技術情報詳細

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技術情報詳細
登録番号 1259 登録年月 2018/06

開発年 2015年 更新年月 2024/08
技術名称 有機酸バイオ系地盤改良材「コーンα」BP
登録会社名 大崎建設株式会社
開発会社名 大崎建設株式会社
技術の要約 バイオ増殖による、粘着力増強と圧密促進を行う有機酸とキチン質からなるバイオ系地盤改良材
技術分野
  1. メイン分野
  2. 土木工事(共通)
  3. 地盤改良工
  4. 軟弱地盤処理工
  1. サブ分野1
  2. 土木工事(仮設)
  3. 仮設土留
  1. サブ分野2
  2. 環境配慮対策
  3. 生態系保全対策
  1. サブ分野3
  2. 農地の除塩・除染
  3. 農地の除染
技術の概要 本技術「コーンα」BPは有機酸とキチン質のバイオ系地盤改良材で、従来は高炉セメントによる地盤改良で対応していた。本技術活用により改良土はpH中性域で、動植物にも安全で、品質向上と安全性の向上、再生砕石による道路の固化飛散防止、バチルス繁殖による放射線量抑制で周辺環境向上も図れる。
開発の
趣旨・目的
地球環境保全、土壌汚染関連の法規制の流れとともに、無公害での改良を必要とされはじめている。土壌汚染の問題を解決するため、2000年にバイオ系土質改良材「コーンα」を開発し御利用頂いていたが、バイオ繁殖性能のバラツキが確認された。東日本大震災での除染分野での新たな問題を含め解決するため、2015年有機酸とキチン質からなる本技術「コーンα」BPを開発、利用を開始した。
適用範囲
(適用条件)
①自然条件 ・厳冬期に地盤凍結の恐れのある地域での厳冬期施工はしない。
・悪天候(降雨・降雪・強風)時は施工しないこと。
②現場条件 ・資材スペース:1m×1m=1m2 ・作業スペース:3m×7m=21m2
③技術提供可能地域 ・技術提供地域には制限なし。
④関係法令等 ・土壌汚染対策法(平成26年環境省) ・水質汚濁防止法(平成23年環境省)
・廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和45年環境省)
構造・材料諸元/
製品仕様
製品名 「コーンα」(粉体)仕様♯101・♯301材料諸元(リンゴ酸・クエン酸)                            製品名 「コーンα」(液体)仕様♯201・♯401材料諸元(水・リンゴ酸・クエン酸)                            製品名 キチンパウダー(粉体)仕様BP 材料諸元(エビ・カニの殻を乾燥粉砕したもの)   
特徴
(メリット)
①どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・主原料を高炉セメントから有機酸とキチン質(蟹甲羅粉末)に変えた。
②期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・主原料を有機酸とキチン質(蟹甲羅粉末)に変えた事により、改良土はpH中性域、動植物にも安全で、植栽、生産緑地へも利用でき、品質向上と安全性の向上が図れます。
・主原料を有機酸とキチン質(蟹甲羅粉末)に変えた事により、バイオ改良によるバチルス菌増殖により、流水の下流部や集水部分の環境下を除き、放射線量の再上昇を抑制できること、及び安全な材料で、添加率も少なくなるため運搬時の環境負荷が改善され、周辺環境の向上が図れます。
・主原料を有機酸とキチン質(蟹甲羅粉末)に変えた事により、現位置で充填改良養生により、攪拌の必要が無く、施工性の向上が図れます。
・添加率が従来の0.054%となるため、経済性の向上が図れます。
③その他
・主原料を有機酸とキチン質(蟹甲羅粉末)に変えた事により、粘性不足の土や再生砕石等の粘性補強により、飛散防止が図れます。
・主原料を有機酸とキチン質(蟹甲羅粉末)に変えた事により、加速的圧密効果を発揮、高密度を初期に獲得し、経年圧密沈下を抑制出来ます。
特徴
(デメリット)
(新技術活用のデメリットは?)
・厳冬期に地盤凍結の恐れのある地域での厳冬期施工は出来ないこと。
・悪天候(降雨・降雪・強風)時は施工出来ないこと。
採用実績
採用実績合計 440 件 農業農村整備事業 3 件
その他事業 437 件
  • 農業農村整備事業 参考実績

    年度の新しいものから順に表示(最大20件)

    発注者 施工年度 施工場所
    (都道府県名)
    件名 報文の有無
    新潟地域振興局農林振興部(本庁農地部関係) 2010 年度 新潟県 新潟南部7期 阿賀幹線用水路第25次工事
    財団法人 亀田郷地域センター環境整備 2009 年度 新潟県 体験学習田 畦改修工事
    新潟地域振興局農林振興部(本庁農地部関係) 2008 年度 新潟県 新潟南部7期 阿賀幹線用水路第19次工事
  • その他事業 参考実績

    年度の新しいものから順に表示(最大20件)

    発注者 施工年度 施工場所
    (都道府県名)
    件名 報文の有無
    都市再生機構(UR) 清水・青木あすなろ  建設工事共同企業体 2024 年度 福島県 大熊町下野上地区基盤整備工事  
    世田谷区役所 (賀茂御祖神社) 2024 年度 東京都 世田谷区砧工事事務所管轄道路維持工事
    都市再生機構(UR) 清水建設株式会社                    2024 年度 福島県 大熊町西地区基盤整備工事
    下鴨神社(賀茂御祖神社) 2024 年度 京都府 賀茂御祖神社(下鴨神社)・参道改良工事
    千葉県流山市役所 2023 年度 千葉県 運河水辺公園整備工事
    都市再生機構(UR) 清水建設株式会社 2023 年度 福島県 大熊町下野上地区基盤整備工事 
    越谷市役所  2023 年度 埼玉県 校庭改修工事(千間台小学校、西方小学校)
    越谷市役所 2023 年度 埼玉県 越谷市大袋小学校外構等改修工事
    流山市役所 2023 年度 千葉県 初石6号公園広場整備工事
    東京都 2022 年度 東京都 旧岩崎邸庭園管理所周辺整備工事
    会福祉法人 花友いちはら」 2022 年度 京都府 京都市左京区社 会福祉法人「花友いちはら」車椅子通路舗装工事
    清水建設(株)石狩湾新港洋上風力建設工事作業所 2022 年度 北海道 石狩湾新港洋上風力建設工事
    中日本高速道路株式会社 清水建設株式会社 2022 年度 神奈川県 新東名伊勢原大山IC周辺ヤード造成工事
    賀茂波爾神社 (下鴨神社) 2021 年度 京都府 「賀茂波爾神社(かもはにじんじゃ)」 整備工事
    東京都 清水建設(株) 2021 年度 東京都 有明体操競技場大会後解体工事
    東京都 2021 年度 東京都 旧岩崎邸庭園復元工事
    防衛装備庁 2020 年度 岐阜県 岐阜基地非舗装滑走路飛散防止改良工事
    運輸施設整備支援機構 北海道新幹線建設局 清水建設株式会社 2020 年度 北海道 北海道新幹線 渡島トンネル工事
    清水建設株式会社 2019 年度 北海道 銭函風力発電所建設工事
連絡先情報
  • 連絡先を確認
    会社名 大崎建設株式会社 E-mail(メイン) a-seino@osaki-c.co.jp
    所在地 〒 1120004
    東京都文京区後楽1丁目7番12号 林友ビル2階
    E-mail(サブ)
    TEL 0358055011
    担当部署 技術研究所 FAX 0358055015
    担当者 清野 昭博 URL http://www.osaki-c.co.jp
その他の情報
積算の参考情報
(単価・歩掛等)
「詳細は添付資料をご覧下さい。」
サポート体制 技術支援:配合試験・確認試験(コーン指数試験・硬度指数試験・報告書作成)有り、施工要領書作成有り、現場施工指導・現場確認試験(コーン指数試験・硬度指数試験・報告書作成)は相談下さい。利用者向け参考資料は該当現場条件確認後作成します。一般的な参考資料は弊社HPにて便覧有、製品保証:保存期間は、直射日光を避け、密封常温で6ヶ月を標準となります。その他:納期については#101・#301(粉体)は、中5日頂きます。 #201・#401(液体)は、中10日となります。キチンパウダー(BP)(粉体)も、中10日となります。 
特許

登録有

登録番号 第 5362926 号

登録番号 第 3689302 号

実用新案
他機関の認証制度への登録
(最大3件)
国土交通省 新技術情報提供システムNETIS 登録番号 KT-170108-A
九州農政局 新技術新工法情報 登録番号 91
添付資料
発表文献
実績報文
カタログ・
パンフレット
単価・歩掛等
動画

運動公園周辺地区道路粗造成(10-7号線他)工事「コーンα」BPバイオ改良注入方式.mp4

大崎建設株式会社 技術研究所2010年

流山市 盛土造成工事 H24-5粘土改良混合撹拌バックホウ.mp4

大崎建設株式会社 技術研究所2013年

京都_(世界文化遺産)上賀茂神社参道整備工事.mp4

大崎建設株式会社 技術研究所2002年

その他