技術情報詳細
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技術情報詳細
登録番号 | 0245 | 登録年月 | 2020/10 |
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開発年 | 1999年 | 更新年月 | 2020/10 | |||
技術名称 | 老朽化ため池改修技術 ボンテラン工法 | |||||
登録会社名 | 株式会社 森環境技術研究所 | |||||
開発会社名 | 株式会社 森環境技術研究所 | |||||
技術の要約 | ため池底泥土あるいは堤体掘削土に繊維質系泥土改良材「ボンファイバー」と固化材を添加・混合して高機能地盤材料に再資源化して堤体の改修・補強を行う技術です。 | |||||
技術分野 | ||||||
技術の概要 | 東北大学環境科学研究科教授高橋弘氏と森環境技術研究所が共同で開発したボンテラン工法は、ため池既設堤体掘削土と底泥土を原材料として、ため池近辺からの土質材料採取を不要とした自己完結型工法となる。 | |||||
開発の 趣旨・目的 |
ため池堤体の改修には強度や遮水性に優れた良質土が必要となるが、ため池周辺での入手は困難となっている。一方、老朽化ため池には底泥土が超軟弱な状態で堆積しており、捨土するにもそのままの状態では運搬することさえ容易ではない。 ところで、ため池改修工事では下流側は民有地の場合が多く、上流側を施工ヤードとして利用するため土質材料の含水比低下のための広い乾燥ヤードの設置は難しい。そこで筆者らは、狭小な改良ヤードを設置し上流側に厚く堆積した既設堤体掘削土と底泥土を遮水性ゾーンの土質材料に再資源化するボンテラン工法の開発を行った。本研究では繊維質物質多孔体の毛管ポテンシャルによる処理土の水分吸い上げ効果と団粒化に着目して、含水比低下割合すなわち蒸発速度を求め、先に報告されている室内試験結果と比較した結果、極めて高い蒸発速度が確認された。そのため、本工法の適用により、遮水性ゾーンの含水比を速やかに最適含水比Wopt付近に低下させ、決められた遮水性および所用のせん断強さを得ることが可能となり、ため池改修の品質確保と工期短縮が期待される。 |
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適用範囲 (適用条件) |
適用範囲 耐震性、漏水、クラック等変形により改修が必要なため池において、強度や遮水性に優れた良質土の確保が困難で、ため池底泥土を原材料として高機能地盤材料に再資源化して堤体の改修・補強を実施する場合に適用できる。 施工上の留意点としては、撹拌・混合は改良対象土を撹拌槽に投入し、撹拌用アタッチメントを装着した特殊バックホウによって、ボンファイバーおよび固化材の色が目立たなくなるまで十分混合することを原則とする。 |
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構造・材料諸元/ 製品仕様 |
材料:繊維質系泥土改良材「ボンファイバー」 製造工場:北海道、栃木県、埼玉県および岡山県の工場より出荷体制を整えております。 使用設備:撹拌槽、撹拌用アタッチメントを装着したバックホウ、積込用バックホウ 大規模なプラント設置が不要 特殊な機械を必要とせず、誰でも簡単に施工が可能 |
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特徴 (メリット) |
<ボンテラン工法の特徴> ため池底泥土が原材料となるため、良質土の購入と泥土処分が不要となり、環境負荷の低減と経済性が向上する。 <ボンテラン改良土の特長> ・クラックが発生しないため漏水防止と堤体補強に効果が発揮される。 ・乾湿繰返し・凍結融解に対する耐久性が向上する。 ・ため池が越流された場合の耐浸食性に優れている。 ・耐震性、特に液状化の抑制効果が高い。 ・既設堤体の間の変形を少なくして密着性を改善する。 |
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特徴 (デメリット) |
採用実績
採用実績合計 | 453 件 | 農業農村整備事業 | 51 件 |
その他事業 | 402 件 |
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農業農村整備事業 参考実績
年度の新しいものから順に表示(最大20件)
発注者 施工年度 施工場所
(都道府県名)件名 報文の有無 山形県置賜総合支庁 農村整備課 2022 年度 山形県 令和3年度(明許繰越)四ツ釜地区農村地域 防災減災事業(ため池整備)第1工区工事 無 山形県置賜総合支庁 農村整備課 2022 年度 山形県 令和3年度(明許繰越)飯坂地区農村地域 防災減災事業(ため池整備)第2工区工事 無 山形県置賜総合支庁 農村整備課 2022 年度 山形県 令和3年度大江三郷地区農村地域防災減災事業 (ため池整備事業)第2工区工事 無 和歌山県和歌山市 耕地課 2021 年度 和歌山県 令和3年度ため池改良工事和佐地区下和佐 無 大阪府泉州農と緑の総合事務所 2021 年度 大阪府 中津池改修(3)工事 無 大阪府泉州農と緑の総合事務所 2021 年度 大阪府 矢上池改修(3)工事 無 青森県東青地域県民局 水利防災課 2021 年度 青森県 大堤ため池第2号工事 無 和歌山県和歌山市 耕地課 2021 年度 和歌山県 令和3年度和坂池改修工事 無 宮城県角田市 農林振興課 2021 年度 宮城県 元年災第2-121号坂下ため池災害復旧工事 無 宮城県角田市 農林振興課 2021 年度 宮城県 元年災第2-123号庄司ため池災害復旧工事 無
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その他事業 参考実績
年度の新しいものから順に表示(最大20件)
発注者 施工年度 施工場所
(都道府県名)件名 報文の有無 千葉県 2020 年度 千葉県 利根川第6-1排水区雨水枝線工事(1-52工区) 無 宮城県仙台土木事務所 2020 年度 宮城県 増田川外河川管理業務委託 無 宮城県大崎市 都市計画課 2020 年度 宮城県 沢田防災調整池災害復旧附帯工事 無 秋田県雄勝地域振興局 2019 年度 秋田県 平成30年度床舞地区特定農業用管水路等特別対策工事(00405-K01) 無 北海道札幌建設管理部 2019 年度 北海道 旭川深川線地道債32交安工事 無 福島県県北建設事務所 2019 年度 福島県 道路橋りょう整備(再復)工事(橋梁下部) 無 中国地方整備局 2018 年度 鳥取県 鳥取西道路良田外改良工事 無 独立行政法人水資源機構利根導水総合事務所 2018 年度 埼玉県 大規模地震対策宗岡副水路堤外部中流外工事 無 宮城県仙台土木事務所 2017 年度 宮城県 平成27年度県債311地震災1049-0015高城川河川災害復旧工事(その2) 無 宮城県気仙沼土木事務所 2016 年度 宮城県 面瀬川河川他災害復旧工事(その1) 無
連絡先情報
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連絡先を確認
会社名 株式会社 森環境技術研究所 E-mail(メイン) info@mori-kankyo.co.jp 所在地 〒 9960071
山形県新庄市小田島町7-36E-mail(サブ) TEL 0233220832 担当部署 ボンテラン事業部 FAX 0233220932 担当者 内田 博章 URL https://mori-kankyo.co.jp
その他の情報
積算の参考情報 (単価・歩掛等) |
ボンテラン工法 積算資料参照(詳細は添付資料「ボンテラン工法積算資料」を参照ください。) | |||||
サポート体制 | 詳細は上記の連絡先までお問い合わせください。 | |||||
特許 |
申請中 , 登録有 |
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有 |
登録番号 第 3756728 号 |
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実用新案 | 無 | |||||
他機関の認証制度への登録 (最大3件) |
国土技術開発賞 | 登録番号 第9回 入賞 | ||||
ものづくり日本大賞 | 登録番号 第6回 経済産業大臣賞受賞 | |||||
土木学会「土木技術十二選」に選定 | 登録番号 2022年1月号掲載 |
添付資料
発表文献 |
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実績報文 |
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カタログ・ パンフレット |
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単価・歩掛等 |
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動画 |
芳賀池造成工事施工動画.mp4 株式会社森環境技術研究所 綾瀬川掘削工事施工動画.mp4 株式会社森環境技術研究所 芋川河道閉塞緊急対策工事施工動画.mp4 株式会社森環境技術研究所 |
その他 |