技術情報詳細
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技術情報詳細
登録番号 | 1046 | 登録年月 | 2018/05 |
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開発年 | 2009年 | 更新年月 | 2018/05 | |||
技術名称 | のリフレッシュ工法 | |||||
登録会社名 | ライト工業株式会社 | |||||
開発会社名 | ライト工業株式会社 | |||||
技術の要約 | 産業廃棄物の発生を抑制した既設のり面構造物(吹付モルタル)の補修技術 | |||||
技術分野 | ||||||
技術の概要 | 本工法は、老朽化した吹付モルタルの補修工法であり、従来は「モルタル取り壊し+モルタル吹付工」で対応していた。本技術は、短繊維混入モルタル吹付けとカップルボルトあるいは樹脂材を用いて、既設吹付モルタルの上から補修することができ、経済性の向上が期待できる。 | |||||
開発の 趣旨・目的 |
モルタル吹付法面は老朽化すると吹付モルタル面に亀裂ができたり、その背面に空洞ができることがある。これらの補修方法として従来は、吹付のり面のモルタルを取り壊し改めてモルタル吹付工を行う方法しかなかった。この場合、既設のり面の取り壊しにより大量に産業廃棄物(モルタル・コンクリート殻)が発生する問題があった。また、同じのり面で改めて新設のモルタル吹付工を行う必要があり、経済的とは言えなかった。本工法は、既設のり面の取り壊しを行わず、樹脂吹付またはモルタルの増厚工と空隙充填工で既設吹付のり面を補修することでこれらの問題を解決することを目的に開発した。 | |||||
適用範囲 (適用条件) |
・老朽化した吹付モルタルコンクリートの補修 ・老朽化したモルタル背面に空洞がある箇所 ・のり面勾配 1:0.3(ただし、ラス張り工を併用することで直勾配も対応可。) ・供用中の道路斜面等剥ぎ取りの際制約が多い箇所(剥ぎ取りが困難な箇所) ・モルタルの増し吹付(増厚工)の施工は、日平均気温4℃~25℃を標準とする。 ・必要プラントヤード モルタル吹付の場合はL=30m W=5m A=150㎡、樹脂吹付の場合は2tトラックの車上プラントで施工可能 |
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構造・材料諸元/ 製品仕様 |
モルタルによる増厚工(短繊維(のりファイバー)を混入したモルタル吹付け) 設計基準強度 f’ck=18N/mm2 厚み t=7cm(標準) ○短繊維混入モルタル吹付工の標準配合比 セメント 細骨材 W/C 短繊維Vol% 1 4 60%以下 0.75 樹脂吹付工 ポリウレタン樹脂 厚さ2mm以上 図表・写真の「構造・材料諸元/製品仕様」を参照してください。 |
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特徴 (メリット) |
<メリット> ・既設のり面の取り壊しが必要ないため、モルタル・コンクリート殻産業廃棄物の量を削減できる。 ・供用中の道路斜面など剥ぎ取りの際制約の大きい箇所での施工が可能である。 ・増厚工に用いるモルタルに短繊維(のりファイバー)を混入することで、吹付厚さの縮小が図れる。 ・カップルボルトによりモルタルの付着性を高めるため、ラス張り工を必要としない。 (ただし、のり面勾配 1:0.3より急な場合はラス張り工を検討すること ) ・アンカーボルトで既設モルタルを確実に地山に固定できるため、安全性が増す。 ・樹脂吹付を採用すると、工費・工期の削減に寄与する。 |
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特徴 (デメリット) |
<デメリット> ・湧水が豊富で空隙充填を行っても、一体化効果が期待されない箇所には適用できない。 ・背面地山に風化があり、補強する必要がある場合は適用できない。 ・斜面が崩壊する恐れがあり、抑止工が必要な場合は適用できない。 |
採用実績
採用実績合計 | 283 件 | 農業農村整備事業 | 2 件 |
その他事業 | 281 件 |
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農業農村整備事業 参考実績
年度の新しいものから順に表示(最大20件)
発注者 施工年度 施工場所
(都道府県名)件名 報文の有無 群馬県吾妻環境森林事務所 2014 年度 群馬県 平成25年度県単修繕事業(災害関連) 無 宮崎県児湯農林振興局 2011 年度 宮崎県 平成22年度神話・伝説を結ぶ道路整備工事に伴う法面保護工事 無
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その他事業 参考実績
年度の新しいものから順に表示(最大20件)
発注者 施工年度 施工場所
(都道府県名)件名 報文の有無 千葉県夷隅土木事務所 2014 年度 千葉県 道路維持(交付金・災害防除)工事(細尾) 無 群馬県藤岡土木事務所 2014 年度 群馬県 補助公共 社会資本総合整備(防災・安全)(国道防災)分割2号 無 佐賀県唐津土木事務所 2014 年度 佐賀県 道整交金第0111263-004号 国道263号 道路整備交付金工事(法面工) 無 岡山県備中県民局井笠地域事務所 2014 年度 岡山県 地方特定道路整備事業(道路防災)県道神島外港線 2-4-2単県道路工事に伴う法面保護工事 無 熊本県伊万里土木事務所 2014 年度 熊本県 道整交金第0122052-001号 山本波多津線道路整備交付金工事(道路防災) 無 佐賀県唐津土木事務所 2014 年度 佐賀県 道整交金 第2111204-004号 国道204号道路整備交付金工事(法面補修工) 無 群馬県企業局 2014 年度 群馬県 狩宿発電所鉄管路法面修繕工事 無 群馬県藤岡土木事務所 2014 年度 群馬県 補助公共 社会資本総合整備(防災・安全)(国道防災) 無 国土交通省中部地方整備局紀勢国道事務所 2014 年度 三重県 平成25年度 42号熊野尾鷲管内防災工事 無 福岡県久留米県土整備事務所 2014 年度 福岡県 県道朝田日田線道路法面補修(2工区)工事 無
連絡先情報
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連絡先を確認
会社名 ライト工業株式会社 E-mail(メイン) gijyutsu@raito.co.jp 所在地 〒 1028236
東京都千代田区九段北4-2-35E-mail(サブ) TEL 0332652454 担当部署 防災技術部 FAX 0332643402 担当者 佐野誠 URL http://www.raito.co.jp/project/doboku/norimen/ijihosyu/refresh.html
その他の情報
積算の参考情報 (単価・歩掛等) |
積算条件 対象面積A=1,000㎡、施工延長L=100m、のり長SL=10m 増厚タイプ4(吹付厚 T=7cm) アンカーボルト本数 N=222本(1本/4.5㎡:頭部にカップルプレート取付け) カップルボルト個数 N=2,000個(2個/㎡ カップルプレートの数量含む) 空隙充填量 V=200㎡×0.01m×1.1=2.2㎥ タイプ 仕様 数量(m2) 単価(円/m2) 金額(円) 1 アンカーボルト仕様 1,000 12,079 12,078,555 2 アンカーボルト仕様+空隙充填 1,000 12,800 12,799,700 ※詳細は上記連絡先または全国支社支店営業所まで相談下さい。 図表・写真の「積算の参考情報(単価・歩掛等)」を参照してください。 |
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サポート体制 | 問合せ窓口:ライト工業㈱全国支社支店営業所 | |||||
特許 |
登録有 |
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有 |
登録番号 第 3359588 号 |
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実用新案 | 無 | |||||
他機関の認証制度への登録 (最大3件) |
EHRF(公財)高速道路調査会新技術電子カタログ:安全対策 | 登録番号 0 | ||||
添付資料
発表文献 |
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実績報文 | |
カタログ・ パンフレット |
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単価・歩掛等 |
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動画 | |
その他 |
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