技術情報詳細
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技術情報詳細
登録番号 | 1225 | 登録年月 | 2022/02 |
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開発年 | 2011年 | 更新年月 | 2024/06 | |||
技術名称 | CMT改築推進工法 | |||||
登録会社名 | 株式会社 推研 | |||||
開発会社名 | 株式会社 推研 | |||||
技術の要約 | 岩盤推進を目標として開発されたCMT工法(複合推進工法)技術の強い掘削トルクに加えて、泥土圧による切羽管理と切羽の目視点検(点検扉の装備)ができる特長を活かして、我が国で初めて大中口径管に対応できる改築推進掘進機である。 | |||||
技術分野 | ||||||
技術の概要 | CMT改築推進技術は、掘進前に旧管内をモルタルなどで充填し、旧管の全面又は一部を切削・破砕しながら掘削土及び破砕片は吸引排土方式で回収し、新設管を布設替えする技術である。本工法では、切羽の安定を保持するために面板加圧方式を採用している。元押ジャッキの推進力を掘進機後部に装備したアダプタリング及び推力点ジャッキを介してカッタヘッドの面板に伝達する(推力点圧力)。これにチャンバ内圧力を加えることによって切羽の土圧及び地下水圧に対抗し、切羽の安定を図る。推力点圧力をリアルタイムに把握、制御することによって、安定した破砕力の確保と土質や旧管などの変化に迅速に対応する。カッタヘッド先端の中心部に設置された噴射口から注入され混合撹拌して泥土化した掘削土などをチャンバ及びスクリュウコンベア内に充満させ、スクリュウ回転数と排土口の開閉ゲ-トの調整によって、チャンバ内圧力を調整して泥土を排土槽に運ぶ。泥土は吸引排土設備によって坑外へ搬送される。 | |||||
開発の 趣旨・目的 |
CMT改築推進工法の開発にあたって、基本となるCMT工法の特徴を基に「安定した切羽管理」を実現し、安心・安全に施工できる改築推進工法を目指した。具体的には、 ①切羽管理を確実に行い、推進管理及び土量管理が徹底して確実なこと。 ②目視により切羽点検ができること。 ③既設管路の弛みなどを確実に修正できること。 ④推進延長などを考慮した機内からのビット交換が可能なこと。 ⑤既設管の破砕残骸を極力回収できること。 などを開発のコンセプトとした。 | |||||
適用範囲 (適用条件) |
【適用条件】 新設管適用径 : Φ800~Φ1500mm 旧管適用径 : Φ200~Φ1500mm 旧管適用種 : 開削用鉄筋コンクリ-ト管(A型管、B型管) 開削用陶管 施工可能延長 : 200m 適用旧管基礎工 : 木材基礎工、コンクリ-ト基礎工、※鉄筋コンクリ-ト基礎工 ※鉄筋コンクリ-ト基礎工は別途検討が必要です。 |
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構造・材料諸元/ 製品仕様 |
CMT複合掘進機(Φ800~1500mm) カッタ-ヘッドの種類 ・ロ-ラ-型ヘッド |
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特徴 (メリット) |
【メリット】 ・旧管の蛇行は、改築用掘進機の方向制御ジャッキにより計画した勾配に修正することが可能。 ・老朽管から新設管へと入替され、将来にわたって数十年以上の供用が可能。 ・新設管の増径ができ、近年頻繁に発生する集中豪雨等による流量増加にも対応可能。 ・旧管の破砕ガラ、鉄筋を完全に回収可能。 |
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特徴 (デメリット) |
【デメリット】 ・用水等が供用中の場合は、施工区間の切り回しを行うための仮排水工事が必要となる。 農業用水では、工事期間を渇水期とすれば、仮排水設備は必要としない。 |
採用実績
採用実績合計 | 4 件 | 農業農村整備事業 | 1 件 |
その他事業 | 3 件 |
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農業農村整備事業 参考実績
年度の新しいものから順に表示(最大20件)
発注者 施工年度 施工場所
(都道府県名)件名 報文の有無 関東農政局大井川用水農業水利事業所 2016 年度 静岡県 大井川用水(二期)農業水利事業 瀬戸川左岸幹線水路整備工事(その6) 有
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その他事業 参考実績
年度の新しいものから順に表示(最大20件)
発注者 施工年度 施工場所
(都道府県名)件名 報文の有無 宇城市 経済部 農林水産課 2021 年度 京都府 萩尾隧道(用水路)災害復旧工事 無 木津川市 建設部 2020 年度 京都府 内垣外地区排水路敷設工事 無 宇部市下水道部下水道維持課 2015 年度 山口県 第72工区西部浄化センタ-合流幹線(改築)工事 無
連絡先情報
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連絡先を確認
会社名 株式会社 推研 E-mail(メイン) okamura@suiken-cmt.co.jp 所在地 〒 5470002
大阪府大阪市平野区加美東4-3-48E-mail(サブ) TEL 0643036026 担当部署 営業部 FAX 0643036029 担当者 岡村 道夫 URL http://www.suiken-cmt.co.jp
その他の情報
積算の参考情報 (単価・歩掛等) |
・平成29年度技術資料をCMT工法協会より発刊している。 ・単価等については、毎年改訂を行っている。 ・歩掛については、下水道用設計標準歩掛表、土木工事標準積算基準書、土木工事積算基準 に準拠し、一部は協会独自のものを使用している。 ・詳細は、CMT工法協会へお問い合わせください。 |
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サポート体制 | 問合せ先 : CMT工法協会 http://suiken-cmt.co.jp 参考資料 : CMT改築推進工法カタログ CMT改築推進工法技術資料詳細は、CMT工法協会へお問い合わせください。 | |||||
特許 |
登録有 |
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有 |
登録番号 第 4646138 号 |
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実用新案 | 無 | |||||
他機関の認証制度への登録 (最大3件) |
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添付資料
発表文献 |
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実績報文 |
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カタログ・ パンフレット |
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単価・歩掛等 |
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動画 |
CMT改築推進工法(工法説明編).mp4 CMT工法協会((株)推研) CMT改築推進工法(工法実績編).mp4 CMT工法協会((株)推研) |
その他 |
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