技術情報詳細
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技術情報詳細
登録番号 | 1203 | 登録年月 | 2019/09 |
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開発年 | 2006年 | 更新年月 | 2024/01 | |||
技術名称 | NTRフォーム工法 | |||||
登録会社名 | エスティーエンジニアリング株式会社 | |||||
開発会社名 | エスティーエンジニアリング株式会社 | |||||
技術の要約 | 本技術は小型設備で施工できるウレタン空洞充填工法であり、引込み電源またはバッテリー電源での施工を選択できる。極めて狭隘な施工には特殊の小型注入機も用意している技術である。 | |||||
技術分野 | ||||||
技術の概要 | NTRフォーム工法は、既設の道路や水路トンネルの補修工事で、背面に生じた空洞を硬質発泡ウレタン(NTRフォーム)で充填する背面空洞充填工法である。材料はポリオール成分(A液)とイソシアネート成分(B液)を現場で撹拌混合して形成され、空洞部に充填する。発砲倍率は10倍~40倍があり、倍率の小さい材料ほど一軸圧縮強度は大きく、10倍~12倍発砲の材料は一軸圧縮強度が1.5~1.0MPaとセメント系注入材と同等の強度を有する。 | |||||
開発の 趣旨・目的 |
従来のセメント系注入材は、プラント設置面積や設備が大型で施工性に問題があった他、材料は発砲しないので資材の運搬量も大きく、単位重量が大きいため覆工コンクリートへの負担も大きかった。また強度発現までの養生時間も長く、クラック部からの流出、消泡などの課題があった。これらを解決するために小規模設備で施工でき、固化時間が短くて単位重量が小さく、一軸圧縮強度が同等な発砲材料の提供が期待されていた。これらを解決する目的で小型ポンプで空洞充填が可能なウレタン空洞充填工法、NTRフォーム工法を開発した。 | |||||
適用範囲 (適用条件) |
道路トンネル、導水路トンネルの背面空洞充填工事。直径1.5m程度の小径トンネルでも特種小型ポンプを採用すれば施工可能である。また坑口から極めて深い位置での施工では、施工用の電力ケーブルや長距離配管工事などを必要とせず、大容量バッテリーを搬入しての施工も可能である。 | |||||
構造・材料諸元/ 製品仕様 |
図表・写真の「構造・材料諸元/製品仕様」を参照してください。 | |||||
特徴 (メリット) |
①NTRフォームは10倍~40倍に発砲する為、材料の搬入量が縮減できる。 ②NTRフォームの密度(比重)が小さく、既設構造物への負担を軽減できる。 ③急速発砲硬化するライズタイムが80秒程で、注入材の漏れが生じず限定注入が可能。 ④水中でも発砲硬化して湧水のある空洞にも充填でき、独立気泡のため止水性に優れる。 ⑤施工ヤードが小さく、施工機械も小さいため狭隘地や移動回数の多い施工に優れる。 ⑥注入孔はφ32mm程度と小さく、ハンドドリルなどで容易に施工できる。 ⑦約30分で最終強度に達し、以後は膨張や収縮は殆ど生じず、耐久性に優れる。 ⑧「山岳トンネル工法におけるウレタン注入の安全管理に関するガイドライン(平成4年10月、日本道路公団)適合。 ⑨圧縮強度(発砲倍率)に応じて材料単価は大きく影響する。現場条件に合致する発砲倍率の選定が必要。 |
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特徴 (デメリット) |
特になし |
採用実績
採用実績合計 | 218 件 | 農業農村整備事業 | 15 件 |
その他事業 | 203 件 |
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農業農村整備事業 参考実績
年度の新しいものから順に表示(最大20件)
発注者 施工年度 施工場所
(都道府県名)件名 報文の有無 北海道開発局旭川開発建設部名寄農業開発事業所 2018 年度 北海道 剣和幹線用水路補修工事 無 近畿農政局大和紀伊平野事務所 2017 年度 奈良県 導水路トンネル補修 無 農林水産省 2011 年度 三重県 御薗第二サイホン放水路充填工事 無 中四国農政局 2011 年度 香川県 買田幹線水路改修工事 無 福島県 2010 年度 福島県 農村域環境保全整備工事2101工事長沼地区 無 九州農政局 2008 年度 宮崎県 都城盆地農業水利事業 木の川内導水路1工区建設工事 無 埼玉県川越農林振興センター 2007 年度 埼玉県 19古南第102号樋管補強工事 無 東北農政局最上川 下流沿岸農業水利事業所 2007 年度 山形県 最上川右岸幹線トンネル改修(その3)工事 無 九州農政局 2007 年度 宮崎県 平成18年度中信平二期農業水利事業 梓川幹線その2工事 無 関東農政局 中信平二期農業水利事業所 2007 年度 長野県 平成18年度中信平二期農業水利事業 梓川幹線その2工事 無
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その他事業 参考実績
年度の新しいものから順に表示(最大20件)
発注者 施工年度 施工場所
(都道府県名)件名 報文の有無 西日本高速道路(株) 2019 年度 大阪府 関西支社大阪地区保全工事 無 西日本電信電話(株) 2019 年度 大阪府 大坂東総30-REC0008電気通信設備工事 無 岸和田市道路維持課 2018 年度 大阪府 主要地方道 大阪和泉南線他舗装道路維持修繕工事 無 神奈川県土木部 2018 年度 神奈川県 H30年度R171号 新沢山トンネル保全工事 無 東京電力(株) 2017 年度 栃木県 鬼怒川発電所放水路 廃止斜坑陥没対策工事 無 東京電力(株) 2017 年度 神奈川県 落合発電所又沢水路補修工事 無 中部地方整備局富士砂防事務所 2017 年度 静岡県 由比地区集水井補修工事 無 東京電力(株) 2017 年度 長野県 中ノ沢発電所補修工事 無 奈良県五条土木事務所 2017 年度 奈良県 猿谷トンネル補修工事 無 東京電力(株) 2015 年度 長野県 中ノ沢発電所水路補修工事 無
連絡先情報
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連絡先を確認
会社名 NTRフォーム研究会 E-mail(メイン) info-enter@st-eng.co.jp 所在地 〒 5810833
大阪府八尾市旭ヶ丘1丁目108番地2E-mail(サブ) TEL 0729900250 担当部署 技術部 FAX 0729900251 担当者 菅原、谷山 URL http://www.st-eng.co.jp
その他の情報
積算の参考情報 (単価・歩掛等) |
・施工単価は個別物件の施工条件に応じて変動する。 ・①準備・マーキング工、②注入孔削孔工、③注入管設置工、④ウレタン注入工、⑤穴埋工・片付の各施工時間を算出して空洞充填1.0m3当りの施工単価を算出する。 ・NTRフォーム工法標準積算資料(案)を用意している。ただし、個別物件別の見積もりが必要。 ・NTRフォームの材料単価は12倍発砲で129,200円/m3、40倍発砲で38,750円/m3。 ・詳細は上記の連絡先にお問い合わせ願います。 |
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サポート体制 | 施工協会制であり、詳細は上記の連絡先にお問い合わせ願います。 | |||||
特許 |
無 |
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無 |
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実用新案 | 無 | |||||
他機関の認証制度への登録 (最大3件) |
NETIS(国土交通省新技術情報提供システム) | 登録番号 KK-110040-A | ||||
添付資料
発表文献 | |
実績報文 | |
カタログ・ パンフレット |
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単価・歩掛等 | |
動画 | |
その他 |
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