技術情報詳細

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技術情報詳細
登録番号 1312 登録年月 2020/10

開発年 2018年 更新年月 2023/12
技術名称 TG-NAP工法
登録会社名 可塑状グラウト協会
開発会社名 可塑状グラウト協会
技術の要約 水に希釈されにくく限定注入できる可塑状グラウトの特性はそのままに、新開発の無機系特殊安定剤の採用で、長い使用可能時間の確保やブリージングの低減を実現した、可塑状グラウト空洞充填工法です。
技術分野
  1. メイン分野
  2. 施設の長寿命化対策 コンクリート補強工法
  3. トンネル背面補強工法
  4. 背面注入工法
  1. サブ分野1
  2. 施設の長寿命化対策 コンクリート補修工法
  3. その他コンクリート補修工法
  4. 背面注入工法
  1. サブ分野2
  2. 土木工事(施設別)
  3. 水路工
  4. 水路トンネル
  1. サブ分野3
  2. 土木工事(施設別)
  3. 農道(道路)
  4. 道路トンネル
技術の概要  可塑状グラウト空洞充填工法である「TG-NAP工法」は、無機系特殊安定剤「TG安定剤」、特殊粘着剤「TG粘着剤」を混和したセメントスラリーのA液と、アルミニウム塩を主成分とする特殊可塑剤「TG可塑剤」を溶解したB液の二液を別々に注入箇所まで圧送し、ミキシングユニットを介して混合することで瞬時に可塑状グラウトを生成し空洞に注入充填する工法です。
 新開発の「TG安定剤」は、セメントの水和反応抑制(凝結遅延)および材料分離抑制の優れた特性を持っており、長い使用可能時間(24時間)、ブリージングの低減を実現し、長距離圧送も可能です。
 また、使用可能時間の確保により、一時的な作業休止であれば圧送管内に残置したグラウト材を再度圧送することが可能で、圧送管洗浄回数の削減や産業廃棄物の減量も期待できる、構造物のリニューアル、補修・補強に適した工法です。
開発の
趣旨・目的
 近年は長距離圧送を行う場合があり、日々の施工終了時や一時的な作業休止には、注入設備(注入機材、注入管など)の水洗いが必要となり、洗浄手間、材料ロス、排液などの増加が問題となっています。
 この度開発した「TG-NAP工法」では、水に強く、限定注入が可能な可塑状グラウトの特性を生かしながら、新開発の無機系安定剤「TG安定剤」を用いることで、注入材の長い使用可能時間の確保やブリージングの低減を目標とし、圧送性および、経済性の向上を実現しました。
適用範囲
(適用条件)
1.農業、電力、道路、鉄道、などの各種トンネルの背面空洞
2.河川構造物、港湾構造物などの水と接する背面空洞
3.限定注入が要求される施工箇所
4.長距離圧送が必要な施工箇所
構造・材料諸元/
製品仕様
図表・写真の「構造・材料諸元/製品仕様」を参照してください。
特徴
(メリット)
〈メリット〉
1.可塑性状なので、限定注入が可能で充填性に優れています。
2.水があっても希釈されず、均一な固結強度が得られます。
3.無機系特殊安定剤の混和で24時間の長い使用可能時間を確保できます。
4.圧送管などの水洗い削減で、注入時間の確保、排出液の減量を実現できます。
5.ブリージング(材料分離)の低減により長距離圧送が可能です。
6.固結後は清水、海水中でも長期に安定しています。
(別途資料添付「TG-NAP工法の耐久性について」)
特徴
(デメリット)
〈デメリット〉
1.屋外でのプラントヤードの確保が必要です。 
採用実績
採用実績合計 8 件 農業農村整備事業 0 件
その他事業 8 件
  • その他事業 参考実績

    年度の新しいものから順に表示(最大20件)

    発注者 施工年度 施工場所
    (都道府県名)
    件名 報文の有無
    国交省 北陸地方整備局 新潟港湾・空港整備事務所 2022 年度 新潟県 新潟港海岸(西海岸地区)突堤上部工事
    新潟県新潟地域振興局 新潟港湾事務所 2022 年度 新潟県 新潟港海岸(松浜地区)西埋立地護岸改良(その4)工事
    北越コーポレーション㈱ 新潟工場 2022 年度 新潟県 用水2号池底盤下空洞充填工事
    新潟県新潟地域振興局 新潟港湾事務所 2021 年度 新潟県 防安海老 第1801-92-00-01号 新潟港海岸(松浜地区)西埋立地護岸改良(その3)工事
    新潟県新潟地域振興局 新潟港湾事務所 2021 年度 新潟県 防安海老 第1801-92-00-04号 新潟港海岸(松浜地区)西埋立地護岸改良(その2)工事
    東北電力㈱ 2020 年度 新潟県 宮野原(発)えん堤護岸仮復旧工事(その2)
    東北電力㈱ 2019 年度 新潟県 宮野原(発)えん堤護岸仮復旧工事
    北越コーポレーション㈱ 2019 年度 新潟県 用水1号池底盤下空洞充填工事
連絡先情報
  • 連絡先を確認
    会社名 可塑状グラウト協会 E-mail(メイン) contact@kasojyo-g.com
    所在地 〒 1690072
    東京都新宿区大久保1-15-9グローリア初穂新宿Ⅲ502号㈱エルジー内
    E-mail(サブ)
    TEL 0332088660
    担当部署 事務局 FAX 0332088509
    担当者 鈴木 康之 URL http://www.kasojyo-g.com/
その他の情報
積算の参考情報
(単価・歩掛等)
上記連絡先にお問い合わせください。
サポート体制 上記連絡先にお問い合わせください。
特許

登録有

登録番号 第 5819557 号

実用新案
他機関の認証制度への登録
(最大3件)
添付資料
発表文献
実績報文
カタログ・
パンフレット
単価・歩掛等
動画
その他