技術情報詳細
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技術情報詳細
登録番号 | 1274 | 登録年月 | 2018/12 |
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開発年 | 2017年 | 更新年月 | 2023/12 | |||
技術名称 | OSJ-CONG工法(全地質対応型開削シールド工法) | |||||
登録会社名 | アイサワ工業株式会社 | |||||
開発会社名 | アイサワ工業株式会社 | |||||
技術の要約 | 本工法は既に開発済みの掘削から埋戻しまでの一連の作業を繰返して一函毎連続して函(管)渠を地中に埋設するOSJ工法の掘進機に集水・揚排水機能を付加し、機内への地下水の流入を抑えることで補助工法の併用を不要にした地下水対応型函(管)渠埋設工法である。 | |||||
技術分野 | ||||||
技術の概要 | ◆施工手順 : 掘進機を現地に搬入して発進位置に組立て、機内を掘削しながら自降装置により掘進機を地中に降下させる。続いて、施工重機をパイプライン上に配置して最前部で掘削を行いながら掘進機を自走推進させ、同時に後方にて埋戻しを行う。この作業を繰返して掘進機内に空間ができると機内にて基礎工を施工し、後方より函(管)渠を布設する。このように、一連の作業を繰返して一函毎連続して函(管)渠を地中に埋設する。全区間の函(管)渠の埋設が完了すると、機内を埋戻しながら自昇装置により掘進機を地上まで上昇させ、解体して搬出する。 ◆地下水対応システム : 掘進機のフレーム下端に装備した集水システムにより周辺の地下水を集水して、掘進機の上部に設置した揚・排水装置により揚水及び排水することで、機内への地下水の流入を抑え、ウェルポイントや薬液注入などの補助工法の併用を不要にした。 |
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開発の 趣旨・目的 |
用排水工事などの管(函)渠の埋設工事における周辺構造物への影響や交通障害の発生、第三者災害への危険性といった従来の施工法の持つ問題点を解決するために、開削型自走推進機を用いた管(函)渠埋設工法(OSJ工法/NNTD登録番号No.1007)が開発され、住民生活環境への影響の軽減やコストの縮減、工期の短縮が図られ、多くの実績を上げている。 ところが、OSJ工法は適用管種の範囲拡大を図ることを目的としていることから、止水性能が劣ることによる高地下水位、高透水性地盤における補助工法(ウェルポイント工法又は薬液注入工法)の併用を余儀なくされていることがデメリットとして挙げられる。そこで、本工法は機内への地下水の流入を抑制することを目的として開発された。 |
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適用範囲 (適用条件) |
①掘削幅:B≧2.5m ②掘削深:H≦4.5m(但し、函渠長≦1.5mとした場合は掘削深H≦6.0m) ③曲率半径:R≧30~50m(機械幅により決定) ④適用管径及び管長:φ≦800mmの場合 L≦6.0m、φ>800mmの場合 L≦2.5m ⑤適用管種:ヒューム管・塩ビ管・鋼管・鋳鉄管・ボックスカルバート・L型組立開水路・U型開水路(但し、いずれも二次製品) ⑥適用土質:粘性土・砂質土・礫質土・玉石転石層(但し、N値=0からバックホーによる 掘削可能範囲、透水係数k≧2.3E-2cm/sは補助工法の必要性検討を要する) |
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構造・材料諸元/ 製品仕様 |
OSJ-CONG機仕様 ①全長:(7,225+1,135)~(8,060+1,135)mm ②全高:2,400mm、3,000~6,000mm(@500mm) ③全幅:2,500mm~(@100mm) ④油圧シリンダ:φ120×1,200st×4~8本 推力221kN/本 ⑤全自重:15.7~45.0t |
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特徴 (メリット) |
◆住民生活環境への影響軽減、交通障害の減少:①無振動・無騒音 ②周辺構造物への影響軽減 ③交通の早期開放 ◆安全性の向上:④開口部の減少 ⑤高剛性土留め内での作業 ◆適用性の拡大:⑥広範囲の適用地盤 ⑦狭小箇所の施工 ◆工期の短縮、コストの縮減:⑧大幅な日進量の増大 ⑨補助工法併用の減少 ⑩施工延長増大に伴う工事費の減少 ◆施工性の向上:⑪機内地下水流入量の減少 |
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特徴 (デメリット) |
採用実績
採用実績合計 | 7 件 | 農業農村整備事業 | 1 件 |
その他事業 | 6 件 |
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農業農村整備事業 参考実績
年度の新しいものから順に表示(最大20件)
発注者 施工年度 施工場所
(都道府県名)件名 報文の有無 農林水産省 北陸農政局庄川左岸農地防災事業所 2017 年度 富山県 庄川左岸農地防災事業 荒又排水路河川合流口建設工事 有
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その他事業 参考実績
年度の新しいものから順に表示(最大20件)
発注者 施工年度 施工場所
(都道府県名)件名 報文の有無 鈴鹿市 2022 年度 三重県 安塚南部第1排水区 雨水5号幹線整備工事 無 利府町 2022 年度 宮城県 利府1号雨水幹線布設その2工事 無 鈴鹿市 2021 年度 三重県 安塚南部第2排水区 雨水2号幹線整備工事 無 鈴鹿市 2020 年度 三重県 安塚南部第2排水区 雨水2号幹線整備工事その3 無 鈴鹿市 2020 年度 三重県 安塚南部第2排水区 雨水2号幹線整備工事その2 無 鈴鹿市 2020 年度 三重県 安塚南部第2排水区 雨水2号幹線整備工事 無
連絡先情報
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連絡先を確認
会社名 アイサワ工業株式会社 E-mail(メイン) info@osj-kyoukai.jp 所在地 〒 7028044
岡山市南区福島3丁目7番1号E-mail(サブ) TEL 0862636601 担当部署 OSJ事業室 FAX 0862647571 担当者 日下部 彰 URL http://www.osj-kyoukai.jp
その他の情報
積算の参考情報 (単価・歩掛等) |
OSJ-CONG工法積算資料(第1回改訂版)/OSJ協会 参照。 上記連絡先までお問い合わせ下さい。 |
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サポート体制 | OSJ協会にて計画、積算、技術支援に対応。上記連絡先までお問い合わせ下さい。 | |||||
特許 |
登録有 |
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有 |
登録番号 第 6465844 号 |
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実用新案 | 無 | |||||
他機関の認証制度への登録 (最大3件) |
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添付資料
発表文献 |
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実績報文 |
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カタログ・ パンフレット |
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単価・歩掛等 |
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動画 | |
その他 |
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