技術情報詳細

掲載されている技術情報は申請者により作成されたもので、(一社)農業農村整備情報総合センターは関知しておりません。
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技術情報詳細
登録番号 1141 登録年月 2018/04
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開発年 2003年 更新年月 2018/04
技術名称 浮沈式流入水制御フェンス
登録会社名 ゼニヤ海洋サービス株式会社
開発会社名 ゼニヤ海洋サービス株式会社
技術の要約 流入水制御フェンスの一部に浮沈可能部分を設けたフェンスです。出水後、この浮沈部分を水面下に沈下させ、流入し始めた清水をフェンス下流域に導きます。この技術により、ダム中下流域への濁水の流下を最小限に留めることができます。
技術分野
  1. メイン分野
  2. 土木工事(施設別)
  3. ダム
  4. その他
  1. サブ分野1
  2. 土木工事(施設別)
  3. 海岸・河川、干拓
  4. その他
技術の概要 本技術は、出水時、濁水を流入水制御フェンスでくい止め、出水後に清水が流入するとフェンスの一部を水面下に沈下させ、表層部の清水を直接堤体側に取り込む技術です。
本技術を採用することにより、出水後に上流から流入する清水の流れを阻害することなく、上流側の清水をスムーズにフェンス下流側へ導き表層の清水を確保することができます。
開発の
趣旨・目的
ダム湖等に設置される従来の流入水制御フェンスは、出水時に濁水の混入を防ぐ機能を持ちますが、出水後に清水が流入すると、清水の流れがフェンスで遮断されるためフェンス下流側で濁水の再浮上が発生する弊害がありました。

一方、浮沈式流入水制御フェンスは、この問題を解決するため、出水後清水が流入し始めた時点でフェンスの一部を沈下させ、上層部を流れる清水を通水することにより上流側の清水をスムーズにフェンス下流側へ導きます。
適用範囲
(適用条件)
①自然条件:設置時の気候には影響されないが、強風時には注意が必要である。
②現場条件:荷卸・着水を行うための重機の設置、資材仮置きヤードが必要である。
③適用可能な範囲:内水面、海域等
構造・材料諸元/
製品仕様
浮沈式流入水制御フェンスの浮上は、陸上部に設置したコンプレッサーにより、フロート内にエアーを注入し浮上させます。また、沈下は、エアーバルブの作動で浮体の空気を抜くことで沈下させます。
・材質:浮沈式フロート(合成ゴム)、沈下保持フロート(ポリエチレン)、カーテンキャンパス(PVCターポリン)
特徴
(メリット)
①出水後、フェンスの一部に設けた浮沈可能部分を沈下させ、清水をフェンス下流域へ通水することにより、ダム中下流域への濁水の流下を最小限に留めることができます。
②下流域への濁水の流下が最小限に抑えられるため、下流側の自然環境に貢献します。
③ダム湖等の貯水池内の景観障害を軽減します。
特徴
(デメリット)
 
採用実績
採用実績合計 7 件 農業農村整備事業 0 件
その他事業 7 件
  • その他事業 参考実績

    年度の新しいものから順に表示(最大20件)

    発注者 施工年度 施工場所
    (都道府県名)
    件名 報文の有無
    国土交通省 九頭竜川ダム統合管理事務所 2009 年度 福井県 真名川ダム
    岡山県 高梁川ダム統合管理事務所 2008 年度 岡山県 千屋ダム
    国土交通省 木曽川水系ダム統合管理事務所 2008 年度 岐阜県 横山ダム
    国土交通省 蓮ダム管理所 2006 年度 三重県 蓮ダム(津本)
    国土交通省 蓮ダム管理所 2005 年度 三重県 蓮ダム(蓮川)
    国土交通省 蓮ダム管理所 2005 年度 三重県 蓮ダム(青田川)
    国土交通省国土交通省 矢作ダム管理所 2003 年度 愛知県 矢作ダム
連絡先情報
  • 連絡先を確認
    会社名 ゼニヤ海洋サービス株式会社 E-mail(メイン) akihisa-satoh@zeniya-k.co.jp
    所在地 〒 1040031
    東京都中央区京橋3丁目7番1号 相互館110タワー9階
    E-mail(サブ)
    TEL 0362287231
    担当部署 技術部 FAX 0362287232
    担当者 佐藤 明久 URL http://www.zeniya-k.co.jp/
その他の情報
積算の参考情報
(単価・歩掛等)
アンカーの設置条件により個別に設計致しますので、詳細は上記の連絡先までご相談ください。
サポート体制 詳細は上記の連絡先までご相談ください。
特許

申請中

登録番号 第 特開2013-2155 号

実用新案
他機関の認証制度への登録
(最大3件)
添付資料
発表文献
実績報文
カタログ・
パンフレット
単価・歩掛等
動画
その他