技術情報詳細
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技術情報詳細
登録番号 | 1145 | 登録年月 | 2015/06 |
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開発年 | 1997年 | 更新年月 | 2024/03 | |||
技術名称 | PP工法 | |||||
登録会社名 | 前田工繊株式会社 | |||||
開発会社名 | 前田工繊 株式会社 | |||||
技術の要約 | 本技術は多機能特殊ポリマーセメントモルタル(マグネライン)薄層巻立てによる既設RC橋脚耐震補強工法である.本技術の活用により,増厚による構造寸法の増大などの軽減が図られ,耐震補強設計時の設計制約に対する適応性が期待できる. | |||||
技術分野 | ||||||
技術の概要 | PP工法は,補強鉄筋を既設橋脚面に添わせ,所定のかぶりを確保するまでPAE系ポリマーセメントモルタル(マグネライン)を吹付けることで既設橋脚と一体化し,耐震性能を向上させる薄巻立て工法である. マグネラインは,コンパウンド(粉体)とエマルション(液体)とを使用する2材型の材料で,現場状況に応じて吹付施工か左官施工かの選択が可能である.また,材料特性が(一社)PCM工法協会発刊の「PAE系ポリマーセメントモルタルを用いたコンクリート構造物の補修・補強に関する設計・施工マニュアル(案)」に明示されており,中性化や塩害に対する照査も可能である. |
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開発の 趣旨・目的 |
現在のRC橋脚の一般的な耐震補強工法はRC巻立て工法である.RC巻立て工法は,巻立て厚さが250mm以上を必要とし,河積阻害率や建築限界等の制約や橋脚基礎への負担の増加などの問題から採用が困難な場合がある. そこで,RC巻立て工法と同等の耐震性能を有しながら,巻立て厚さをRC巻立てと比べ薄くすることを目的に多機能特殊ポリマーセメントモルタルを用いた本工法を開発した. |
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適用範囲 (適用条件) |
対象構造物 ・既設RC橋脚の耐震補強工事 (道路橋,水管橋,鉄道橋,歩道橋など) ・既設RC門柱の耐震補強工事 (水門,樋門など) 現場状況 ・河川内での施工には,仮締切が必要 ・著しい乾燥,強風,直射日光,降雨などから避けるような養生が必要 |
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構造・材料諸元/ 製品仕様 |
○品質管理項目 (規格値) 圧縮強度 30.0N/mm2 以上 曲げ強度 6.0N/mm2 以上 付着強度 1.5N/mm2 以上 クリアフロー試験 180±40mm (吹付施工) 詳細は,材料カタログおよびマニュアルを参照 |
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特徴 (メリット) |
【メリット】 ・RC巻立てと比べ補強厚さを薄くする事が可能である. ・死荷重の増加が少ない. ・型枠および大型重機が不要である. ・マグネラインの吹付けは,湿式吹付けであり粉塵が少ない. ・同一材料で左官施工と吹付け施工が行える. |
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特徴 (デメリット) |
【デメリット】 ・暑中での施工時に,ホース内の閉塞が発生する可能性がある. |
採用実績
採用実績合計 | 865 件 | 農業農村整備事業 | 10 件 |
その他事業 | 855 件 |
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農業農村整備事業 参考実績
年度の新しいものから順に表示(最大20件)
発注者 施工年度 施工場所
(都道府県名)件名 報文の有無 北陸農政局 加治川二期農業水利事業所 2014 年度 新潟県 平成25~26年度 加治川農業水利事業加治川第2頭首工改修建設工事 無 埼玉県大里農林振興センター 2016 年度 埼玉県 26大比第302号橋梁耐震補強工事 無 静岡県 西部農林事務所 2005 年度 静岡県 平成17年度かんがい排水(補修)三方原地区合併2工事(都田川水管橋) 無 石川県 羽咋農林事務所 2021 年度 石川県 令和3年度県営震災対策農業施設整備事業 於古川左岸地区 耐震補強工事 無 埼玉県春日部農林振興センター 2021 年度 埼玉県 総選除)3古第101号古利根堰耐震補強工事 無 愛知県 東三河農林水産事務所 2017 年度 愛知県 たん水防除事業 磯辺地区 第一排水機場その10工事 無
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その他事業 参考実績
年度の新しいものから順に表示(最大20件)
発注者 施工年度 施工場所
(都道府県名)件名 報文の有無 国土交通省 関東地方整備局江戸川河川国道事務所 2017 年度 埼玉県 H27八潮水門耐震対策工事 無 国土交通省 近畿地方整備局京都国道事務所 2014 年度 京都府 国道171号九条橋他補修工事 無 福井県 丹南土木事務所 2013 年度 福井県 万代橋 橋脚耐震補強工事 無 国土交通省 四国地方整備局高知河川国道事務所 2013 年度 高知県 波介川水門耐震対策外工事 (西畑樋門) 無 神奈川県 厚木土木事務所 2013 年度 神奈川県 H25橋りょう補修工事 県道508号(厚木城山) 昭和橋 無 国土交通省 北陸地方整備局金沢河川国道事務所 2013 年度 石川県 梯川逆水門耐震補強工事 無 国土交通省 東北地方整備局北上川下流河川国道事務所 2013 年度 宮城県 北上川下流登米石巻地区堤防補修その他工事(鴇波水門) 無 静岡県 下田土木事務所 2013 年度 静岡県 一般国道414号 国道橋梁補修工事(七滝高架橋補強工) 無 国土交通省 九州地方整備局大隅河川国道事務所 2013 年度 鹿児島県 垂水管内耐震補強工事 (桜島大観橋) 無 東京都 第五建設事務所 2012 年度 東京都 三之橋耐震補強工事 無 東日本高速道路株式会社 2022 年度 北海道 道央自動車道水車川橋耐震補強工事 無 西日本高速道路株式会社 2022 年度 山口県 周南高速道路事務所管内橋梁耐震補強工事 山田高架橋 無 中日本高速道路株式会社 2022 年度 神奈川県 新湘南バイパス赤羽根高架橋コンクリート橋耐震補強工事 無 本州四国連絡高速道路 2021 年度 岡山県 西田高架橋他9橋耐震補強工事 無
連絡先情報
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会社名 前田工繊 株式会社 E-mail(メイン) m_ookubo@mdk.co.jp 所在地 〒 5410059
大阪府大阪市中央区博労町3-6-1御堂筋エスジービル9FE-mail(サブ) TEL 08063622126 担当部署 構造物メンテナンス推進部 FAX 担当者 大久保 誠 URL https://www.maedakosen.jp/products/579/
その他の情報
積算の参考情報 (単価・歩掛等) |
積算基準を参照 ※見積詳細は,別途お問合せ下さい. |
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サポート体制 | 問合せ窓口 前田工繊 ㈱ http://www.maedakosen.jp/mdk/company/office (一社)PCM工法協会 (協会会員 全国 約120社) https://www.a-pcmm.jp/ | |||||
特許 |
無 |
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無 |
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実用新案 | 無 | |||||
他機関の認証制度への登録 (最大3件) |
NETIS (新技術情報提供システム) | 登録番号 KT-980187-V | ||||
東京都 (新技術情報データベース) | 登録番号 101019 | |||||
静岡県 (新技術・新工法データベース) | 登録番号 1263 |
添付資料
発表文献 |
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実績報文 | |
カタログ・ パンフレット |
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単価・歩掛等 |
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動画 | |
その他 |