技術情報詳細
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技術情報詳細
登録番号 | 1329 | 登録年月 | 2021/07 |
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開発年 | 1997年 | 更新年月 | 2021/07 | |||
技術名称 | 全天候クサビ挿入型目地材(DFTジョイント) | |||||
登録会社名 | DFTジョイント研究会 | |||||
開発会社名 | ドーピー建設工業株式会社 | |||||
技術の要約 | 耐候性・耐久性に優れたEPDM(エチレンプロピレンゴム)を活用した寒冷地も含めた全天候型の目地補修工法。 | |||||
技術分野 |
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技術の概要 | 原材料に耐候性・耐久性に優れたEPDM(エチレンプロピレンゴム)を使用し、コンクリートとの接合部に複数のくさび型突起が付いた接合部を両サイドの溝に押し込みクサビ部の抵抗力で、引張抵抗や水密性を確保する構造です。また、センター部分に可撓性を有し、不等沈下等の水路のずれにも水密性を確保します。 施工は、カッターで掘った溝にゴムハンマー等でクサビ部分を押し込むだけの簡易な方法で、雨、雪、低温等の悪条件においても、接着剤等の塗布が必要ないため、施工が可能で施工不良も発生しない全天候型での対応が可能で、特に寒冷地においては、防寒囲い等が必要なくコスト縮減が可能な工法です。 |
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開発の 趣旨・目的 |
農業用水路はコンクリート躯体は健全であるのに、経年劣化により目地材が脱落やひび割れを起し、水路として重要な止水性能が損なわれているケースが多く見られます。 また、積雪寒冷地においては、多くは落水後の工期となり、降雨や防寒の対策が必要となるため、悪条件でも施工可能な全天候型の工法が必要です。 このため、従来の目地材に替わる高耐久性、全天候型の目地工法を開発しました。 |
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適用範囲 (適用条件) |
適用範囲 ①コンクリート現場打ち、PC・RC二次製品等の水路、トンネル等の目地補修。 ②既設目地部に断面欠損がある場合は、別途修復が必要。 適用条件 ①躯体規模に応じ溝規格あり。 W=85・100タイプは、幅8mm±1mm 深さ15mm±1mm 溝間70mm~80mm W=140タイプは、幅13mm±0.5mm 深さ26mm以内 溝間110mm -10mm +40mm ②目地部からの漏水頻度により、対策が必要。 |
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構造・材料諸元/ 製品仕様 |
材料 EPDM(エチレンプロピレンゴム) 製品仕様 W85 ~ トラフ600以下用 W100 ~ トラフ700以上用 W140 ~ 現場打ち等のロングフリューム用 ※小型ベンチフリューム、大きな段差等に対応したW85改、W200、W290については、別途 お問合せください。 |
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特徴 (メリット) |
メリット ・材料にEPDM(エチレンプロピレンゴム)を使用するため、耐久性が高い。 ・接着剤未使用のため、降雨時の作業可能、防寒対策が不要、工程短縮、コスト縮減が可能。 ・センター部分に可撓性があり、地震、不等沈下等により施設にずれが生じても漏水を防止。 ・ゴムハンマー、小型発電機、電動カッター等で施工可能なため、農道の無い場所も施工可能。 ・既設構造物を取り壊すことなく漏水対策し、材料の耐用年数も高くライフサイクルコストを低減 |
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特徴 (デメリット) |
デメリット ・既設構造物の接合が複雑な場所では施工が厳しい。 |
採用実績
採用実績合計 | 458 件 | 農業農村整備事業 | 452 件 |
その他事業 | 6 件 |
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農業農村整備事業 参考実績
年度の新しいものから順に表示(最大20件)
発注者 施工年度 施工場所
(都道府県名)件名 報文の有無 北海道開発局 札幌開発建設部 2020 年度 北海道 新雨竜二期地区 無 北海道 上川総合振興局 2020 年度 北海道 上幹線地区 無 北海道 桧山総合振興局 2020 年度 北海道 天の川地区 無 北海道開発局 旭川開発建設部 2020 年度 北海道 当麻永山用水地区 無 北海道開発局 函館開発建設部 2020 年度 北海道 今金南地区 無 北海道開発局 札幌開発建設部 2020 年度 北海道 幌加内地区 無 北海道開発局 旭川開発建設部 2020 年度 北海道 風連地区 無 北海道 上川総合振興局 2020 年度 北海道 中士別第2地区 無 北海道開発局 室蘭開発建設部 2019 年度 北海道 勇払東部地区 無 東北農政局 2019 年度 岩手県 南部主幹幹線用水路 無
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その他事業 参考実績
年度の新しいものから順に表示(最大20件)
発注者 施工年度 施工場所
(都道府県名)件名 報文の有無 中国電力株式会社 2018 年度 鳥取県 智頭変電所調整池 無 中国電力株式会社 2018 年度 広島県 四和発電所調整池 無 山口県 2018 年度 山口県 黒川川砂防維持管理 無 民間 2017 年度 東京都 建築目地 無 民間 2018 年度 群馬県 試験工事 無 民間 2017 年度 北海道 新工業団地造成工事 無
連絡先情報
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連絡先を確認
会社名 DFTジョイント研究会 E-mail(メイン) info@daichi-tech.com 所在地 〒 70848
札幌市東区北48条東15丁目2-1 株式会社 ダイチテック内E-mail(サブ) TEL 0117907739 担当部署 FAX 0117907759 担当者 長尾 泰朋 URL https://daichi-tech.com/dft/
その他の情報
積算の参考情報 (単価・歩掛等) |
直接工事費 W=85Sタイプ(4mまで)9,100円/m 、W=85タイプ(4mまで)9,700円/m W=100タイプ(4mまで)11,100円/m W=140タイプ(4.29mまで)14,300円/m (8.58mまで)14,600円/m (12.87mまで)15,000円/m ※1・北海道地区は別単価上記にお問合せください。 ※2・既設目地材の撤去費用、湧水処理、水替え工、水路内の堆積土砂処理、洗浄、清掃、底版研削、不陸修正、目地部破損による断面修復、コンクリート殻産廃処理費は別途。 |
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サポート体制 | 全国のDFTジョイント研究会員により、技術支援、施工をサポートいたします。また、不明な点は上記連絡先までご連絡ください。 | |||||
特許 |
登録有 |
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有 |
登録番号 第 3597506 号 |
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実用新案 | 無 | |||||
他機関の認証制度への登録 (最大3件) |
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添付資料
発表文献 |
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実績報文 |
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カタログ・ パンフレット |
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単価・歩掛等 | |
動画 | |
その他 |