技術情報詳細
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技術情報詳細
| 登録番号 | 0353 | 登録年月 | 2017/04 |
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| 開発年 | 2009年 | 更新年月 | 2017/04 | |||
| 技術名称 | なおしタル工法 | |||||
| 登録会社名 | 株式会社ニューテック | |||||
| 開発会社名 | 株式会社ニューテック | |||||
| 技術の要約 | 高品質モルタルを用いた湿式吹付け工法。高チクソトロピー性を付与したモルタルで施工中のダレがなく、厚付け性に優れる。また、耐摩耗性、耐凍害性にも優れており、開水路等の表面被覆に適用されている。 | |||||
| 技術分野 |
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| 技術の概要 | 本技術は、高チクソトロピータイプの特殊ポリマー系モルタルを用いた湿式吹付け工法で、従来はポリマーセメントモルタルを用い吹付け工法で対応していた。モルタル中の材料の粒度分布の調整及び特殊ポリマーを用いた本技術の活用により厚付け施工を可能とした工期短縮に繋がる。従来のポリマーセメントモルタルを用いた吹付け工法では1回の吹付け量が10mm～30mmと小さく100mm以上の断面修復を行う場合は3～4回の吹付けを行うか、液状急結剤を併用して対応していた。また、従来のポリマーセメントモルタルはポリマー(エマルジョン)の混入が、物性的には圧縮強度、静弾性係数、耐火性能等の低下につながる場合が多く、施工性ではコテ仕上げの際のベタツキが多く仕上げが困難な場合もあり、本技術ではその問題を解決できる。断面修復はもちろん厚さ5～10mmの表面被覆補修にも使用でき、耐摩耗性、平滑仕上げ性（粗度係数）にも優れて性能を発揮できる。 | |||||
| 開発の 趣旨・目的 |
従来の断面修復用ポリマーセメントモルタルでは、ダレがありコテの場合、吹付けの場合の双方とも厚付けが不可能であった。また、セメントコンクリートの補修に当っては材料物性がコンクリートに近いもの(無機系)が良いだろうとのコンセプトより開発に手がけた。ダレの問題はチクソトロピー性能を付与させること、無機系に近くするにはポリマー(エマルジョン)を使用せず特殊ポリマーで対応した。 | |||||
| 適用範囲 (適用条件) |
適用不可能な範囲としては、水中での施工と断面修復に於いては劣化が構造的に問題がある場合で、それを除く殆どのコンクリート構造物(土木・建築)の規模に関係なく適用可能である。自然条件では気温5℃～35℃の範囲とし、プラント設置スペースは延長5m×幅3m程度で使用機材はミキサ、ポンプ、コンプレッサ、ホース、吹付ガン等である。また、プラントからの圧送距離は通常の場合で水平で50m、垂直25mまで可能。 | |||||
| 構造・材料諸元／ 製品仕様 |
なおしタル工法使用材料 ①なおしタルN(標準タイプ)20kg/1袋、練り上り量10.5ℓ、1900kg/m3 ②なおしタルNF(一般土木、寒冷地対応用)25kg/1袋、練り上り量12.9ℓ、1925kg/m3 ③なおしタルH(高強度タイプ)20kg/1袋、練り上り量10.0ℓ、2000kg/m3 ④なおしタルコートFP（専用プライマー） ⑤なおしタルコートＦＡ（コテ仕上げ助剤・養生剤） ⑥なおしタルプロテクト‐リペア（表面被覆・表面保護・表面補修） |
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| 特徴 (メリット) |
メリット ①厚付け可能なことより断面または断面深さが大きい場合等工期の大幅な短縮 ②無機に近いことよりコンクリートの物性に近い ③高強度タイプ(圧縮強度70N/mm2以上材齢28日)のモルタルがあり、従来のポリマーセメントモルタルでは殆どの場合、対応不可能であったが、本技術では可能である。 |
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| 特徴 (デメリット) |
デメリット ①従来のポリマーセメントモルタルとは練り上りの性状が違うことより注意が必要 | |||||
採用実績
| 採用実績合計 | 700 件 | 農業農村整備事業 | 30 件 |
| その他事業 | 670 件 |
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農業農村整備事業 参考実績
年度の新しいものから順に表示（最大20件）
発注者 施工年度 施工場所
（都道府県名）件名 報文の有無 東北農政局 平鹿平野農業水利事業所 2020 年度 岩手県 国営施設応急対策事業 須川地区 無 北陸農政局 加治川二期農業水利事業所 2020 年度 新潟県 加治川用水農業水利事業 乙見江支線用水路 無 長野県 農地整備課 2020 年度 長野県 県営かんがい排水事業 芋川地区 水路補修 無 群馬県 東部農業事務所 2019 年度 群馬県 農業水路等長寿命化・防災減災事業 長野堰 無 岡山市 耕地課 2019 年度 岡山県 久具水路補修工事 無 東北農政局 岩手山麓農業水利事業所 2019 年度 岩手県 岩手山麓水利事業 北部主幹用水路その他補修 無 北陸農政局 新川流域農業水利事業所 2019 年度 新潟県 新川流域二期農業水利事業 旧木山川排水機場 無 富山県 農村整備課 2019 年度 富山県 基幹水利施設 牛ヶ首2期地区牛ヶ首用水路 無 福島県 相双農林事務所 2019 年度 福島県 水利整備幹線保全型3001工事岩部地区 無 東北農政局 岩手山麓農業水利事業所 2019 年度 岩手県 岩手山麓水利事業 北部主幹用水路（その10） 無
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その他事業 参考実績
年度の新しいものから順に表示（最大20件）
発注者 施工年度 施工場所
（都道府県名）件名 報文の有無 国土交通省 東京国道事務所 2020 年度 東京都 R2国道6号新葛飾橋（上り）耐震補強工事 無 越前市 都市計画課 2020 年度 福井県 波坦橋・定河原橋改修工事 無 大崎市 建設課 2020 年度 岡山県 桂坪地区（その4）暗渠排水工事 無 中野市 道路河川課 2020 年度 長野県 道路メンテナンス事業 越橋橋梁補修工事 無 郡山市 道路維持課 2020 年度 福島県 橋梁修繕工事（八雲大橋） 無 千葉県 柏土木事務所 2020 年度 千葉県 防災安全交付金（交通安全）工事（自動車道整備） 無 鳥取市 鳥取南地域工事事務所 2020 年度 鳥取県 単市事業 農業用施設補修業務（その3） 無 茅野市 建設課 2020 年度 長野県 自然災害防止事業山口沢川改修工事 無 兵庫県 道路整備課 2020 年度 兵庫県 （主）宝塚唐堰線他 緊急小規模道路工事 無 愛知県 豊田加茂建設事務所 2020 年度 愛知県 道路災害防除工事（防災安全）一般国道150号 無
連絡先情報
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連絡先を確認
会社名 株式会社ニューテック E-mail（メイン） kasahara@kknewtech.co.jp 所在地 〒 1740056
東京都板橋区志村１丁目２番９号E-mail（サブ） TEL 0359189688 担当部署 建材グループ FAX 0359189687 担当者 笠原 秀夫 URL http://www.kknewtech.co.jp/
その他の情報
| 積算の参考情報 (単価・歩掛等) |
農林水産省 土地改良工事積算基準適用（東京都内施工） 【なおしタルNＦ】 表面被覆工 ｔ＝10mm 左官工法材工 9,800円/m2 表面被覆工 ｔ＝10mm 湿式吹付け工法材工 9,800円/m2 断面修復工 ｔ＝30mm 左官工法材工 46.300円/m2 （別途歩掛見積参照） | |||||
| サポート体制 | 本技術に用いる高チクソトロピータイプの特殊ポリマー系モルタルは、国立大学法人宇都宮大学とドーピー建設工業株式会社、株式会社ニューテックの3社共同開発製品である。開発者である宇都宮大学藤原浩巳教授には製品の品質確保・改善、現場における同製品の使用方法等のご指導を頂いている。また、2015年9月に「なおしタル工法研究会」を設立し、全国の工事に対応できる体制作りをしている（2017年1月現在 会員数：20社）。 | |||||
| 特許 |
登録有 |
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有 |
登録番号 第 5555450 号 |
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| 実用新案 | 無 | |||||
| 他機関の認証制度への登録 (最大3件) |
NETIS（国土交通省新技術情報提供システム） | 登録番号 KT-100051-VR | ||||
添付資料
| 発表文献 |
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| 実績報文 | |
| カタログ・ パンフレット |
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| 単価・歩掛等 |
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| 動画 |
なおしタル工法施工ビデオ.mp4 (株)ニューテック |
| その他 |