技術情報詳細

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技術情報詳細
登録番号 0223 登録年月 2021/07

開発年 1990年 更新年月 2024/07
技術名称 エポコラムTaf工法
登録会社名 エポコラム協会
開発会社名 エポコラム協会
技術の要約 本工法は、①礫・転石混在等硬質地盤に対応、②最大φ2.5mの大口径施工によるコストダウン、③地中に残置された既製杭等を破砕しながら同時施工での工期短縮、④変位低減技術による構造物等の近接施工が可能な深層混合処理工法です。
技術分野
  1. メイン分野
  2. 土木工事(共通)
  3. 地盤改良工
  4. 軟弱地盤処理工
  1. サブ分野1
  2. 土木工事(共通)
  3. 基礎工
  4. その他
  1. サブ分野2
  2. 土木工事(施設別)
  3. 農道(道路)
  4. 道路
  1. サブ分野3
  2. 土木工事(施設別)
  3. 海岸・河川、干拓
  4. その他
技術の概要  エポコラムTaf工法は、篭状の外翼・中翼・芯翼が各々異方向に交差して回転する複合相対撹拌により、スラリーと土壌とを三次元的に練り混ぜ良好な品質のコラム築造を行う地盤改良工法です。
 大口径(最大φ2.5m)コラム築造施工が可能であり、標準歩掛(φ1.0m×2軸,φ1.6m)と比較して大幅なコスト縮減と工期の短縮が可能です。
 既製杭等の地中残存物に対し、従来では補助工法による撤去を必要としていたが、地中残存物の破砕撹拌と地盤改良とを同時に同一工程で行うことで、施工の効率化と省エネルギー化を図り、廃棄物の発生抑制が可能です。
 また、スパイラルロッドにより排土を促すことで、従来と比較してより変位の少ない施工が可能です。
開発の
趣旨・目的
 深層混合処理工法の用途の拡大に伴い、改良対象となる地盤の性状は非常に多様となり、軟弱地盤のみならず中間層に高N値の砂礫層や転石層等の硬質地盤等が狭在している場合においても、改良施工を行う事例が増加してきました。
 また、近年旧構造物の建替え等の増加に伴い、改良地盤に既製コンクリート杭やコンクリートガラ等の地中残存物が放置されている事例が増加しています。従来は補助工法を用いて地中残存物を除去する除去施工と地盤改良施工の二工程が必要であり、工期とコストの面から、より効率的な技術の確立が求められていました。
 さらに、護岸や都市部等での既設構造物近接での施工も増加しており、より周辺地盤への影響が少ない市街地対応型の地盤改良工法が求められるようになってきました。
 このような状況に鑑み、硬質地盤施工・地中残存物処理・大口径施工・低変位施工が可能な技術の開発を行いました。
適用範囲
(適用条件)
①基礎的用途;建物・タンク基礎・擁壁基礎・護岸基礎・橋脚等の構造物基礎
②複合地盤的用途;沈下対策・すべり対策・側方変位対策・液状化対策
③仮設的用途;土留壁・遮水壁・地中切梁
構造・材料諸元/
製品仕様
改良径;φ1.0m~φ2.5m
適用施工長;標準20~22m;(継足し施工;40~50m)
改良強度;Fc=1,000~2,000kN/㎡
特徴
(メリット)
・複合相対練り込み撹拌により、品質の良好なコラムの築造ができ、求心性も高く、杭芯の鉛直精度保持に優れています。
・大口径コラム施工により、施工費最大約40%コストダウン可能です。
・低速回転・高トルクの撹拌仕様で、且つ、撹拌翼両端部が固定され剛性が強い為、転石・礫層等の硬質地盤に対応可能です。
・地中残存物破砕・同時撹拌施工が可能で、先行掘削工が不要となり経済性・工程の向上が可能です。(PC杭・RC杭・ドレーン材・既設地盤改良体・残置コンクリート塊・転石・高N値地盤)
・外翼がコラム外周部に対してコテ当て作用を行うことにより、周辺地盤に掘削土を撒き出すことが少なく、スパイラルロッドで排土を促すことにより、さらに低変位な施工が可能です。
特徴
(デメリット)
 
採用実績
採用実績合計 2200 件 農業農村整備事業 30 件
その他事業 2170 件
  • 農業農村整備事業 参考実績

    年度の新しいものから順に表示(最大20件)

    発注者 施工年度 施工場所
    (都道府県名)
    件名 報文の有無
    大里農林振興センター 2017 年度 埼玉県 総簡加)29明北第203号吐水槽工事
    大里農林振興センター 2017 年度 埼玉県 29明北第201号排水機場下部工事
    関東農政局 2016 年度 千葉県 平成27年度印旛沼二期農業水利事業宗吾西機場建設工事
    青森県東青地域県民局 2016 年度 青森県 平成28年度 東県局農水(整工)第8号たかのこため池第4号工事
    東北農政局 2016 年度 福島県 南相馬特定災害復旧事業谷地排水機場排水樋門他災害復旧工事
    三重県桑名農政事務所 2013 年度 三重県 平成25年度 長島中部地区基幹土地改良施設防災機能拡充保全事業(繰)下部工事
    東北農政局仙台東土地改良建設事業所 2013 年度 宮崎県 平成25年度 亘理山元特定災害復旧事業大畑浜排水機場災害復旧工事
    長崎県県央振興局 2011 年度 長崎県 田尻地区東排水機場
    東海農政局新矢作川用水農業水利事業所 2009 年度 愛知県 平成20年度新矢作川用水地区鹿乗幹線水路寺領チエック工工事
    中四国農政局中海干拓建設事業所 2007 年度 島根県 中海干拓事業森山提橋梁下部工事
  • その他事業 参考実績

    年度の新しいものから順に表示(最大20件)

    発注者 施工年度 施工場所
    (都道府県名)
    件名 報文の有無
    関東地方整備局高崎河川国道事務所 2020 年度 群馬県 R2国道17号渋川西BP金井地区改良その11工事
    関東地方整備局常総国道事務所 2020 年度 千葉県 R1圏央道神崎地区地盤改良工事
    九州地方整備局宮崎河川国道事務所 2020 年度 宮崎県 日南・志布志道路益安10号函渠設置外工事
    九州地方整備局鹿児島国道事務所 2020 年度 鹿児島県 鹿児島3号高松地区改良外工事
    東北地方整備局北上川下流河川事務所 2020 年度 宮城県 旧北上川左岸井内地区護岸外工事
    北海道開発局小樽開発建設部 2020 年度 北海道 一般国道5号余市町余市IC改良工事
    沖縄防衛局 2020 年度 沖縄県 陸自宮古島(30)訓練場地区整備等新設建築工事
    中部地方整備局三河港管理事務所 2020 年度 愛知県 令和元年度三河港神野地区岸壁(-12m)本体工事(その2)
    大分市上下水道局下水道施設管理課 2020 年度 大分県 大分市公共下水道片島雨水排水ポンプ場建設工事 
    中国国道整備局岡山国道事務所 2019 年度 岡山県 岡山環状南道路大福地区第5改良工事
連絡先情報
  • 連絡先を確認
    会社名 エポコラム協会 E-mail(メイン) info@epo-k.jp
    所在地 〒 8120013
    福岡県福岡市博多区博多駅東2丁目5-1アーバンネット博多ビル7階
    E-mail(サブ)
    TEL 0924120263
    担当部署 技術部 FAX 0924124889
    担当者 木寺 智則 URL https://epo-k.jp
その他の情報
積算の参考情報
(単価・歩掛等)
上記の連絡先までお問い合わせください。
サポート体制 上記の連絡先までお問い合わせください。
特許

登録有

登録番号 第 3739620 号

実用新案
他機関の認証制度への登録
(最大3件)
(一財)先端建設技術センター「先端建設技術技術審査証明」 登録番号 202005
国土交通省新技術情報提供システム「NETIS」 登録番号 QS-180012-VE
国土交通省新技術情報提供システム「NETIS」 登録番号 QS-210069-A
添付資料
発表文献
実績報文
カタログ・
パンフレット
単価・歩掛等
動画

エポコラムの工法紹介.mp4

エポコラム協会

その他