技術情報詳細

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技術情報詳細
登録番号 1267 登録年月 2018/09

開発年 2016年 更新年月 2024/07
技術名称 気泡クレーショック工法
登録会社名 株式会社タック
開発会社名 株式会社タック
技術の要約  本技術は、高粘性可塑状充填材であるクレーショック(NNTD:1162)と気泡シ-ルド工法の気泡を混合した水希釈に強いクッション性の添加材です。滞水砂礫層や粗石層等の高透水性地盤での切羽の安定(止水性・流動性確保)が可能です。
技術分野
  1. メイン分野
  2. 土木工事(施設別)
  3. 水路工
  4. シールド
  1. サブ分野1
  2. 土木工事(施設別)
  3. 水路工
  4. 推進工
技術の概要  気泡クレーショック工法は、高粘性可塑状充填材であるクレーショック(NNTD:1162)と気泡シ-ルド工法の気泡を混合した水希釈に強いクッション性の添加材である。
 気泡クレーショック工法は、地下水に希釈されないクレーショックの細粒分補充と気泡のベアリング効果によって、高透水性地盤での切羽の安定(止水性・流動性確保)が可能である。
 また、カッターチャンバー内での気泡の耐自然消泡性にも優れており、カッタービットの摩耗低減効果も期待できる。
 そして、シールド機外周に注入することで、クレーショックの摩擦低減効果に加えて、内圧を保持した気泡による地盤沈下抑止、クッション性による振動低減等が期待できる(図-1)。 
 
開発の
趣旨・目的
 土圧式のシールド・推進工事では、切羽の安定に必要な土圧を保持して適量の掘削土量を排出する必要が有る。その為には、カッターチャンバー内に充満した掘削土砂が適度の流動性を有することと、地下水流入が生じないように止水性を高めることが重要である。
 しかし、砂礫層や粗石層では、一般的に細粒分が少なく透水係数も大きい為、掘削土砂の流動性が乏しく止水性の確保も難しく、切羽の安定が困難とされている。
 このニーズに応えるため、気泡シールド工法の気泡(微細なシェービングクリーム)と高粘性可塑状充填材であるクレーショック(粘性:300~500dPa・s)を混合した水希釈に強いクッション性の添加材を開発し、実用化した。
 
適用範囲
(適用条件)
 シールド、推進工事に適している土質(粘性土、砂質土、礫質土、粗石)に適用可能である。
構造・材料諸元/
製品仕様
 気泡クレーショックの材料諸元・配合は、表-1のとおりである。
特徴
(メリット)
①地下水に希釈されないクレーショックの細粒分補充と気泡のベアリング効果によって、
 高透水性 地盤での切羽の安定(止水性・流動性確保)が可能である。
②カッタートルクの低下が可能である。
③気泡の耐自然消泡性にも優れており、カッタービットの摩耗低減が期待できる。
④シールド機外周に注入することで、内圧を保持した気泡によって従来のクレーショック
 以上の摩擦抵抗力低減、地盤沈下抑止効果が図れる。また、クッション性による振動
 低減も期待できる。
⑤気泡の混合率を変化させることで、添加材から充填材まで様々な用途に使用できる。
⑥クレーショックの粘性により、混合した気泡は2日後まで保持することができる(実験値)。
特徴
(デメリット)
 
採用実績
採用実績合計 2 件 農業農村整備事業 1 件
その他事業 1 件
  • 農業農村整備事業 参考実績

    年度の新しいものから順に表示(最大20件)

    発注者 施工年度 施工場所
    (都道府県名)
    件名 報文の有無
    中国四国農政局四国東部農地防災事務所 2017 年度 徳島県 吉野川下流域農地防災事業第十幹線水路(1工区その5)建設工事
  • その他事業 参考実績

    年度の新しいものから順に表示(最大20件)

    発注者 施工年度 施工場所
    (都道府県名)
    件名 報文の有無
    阪神高速道路株式会社 2016 年度 大阪府 大和川線シールドトンネル工事
連絡先情報
  • 連絡先を確認
    会社名 株式会社タック E-mail(メイン) otac@tac-co.com
    所在地 〒 5320011
    大阪府大阪市淀川区西中島3丁目23番15号セントアーバンビル302号
    E-mail(サブ)
    TEL 0663047910
    担当部署 営業本部 FAX 0663041045
    担当者 新免伸康 URL http://www.tac-co.com/
その他の情報
積算の参考情報
(単価・歩掛等)
 目的や施工条件等によって、配合・施工設備等が異なりますので上記連絡先までご相談願います。
サポート体制  本社、テクノセンターにてサポート致しますが、詳細は上記連絡先までご相談願います。
特許

申請中

実用新案
他機関の認証制度への登録
(最大3件)
添付資料
発表文献
実績報文
カタログ・
パンフレット
単価・歩掛等
動画
その他