技術情報詳細

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技術情報詳細
登録番号 1381 登録年月 2023/09

開発年 2023年 更新年月 2023/09
技術名称 ハイブリッドシステム(HyW)工法
登録会社名 ハイブリッドシステム工法協会
開発会社名 ハイブリッドシステム工法協会
技術の要約 一次覆工のさや管を推進・シールド併用工法で構築し、二次覆工でダクタイル鉄管(本管)を布設する。さや管と本管の口径差が3口径以上で施工が可能である。
技術分野
  1. メイン分野
  2. 土木工事(施設別)
  3. 水路工
  4. 推進工
  1. サブ分野1
  2. 土木工事(施設別)
  3. 水路工
  4. シールド
  1. サブ分野2
  2. 土木工事(施設別)
  3. 水路工
  4. 水路トンネル
  1. サブ分野3
  2. 土木工事(施設別)
  3. 水路工
  4. その他
技術の概要 本技術は長距離、急曲線を含む線形での管路構築に対応し、さや管構築が推進工法とシールド工法とを併用し、さらに本管の布設は持込工法と押込工法とのハイブリッド施工という、双方の特長を合わせ持ったダブルハイブリッドの非開削工法である。
さや管の構築は、発進立坑から直線あるいは緩曲線を主体とする区間では、推進工法を用いて施工し、推進抵抗力や曲線半径の程度などから推進工法では限界となる位置の直前でシールド工法に切替え、施工する。その際、切替えのための立坑は不要である。
本管は、有圧管路に適用でき、耐震管であるPN形ダクタイル鉄管を用いる。PN形管は、呼び径 700㎜以上では管内から接合が可能であり、管の外側に接合作業スペースが不要となることから、過大なさや管口径を必要しない。さや管の口径は、本管より3口径大きくするだけで良い。
開発の
趣旨・目的
近年の課題とされている道路交通条件、既設地下構造物、周囲の生活環境への配慮といった、様々な諸条件に対応可能な非開削工法の開発に取り組んだ。そこで、さや管の構築を推進工法とシールド工法の個別の技術に着目し、2つの工法を融合することによるメリットを勘案し、経済性・確実性および優れた品質を提供できる究極の工法として、推進・シールド併用工法の開発に成功した。
また、本管の適用呼び径は700㎜~1500㎜で、さや管の口径は、本管より3口径大きくするだけで良く、狭空間での布設方法を確立しており、従来工法に比べ、さや管口径を小さくすることで経済性に優れている。
適用範囲
(適用条件)
【一次覆工(さや管構築)】
 呼び径:φ1000~2400㎜
 適用土質:普通土、砂礫土、岩盤
【二次覆工(本管挿入)】
 呼び径:φ700~1500㎜
構造・材料諸元/
製品仕様
推進・シールド併用型掘進機(φ1000~2400㎜)
エレクター付きセグメント台車(φ1000~1200㎜)
管運搬台車(ダクタイル鉄管φ700~1500㎜)
特徴
(メリット)
【メリット】
・ 推進工法のみで施工が不可能な長距離、急曲線を含む線形であっても、シールド工法に切り替えを行うことで施工可能である。
・ さや管と本管との口径差は3口径大きくするだけで良く、さや管径を小さくできる。
・ R=15mの急曲線でも、4mのダクタイル鉄管が通過でき、経済的な配管が可能である。
特徴
(デメリット)
【デメリット】
・ 推進・シールド併用工法は、推進工法の複数スパン案より高価となる場合がある。
採用実績
採用実績合計 5 件 農業農村整備事業 0 件
その他事業 5 件
  • その他事業 参考実績

    年度の新しいものから順に表示(最大20件)

    発注者 施工年度 施工場所
    (都道府県名)
    件名 報文の有無
    羽曳野市水道局 2021 年度 大阪府 第6次水道施設整備事業伊賀受水場低区 第2配水池送水管改良工事
    兵庫県企業庁 2020 年度 兵庫県 送水管布設工事(道場工区)
    姫路市水道 2020 年度 兵庫県 甲山幹線(第2工区)布設替工事
    横浜市水道局 2020 年度 神奈川県 別所線口径600㎜配水管布設替工事(その2)
    東大阪市上下水道局 2018 年度 大阪府 上小阪配水場受水管布設工事
連絡先情報
  • 連絡先を確認
    会社名 ハイブリッドシステム工法協会 E-mail(メイン) info@hyw.jp
    所在地 〒 5500014
    大阪府大阪市西区北堀江1-1-18 四ツ橋イーストビル6F(ヤマトガワ㈱内
    E-mail(サブ)
    TEL 0643955014
    担当部署 FAX 0665335997
    担当者 高木 啓介 URL http://www.hyw.jp
その他の情報
積算の参考情報
(単価・歩掛等)
設計積算資料として、下記を発刊している。
 技術資料(案) 
 設計積算資料(案) 
単価については、毎年、改訂を行っている。
歩掛については、下水道用設計標準歩掛表、土木工事標準積算基準書、土木工事積算基準に準拠し、一部は協会独自のものを使用する。
詳細は、ハイブリッドシステム工法協会までご相談ください。
サポート体制 問合せ窓口:ハイブリッドシステム工法協会  http://www.www.hyw.jp 参考資料:ハイブリッドシステム カタログ  技術資料(案)   設計積算資料(案)  詳細は、ハイブリッドシステム工法協会までご相談ください。
特許

申請中

登録番号 第 特願2018-242475 号

実用新案
他機関の認証制度への登録
(最大3件)
添付資料
発表文献
実績報文
カタログ・
パンフレット
単価・歩掛等
動画

工法説明資料.mp4

ハイブリッドシステム工法協会

その他