技術情報詳細
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技術情報詳細
登録番号 | 1143 | 登録年月 | 2015/06 |
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開発年 | 1990年 | 更新年月 | 2024/03 | |||
技術名称 | PT工法 | |||||
登録会社名 | 前田工繊株式会社 | |||||
開発会社名 | 前田工繊 株式会社 | |||||
技術の要約 | 本技術は多機能特殊ポリマーセメントモルタル(マグネライン)を用いたトンネル内面の補強工法である.トンネル覆工裏面へ裏込め注入をする際の注入圧および注入材死荷重の増加に対する補強に本技術が活用できる. | |||||
技術分野 | ||||||
技術の概要 | PT工法は,コンクリート内面に配置した補強用鉄筋と覆工とをPAE系ポリマーセメントモルタル(マグネライン)で一体化させる補修・補強工法である.一体化されたコンクリート覆工は,トンネルの内空断面を犯すことなく裏込め注入時の注入圧に対して補強でき,ポリマーセメントモルタルの効果によって耐久性も向上する. マグネラインは,コンパウンド(粉体)とエマルション(液体)とを使用する2材型の材料である.また,材料特性が(一社) PCM工法協会発刊の「PAE系ポリマーセメントモルタルを用いたコンクリート構造物の補修・補強に関する設計・施工マニュアル(案)」に明示されており,中性化や塩害に対する照査も可能である. |
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開発の 趣旨・目的 |
トンネル内面の補強工法には連続繊維シート接着工法がある.連続繊維シート接着工法は,炭素繊維シートもしくはアラミド繊維シートをエポキシ樹脂系の接着剤にて覆工に接着させる工法で,覆工の変状発生が外観から判断できないなどの維持管理に関して懸念がある. そこで,施工後の変状を外観で判断することが可能で,補強部と既設覆工とを一体化させ曲げ耐力を向上させる本工法を開発した. また,「覆工背面空洞充填対策工 設計・施工マニュアル(案);函館開発建設部,平成16年3月」にトンネル内面補強工法の1つとして記載されている. |
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適用範囲 (適用条件) |
対象構造物 ・トンネル ,導水路,排水路 現場状況 ・著しい乾燥,強風などから避けるような養生が必要 ・漏水がある場合,止水が必要 |
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構造・材料諸元/ 製品仕様 |
○品質管理項目 (規格値) 圧縮強度 30.0N/mm2 以上 曲げ強度 6.0N/mm2 以上 付着強度 1.5N/mm2 以上 クリアフロー試験 180±40mm (吹付施工) 詳細は,材料カタログおよびマニュアルを参照 |
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特徴 (メリット) |
【メリット】 ・定期的な目視検査を行うことで,変状を迅速に確認できる. ・施工対象面が湿潤状態であっても施工が可能である. ・片側交互通行による施工が可能である. ・将来的な非破壊検査が可能である. |
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特徴 (デメリット) |
【デメリット】 ・格子鉄筋の取り回しを行うスペースが必要である. |
採用実績
採用実績合計 | 58 件 | 農業農村整備事業 | 0 件 |
その他事業 | 58 件 |
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その他事業 参考実績
年度の新しいものから順に表示(最大20件)
発注者 施工年度 施工場所
(都道府県名)件名 報文の有無 北海道釧路総合振興局釧路建設管理部 2016 年度 北海道 別海厚岸線交付金散布トンネル補修 無 北海道開発局札幌開発建設部 2015 年度 北海道 一般国道231号石狩市雄冬法面補修外一連工事(尻苗トンネル) 無 北海道開発局小樽開発建設部 2014 年度 北海道 一般国道229号大森トンネル補修工事 無 北海道開発局小樽開発建設部 2014 年度 北海道 一般国道229号泊村興志内トンネル補修工事 無 北海道開発局札幌開発建設部 2013 年度 北海道 一般国道231号湯泊トンネル補修工事 無 北海道開発局旭川開発建設部 2013 年度 北海道 一般国道39号新大函トンネル補修工事 無 北海道開発局札幌開発建設部 2011 年度 北海道 一般国道276号千歳市支笏トンネル補修工事 無 北海道開発局稚内開発建設部 2010 年度 北海道 一般国道275号中頓別町寿トンネル補修工事 無 北海道開発局函館開発建設部 2010 年度 北海道 一般国道229号豊浜トンネル補修工事 無 北海道開発局函館開発建設部 2008 年度 北海道 一般国道229号茂津多トンネル補修工事 無 北海道開発局 室蘭開発建設部 2020 年度 北海道 一般国道36号室蘭市汐見トンネル補修ほか一連工事 無 水資源機構 2017 年度 千葉県 房総導水路緊急改築上野地区トンネル補強外工事 無 北海道開発局 2020 年度 北海道 時雨トンネルほか1補修工事 無
連絡先情報
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連絡先を確認
会社名 前田工繊 株式会社 E-mail(メイン) m_ookubo@mdk.co.jp 所在地 〒 5410059
大阪府大阪市中央区博労町3-6-1御堂筋エスジービル9FE-mail(サブ) TEL 08063622126 担当部署 構造物メンテナンス推進部 FAX 担当者 大久保 誠 URL https://www.maedakosen.jp/products/581/
その他の情報
積算の参考情報 (単価・歩掛等) |
見積詳細は,お問合せ下さい. | |||||
サポート体制 | 問合せ窓口 前田工繊 ㈱ https://www.maedakosen.jp/company/about/office/ (一社) PCM工法協会 (協会会員 全国 約120社) https://www.a-pcmm.jp/ | |||||
特許 |
無 |
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無 |
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実用新案 | 無 | |||||
他機関の認証制度への登録 (最大3件) |
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添付資料
発表文献 | |
実績報文 | |
カタログ・ パンフレット |
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単価・歩掛等 | |
動画 | |
その他 |