無
    北陸農政局 庄川左岸 農地防災事業所 2017 年度 愛知県 庄川左岸農地防災事業                  庄川放水路(舟戸口工区)その10工事
    北陸農政局 庄川左岸 農地防災事業所 2016 年度 香川県 庄川左岸農地防災事業                  庄川放水路(舟戸口工区)その8工事
    一宮市 2014 年度 愛知県 緊急農地防災事業 (上之島地区)排水路工事
    中国四国農政局 香川用水 土器川沿岸 農業利水事業所 2014 年度 福井県 香川用水土器川沿岸農業利水事業                  金倉幹線水路改修(その3)工事
    一宮市 2013 年度 福井県 緊急農地防災事業 (上之島地区)排水路工事
    福井県 丹南農林総合事務所 2013 年度 福井県 農村災害対策整備事業 北日野西部地区11号工事
    福井県 丹南農林総合事務所 2013 年度 福井県 農村災害対策整備事業 北日野西部地区 第10号工事
    福井県 丹南農林総合事務所 2013 年度 福井県 農村災害対策整備事業 北日野西部地区 第7号工事
    鹿児島県 大隅地域振興局 2021 年度 富山県 農村地域防災減災事業(シラス)竹山地区3の1
    鹿児島県 大隅地域振興局 2021 年度 富山県 農村地域防災減災事業(シラス)竹山地区2-1工区
  • その他事業 参考実績

    年度の新しいものから順に表示(最大20件)

    発注者 施工年度 施工場所
    (都道府県名)
    件名 報文の有無
    高松市 2022 年度 香川県 宮川雨水幹線工事(2工区)
    国土交通省 中国地方整備局 岡山国道事務所 2022 年度 岡山県 令和3年度 国道53号津山駅前構造物工事
    加古川市 2022 年度 兵庫県 別府川5-7号雨水幹線整備工事(第12工区)
    宮津市 2022 年度 京都府 滝馬川河川整備工事
    甲賀市 2022 年度 滋賀県 令和3年度 第45号 中央雨水幹線整備その6工事
    岐阜市 2022 年度 岐阜県 第652工区千石今泉排水路築造工事
    岡崎市 2022 年度 愛知県 令和3年度 下水道管渠築造工事その2                 雨水函渠布設(第10工区)工事
    静岡市 2022 年度 静岡県 令和3年度 葵南市道第8号 与一右衛門新田静岡用水路添線 道路改良工事(カルバート工)
    千葉県 流山区画整理事務所 2022 年度 千葉県 公共下水道(雨水)管渠布設工事(運公R3-3)
    高崎市 2022 年度 群馬県 一貫堀川雨水6号幹線築造工事(第6工区)
連絡先情報
  • 連絡先を確認
    会社名 アイサワ工業株式会社 E-mail(メイン) info@osj-kyoukai.jp
    所在地 〒 7028044
    岡山市南区福島3丁目7番1号
    E-mail(サブ)
    TEL 0862636601
    担当部署 OSJ事業室 FAX 0862647571
    担当者 日下部 彰 URL http://www.osj-kyoukai.jp
その他の情報
積算の参考情報
(単価・歩掛等)
OSJ協会発行の積算資料(第6回改訂版)を発行しております。
上記連絡先までお問合せください。
サポート体制 OSJ協会が積算・施工等に関してサポートをいたします。上記、連絡先までお問合せ下さい。
特許

登録有

登録番号 第 3096971 号

実用新案
他機関の認証制度への登録
(最大3件)
NETIS(国土交通省新技術情報提供システム) 登録番号 KT-980638-A
添付資料
発表文献
実績報文
  • .pdf 発行元 : OSJ協会
カタログ・
パンフレット
  • .pdf 発行元 : OSJ協会
単価・歩掛等
  • .pdf 発行元 : OSJ協会
動画
その他
  • .pdf 発行元 : OSJ協会