技術情報詳細

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技術情報詳細
登録番号 0412 登録年月 2019/01
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開発年 2010年 更新年月 2019/01
技術名称 消泡剤FT-01
登録会社名 株式会社フジタ
開発会社名 株式会社フジタ、京浜ソイル株式会社
技術の要約  本技術は、気泡シールド工法の気中は勿論、液中でも消泡できるシリコーン系の消泡剤で、従来は鉱物油系の消泡剤で対応していた。本技術の活用により、水質汚濁に係る環境基準を満足し、水生生物に悪影響が無いことから周辺環境への影響抑制が図れる。
技術分野
  1. メイン分野
  2. 土木工事(施設別)
  3. 水路工
  4. シールド
  1. サブ分野1
  2. 土木工事(施設別)
  3. 水路工
  4. 推進工
  1. サブ分野2
  2. 環境配慮対策
  3. 水質保全対策
  1. サブ分野3
  2. 建設副産物
  3. 建設発生土
技術の概要  気泡シールド工法における気泡土の消泡を、気中【鋼車(トロッコ)、ベルトコンベヤ方式で搬出する場合】は勿論、液中【パイプライン内の循環泥水による流体輸送方式で搬出する場合】でも可能とするシリコーン系エマルジョン型(主成分:ジメチルポリシロキサン)の消泡剤で、従来は、鉱物油系の消泡剤で対応していた。
 本技術の活用により、環境基本法の公共用水域の水質汚濁に係る環境基準(人の健康の保護に関する環境基準27項目)を満足し、水生生物に悪影響がないことから周辺環境への影響抑制が図れる。また、消防法に規定された危険物でないこと、気中の場合、従来よりも少量で同等の消泡効果が得られることから安全性・経済性も向上する。
開発の
趣旨・目的
 気泡シールド工法の消泡剤にシリコーン系の材料を採用し、周辺環境への影響抑制および安全性・経済性の向上を図る。
適用範囲
(適用条件)
 気泡シールド工法が適用できる土質全てに適用可能である。
 特に、液中での消泡が可能で気泡シールド工法の掘削土流体輸送に効果が有る。
構造・材料諸元/
製品仕様
材料諸元:写真-1、2、添付資料製品安全データーシート参照
 ・一般名:シリコーン消泡剤乳化物
 ・別名:シリコーンエマルジョン水溶液
 ・成分:ジメチルポリシロキサン、シリカ、界面活性剤
 ・物理的状態:水溶性液体、乳白色、中性、引火点なし、発火点なし、爆発特性なし
特徴
(メリット)
 気泡シールド工法における気泡土の消泡剤をシリコーン系エマルジョン型(主成分:ジメチルポリシロキサン)としたことで次の特徴(メリット)が有る。
①環境基本法の公共用水域の水質汚濁に係る環境基準を満足し、周辺環境への影響抑制が図れる。【人の健康の保護に関する環境基準27項目を満足する(添付資料製品安全データーシート参照)】
②水生生物に悪影響を及ぼさないことから周辺環境への影響抑制が図れる。【魚類急性毒性試験(ヒメダカ):96時間LC50=10,000mg/L以上(写真-3参照)】
③消防法に規定された危険物でないことから、作業の安全性が向上する。
④気中での消泡の場合、従来よりも少量(80%:写真-4、添付資料参照)で同等の消泡効果が得られることから、経済性が向上する。
⑤液中での消泡によって、パイプラインによる掘削土の流体輸送(写真-5、6参照)が可能となることから、従来の鋼車(トロッコ)方式に比べ坑内作業の施工性が向上する。
⑥液中での消泡によって、掘削土の分級処理(写真-7参照)可能となることから、一次処理土が建設発生土として利用でき、周辺環境への影響抑制が図れる。
特徴
(デメリット)
 
採用実績
採用実績合計 24 件 農業農村整備事業 3 件
その他事業 21 件
  • 農業農村整備事業 参考実績

    年度の新しいものから順に表示(最大20件)

    発注者 施工年度 施工場所
    (都道府県名)
    件名 報文の有無
    中国四国農政局 2017 年度 徳島県 吉野川下流域農地防災事業第十幹線水路(1工区その3)建設工事
    中国四国農政局 2017 年度 徳島県 吉野川下流域農地防災事業第十幹線水路(1工区その5)建設工事
    中国四国農政局 2010 年度 徳島県 吉野川下流域農地防災事業北部幹線水路(板東・萩原工区)建設工事
  • その他事業 参考実績

    年度の新しいものから順に表示(最大20件)

    発注者 施工年度 施工場所
    (都道府県名)
    件名 報文の有無
    東日本高速道路株式(株) 2018 年度 東京都 東京外かく環状道路 本線トンネル(南行)東名北工事
    国土交通省 近畿地方整備局 2018 年度 京都府 国道9号京都西共同溝シールド工事
    国土交通省 関東地方整備局 2018 年度 神奈川県 横浜湘南道路トンネル工事
    東京都 2018 年度 埼玉県 朝霞浄水場から朝霞市膝折地内間送水管(2600mm)用トンネル築造工事
    東京都 2018 年度 東京都 立会川幹線雨水放流管その2工事
    高知市 2017 年度 高知県 送水幹線二重化(5工区)管渠築造工事
    福岡市 2015 年度 福岡県 席田雨水幹線築造工事
    東京都 2015 年度 東京都 王子西一号幹線工事
    静浜パイプライン(株) 2014 年度 静岡県 静浜幹線中央ライン M・J工区土木工事
    愛知県 2014 年度 愛知県 岡崎線耐震化送水管布設(その1)工事
連絡先情報
  • 連絡先を確認
    会社名 株式会社フジタ E-mail(メイン) isozaki@fujita.co.jp
    所在地 〒 1518570
    東京都渋谷区千駄ヶ谷4-25-2修養団ビル
    E-mail(サブ)
    TEL 0337962298
    担当部署 建設本部 土木エンジニアリングセンター 設計技術部 シールドGr. FAX 0337962304
    担当者 磯崎 智史 URL http://www.fujita.co.jp
その他の情報
積算の参考情報
(単価・歩掛等)
施工条件等により異なりますので、上記連絡先までご相談ください。
サポート体制 上記連絡先若しくは下記問合せ先までご相談下さい。 【問合せ先】  ・会社名:京浜ソイル株式会社  ・住所:〒232-0023 神奈川県横浜市南区白妙町5-69  ・担当者:永井文博(代表取締役)  ・TEL:045-231-4856  FAX:045-231-4081  ・MAIL:keihinsoil@mue.biglobe.ne.jp
特許

登録有

登録番号 第 5627082 号

登録番号 第 5826347 号

実用新案
他機関の認証制度への登録
(最大3件)
NETIS(国土交通省新技術情報提供システム) 登録番号 KT-110070-A
添付資料
発表文献
実績報文
カタログ・
パンフレット
単価・歩掛等
動画
その他